自己満足の極み
かなり出来が良いです。仲間集めてクリアするまでは非常に楽しめました。ですが楽しめたのはそこまでで、
裏面(トゥルーエンド)を進める過程でネットで攻略サイト見ないと進められない様なゲーム進行が増えていき、次第に違和感が出てきました。
そして、隠しを見つけないと話の途中でタイトル画面に戻る辺りで あ、これ自己満足ゲーだ。と確信しました。
基本的に、ネット見ないと進められない様な難しいゲーム全般ですが、
プレイヤーがゲーム内じゃ判らなくてネットを見に行かせた時点で制作としては負けだと自覚を持って欲しい。
例えば任天堂のゲームでネットで調べないと進め方判らない様なゲームってまず無いでしょ。そういうとこ。次回作に期待
バランスも運次第
マップの引き運もあるのでしょうが
自分はとある実在の学校名を用いたところ
初見でもとりあえず死者は出さない程良いバランスになっていました
主人公たちそれぞれのキャラクター作りが良いですね
程良く凡庸で 程良くヒーロー・ヒロインです
主人公を変えると
出だしの物語や終盤が変わって掘り下げられるところも変わるなど
ちょこちょこ工夫も入っています
飽きずに楽しめる要素がたくさんあり
周回要素も苦にならない作りでした
同じ作者の作品の中でも
妖刀伝と同じくとっつきやすい側に思います
多くの要素が高いレベルでまとまった良作だと思います。
とても楽しくプレイさせていただきました。ありがとうございました。
とりあえず速攻でゲームオーバー → Extra部屋見て諸々理解しつつEnd No.3 → あとは自力でEnd No.1という感じで、比較的順当にプレイできた気がします。
一度TRUEエンドにたどり着いてしまうとそこで気力が尽きてしまう性分なので、End No.2や各種実績は興味あったのですが断念しました。
主人公サイドにせよ、物語の「当事者」サイドにせよ、彼女らが内に抱える問題が、今回の事件を通して精神的な成長や相互の理解によって解決される、そのドラマがとても上質に面白く描かれています。そのドラマが展開される舞台として物語に余計な広がりや設定がなく、コンパクトに収まっていたのに好感を覚えました。
他の方が仰るように、主人公たちの順応性が高すぎるのは確かに感じるところですが。この作品らしいドラマを展開する上でもそのくらいが良かったのかなとも思います。最初くらいはもう少しパニック感を出しても良いとは思いますが……。
演出面でとても印象に残ったのはBGMです。キャラクターテーマにボス戦に探索に(というか全部ですが)、めちゃくちゃ贅沢ですよね。ボス戦とか良い意味でかなり露骨な作編曲だし、それ以外もモチーフを使いまわしたアレンジが多かったりして驚きました。
難易度も絶妙で楽しく遊べました。2周目以降はやはりマップ固定で挑んでしまうので、仲間と合流していく過程のハラハラ感が1周目でしか楽しめないのが少し惜しいですが。
裏ボスではなく完全ランダム+マップ拡張+セーブ不可みたいなルート?があったら挑戦していたかもしれないかなとも思います。
個性的なキャラが魅力的
裏ルートの3学期クリア。バッドエンドの22:30以内クリアをした上でレビューします。
【良かった点】
・6人の個性あるキャラクター達から主人公を選択できる。
・キャラクター各々の特徴を活かさないと一部クリアできない難易度設定になっているため、全キャラに役割がある。
・所々で会話劇があり、とても個性あふれていて面白い。
【人を選ぶ点】
・難易度が高く初見クリアはバッドエンドでも難しい。回復は伊丹と休憩のみでアイテムで回復することはできない点や影西がいなければ逃げることすらできない点、レベルが10レベルでカンストといったような制限の多さが個人的にはキャラの特徴を際立たせていると思ったので良い点だと思うが、ゴリ押しプレイやレベルを上げまくって余裕でクリアしたいタイプの人は楽しめない恐れがある。
・普通の中学生とは思えないメンタルお化けっぷり。私は楽しめたがここに違和感を覚える人もいるかもしれない。
・バッドエンドの22:30以内クリアを達成するために学校名ガチャを強いられる。私は「ナナ中学校」で良い構造を引きました。
・裏ルートの3学期クリアはかなりの鬼畜難易度になっており、戦闘の動きを最適化しなければクリアできない。ヒント部屋に戦術のヒントがあるが、一部同意できない助言もある。個人的に剣道着は影西のみ。虎伏で挑発は一切使わない作戦の方が安定した。
【不満点】
・七不思議のバスケ娘戦が低レベル攻略時に運ゲーとなる。フェイントを入れてくるタイミングにパターンがあるわけではないので恐らくランダムと思われる。私が気付いていないだけで何かの法則があるならばよいが、もし本当にランダムだとしたらそれは恵子の言っているような読み合いではなくただの運ゲーなので気持ちの良いものではない。
・影西と高杉のペアにのみ最終面で強制のザコ戦闘が入ること(他2ペアは避けることができる)。これによって真エンドの最高評価クリアは不可能になる。特に影西は