どちらかというと短編
殆どの時間はレベリングや稼ぎに使って、シナリオ自体はかなり短い方。
精確言うとシナリオ本編やボス戦に使う時間は精々2時間未満なところ。
陰陽道や神道が主だが、所々中国の成分が取り込んでいて、中国人としてはかなり好感を持つ。
戦闘に関しては難しくなく、しっかりレベリングして稼ぎして、装備を揃えた前提なら大体初見で軽く勝てる。
というか最後主人公のクリティカル率を確保して、他キャラの支援からの落星三連発は最終ボスも一瞬で蒸発させる。
レイアに天命を使わせる必要なんて最初からなかった。
エンディングに関してはまぁ、きつく言うと職務放棄なんだが、そもそも押し付けられたもんで、元と言えば羅刹と人の戦も政治問題(アカネの新政に期待)になるから、ぼっぱらハッピーエンドと捉えてまず問題ない。
それでもレイアはもう少し幸せになって欲しい。時間足りないよ!
アカネはうむ、レイア去ったあと、報われる。。かな?そうであって欲しい。
総じてやってて損しない一作。
次作品あるならぜひもう少し長めな奴頼みます。
面白かったです。
システムを理解すると、敵がサクサク倒せるように。
最初はひたすら防御に徹して溜めて、機が来たら一気に連続攻撃で敵を撃破。
このパターンで雑魚は一掃でき、ボス戦でも応用ができます。
まあ、あえて要望を言うならば、装備枠をもうひとつ増やしてもいいのでは? 的なところでしょうか。
あと、全てを引き継いでの周回プレイができれば、もっと楽しめたのですが、周回がなかったのが残念。。。
シナリオがとても良い 女の子の乳がデカイ
ネタバレを含みます
プレイ時間はレベル99まで上げてエンディング2つ見て約15時間
稼ぐ前のラスボス到達はレベル70くらい
縛ったわけでは無いですが、レイアの天命や回復アイテムは使わずにクリア
良かった点
・シナリオ(付随する設定やキャラ設定等も含む)が非常に良い
・メニューから用語集が開ける
・誤字・脱字が殆ど無い
・女キャラが全員可愛い
・女キャラが全員巨乳
人によっては言う程巨乳か?くらいのも居ますが少なくとも貧乳はいません
・クリアしたダンジョンの最奥に居る固定ボスを何回でも狩れる
・ラスダンの稼ぎ効率が凄まじい
・自由度の高い装備選択で自分好みの戦闘スタイルに出来る
・ほぼいつでもセーブ
・戦闘不能時に経験値入手どころか、離脱中も含めて常に味方の経験値が統一
これはフリゲでも滅多に見られない、素晴らしい部分の一つです
・敵のステータスや味方のステータスが戦闘中に確認出来る
・←押下でのレベリング時の逃走は成功100%?少なくとも失敗したことが無い
・救済システムであるレイアの天命消費攻撃で基本的に戦闘面で詰むことが無い
・ノンフィールドタイプなので謎解きやダンジョンで迷うとかは一切なく、純粋に戦闘とシナリオの2つだけを楽しむことが出来る
・ラスダン突入前にレベルが20上昇する
作中で経過した時の流れと一体どれだけの羅刹を葬ってきたのか、というのが感じられて、とても良かった
・レイアがユイに会いに行くことを選択した
気になった点
・最序盤の難易度が高い(2人PTの時期)
・レイアの姿が天剣伝説の容姿と全く同じだったために物語中で厄介な事になる展開があるが、レイアの容姿をどうにかズラす事を誰も考えつかなかったのか?考えたけど実行しなかった理由は何かあるのか?と言う疑問がずっとありました。髪の毛を切るまではいかなくても、髪型を変えたり服装を変えたりするだけで少なくとも天剣姫神と誤解される事は防げたのでは?
・朱音が好きな人は脳が無事で済まない
・使わないスキルが結構多い
使えないわけではないですが、コストが重いものはシステムの関係上、非常に使いにくいので半分くらいは一回も使わないままクリア
いわゆる魔法にあたる神言も、強制入手のもの以外は買わずに終わってしまった
・難しい・読み方が分からない言葉が多い
勿論初回時には読みがなは出るし、用語集に載っている言葉は書いてありますが、それ以外であれ?これなんて読むんだっけ?ってなると確認する術が無い
以上です
序盤の2人PT、いきなり雑魚が強いので挫ける人も一定数居そうだなとは思いました。原因としては雑魚の耐久が高く、被ダメージは痛く、気魄と呼ばれるポイントが無いと殆ど何も出来ないので、装備やメンツが揃うまではかなり難しい(RPGに慣れていればそうでもないが)
3人PTになって最初の森の最奥のボスを安定して狩れる様になったらドロップする装備を売って装備も整え放題の稼ぎ放題になるので、一気に楽に、楽しくなります。とにかく序盤に耐えられるかどうかで評価が変わるかな、と個人的には思いました。
ボスに勝てなくてもレベリングさえすれば回復アイテム無しでクリア出来るし、最悪の場合はレイアの命を消費しても0になるまではペナルティも無いのでゲーム全体の難易度は高くありません。ので、序盤でのお話やキャラクターに魅力を感じたのなら是非とも最後までプレイしてほしいです。
プレイして良かったと思える、いいゲームでした。ありがとうございました。
戦闘が特徴的な、中編の和風ファンタジーノンフィールドRPG
多少経験値稼ぎした上で、ノベルパートをゆっくり目に読んで、クリア時間は11時間でした。
舞台設定やキャラクターは和風な雰囲気です。
シナリオはしっかりしており、文章量はそれなりにあります。
しかし堅苦しい雰囲気はなく、カジュアルに読むことができました。
戦闘システムが特徴的なので、通常のRPGに慣れている人は、少し戸惑うかもしれません。
しかし、仕組みに気付いて戦っていけば、それほど難しくはありません。
もし難しいと感じても、経験値稼ぎをしてレベルアップ上げするのは容易ですし、強敵でも一撃で倒してしまえる切り札も用意されています。
色々な攻略スタイルが可能なので、ライト層〜やり込み勢まで、幅広い層が楽しめる作品だと思います。
しっかりと作り込まれた世界観、ノベル寄りのノンフィールドRPG
伝奇モノの中編RPGですね。
テキスト量がかなり多めで、RPGパートとノベルパートのボリューム比で言うと3対7ぐらいでしょうか。しっかりとストーリーを読みたい方に特にオススメですが、戦闘もしっかりとしているので一般的なRPGがお好きな方も十分に楽しめるかと思います。
ストーリーは陰陽道をモチーフとしているように見受けられますが、そのまんま陰陽道というわけではなく、陰陽道に含まれる神道のエッセンスをより色濃くした感じです。この辺りのワードに興味のある方ならばドンピシャでしょう。
世界観の構築&説明は上手に行われており、自然な流れで必要な情報が不足なく解説される流れはなかなか気持ちの良いものとなっています。一方でキャラの心理描写や、心の動きについてはモヤっとする部分も多々あり、納得の行かない方もおられるかと思います。この辺りはネタバレになるので後述。
また、ストーリーそのものとは関係無いのですが、難読文字が頻出します。それらの文字は日頃から伝奇モノのゲームや書籍を楽しまれる方ならば目にする機会も多いかと思いますが、そうでない方は生まれて初めて目にするような文字も登場するのではなかろうかと。「悍しい」とか「諂う」とかですね。
戦闘の難易度はやや高めです。敵は雑魚であっても基本的に超火力なので、特に序盤は雑魚戦でも全滅しかねないバランスとなっています。しかしアイテムやお金は豊富に入手できるため、じゃぶじゃぶ使っていきましょう。戦闘終了時に死亡していても経験値は入るので、ガンガン死んでOKです。
なお、ある程度ゲーム慣れした方であれば、レベリング無し&ヒロインの超必殺無し&コンティニュー無し&消費アイテム無しでもクリア可能です。腕に覚えのある方は是非に。
グラフィックは全キャラにオリジナル立ち絵が用意されており、必殺技使用時にはカットインの演出も入ります。温泉イベントもあります。そして全員特盛りです。せっかくなのでギャラリーモードのようなものか、ギャラリーを兼ねたキャラ辞典なんかがあると良かったですね。TRUE ENDの特典とかでいかがでしょうか。
サウンドのセレクトも良く、いずれの曲も場面にマッチしています。しっかりと作り込まれた世界観が、BGMによって更に鮮やかに彩られていますね。
さて、お待たせしました。ここからネタバレを含む内容です。
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まず戦闘について。
BAD ENDのボスは倒せます。倒しても運命は変えられませんけれども。他の負けイベボスもしっかりとレベリングすれば倒せるのかもしれませんが、試していないのでわかりません。
戦闘の中身の話をしますと、本作の特徴的な要素である「チェイン」は超強力なシステムとなっており、1HITあたり3%ぐらい攻撃力が上昇するようです。このため、魂4で1倍5HITの技を使用するよりも魂1で0.75倍2HITの技を4回使った方が強いです。例えばMAX育成の零亞、影時、烈華で最終盤の強雑魚に対して全員が魂4+通常攻撃を行った場合は6HITで計3万程度のダメージですが、全員が魂1+通常攻撃を行った場合は27HITで計4.7万程度のダメージになります。高消費技は特殊効果もあるのですが、ダメージがあまりにも違い過ぎるため使う機会は無く。60HITまで行くと12万を超えてくるのでラスボスも即死です。
そういうわけで魂を貯めることが勝利に繋がるため、通常の神言は不要です。終盤で魂10増加の神言が手に入るので、ソレ→コンボを狙いましょう。
次にストーリーについて。
物凄く端折って言いますと「準ヒロインの婚約者が正ヒロインに(悪意は無いが)NTRされる」というアレな展開があるため、そういうのが苦手な方は注意が必要かもしれません。そうなる事情もありますし、文字面ほどえげつない展開ではないのですが、結果としてはそうなります。「君のいる町」というマンガ or アニメをご存知の方ならば、青大&柚希と明日香の関係と言えばピンと来るでしょう。
そして、ヒーロー&正ヒロインは準ヒロインを含めた全員から祝福されるという展開になるため、私はどうしてもヒーロー&正ヒロインを好きになる事ができず、必須の場面以外はずっとベンチウォーマーをさせていました。百歩譲って準ヒロインが命の恩人である正ヒロインを祝福するのはわかるとして、せめて他のメンバーは準ヒロインに同情してあげて欲しかったですね。いや、そういうメンバーでもないのですが。
当人たちの事情やこの世界(時代)の婚姻事情あたりを考えればこれが真っ当な結果なのでしょうが、それにしても準ヒロインが報われなさ過ぎる…これなら登場しない方が幸せだったのではなかろうかと。
といった感じで私はモヤっと感の残る結果となりましたが、そのような気持ちを抱くということはつまり、よく出来ているということだと思います。果たしてあなたは。
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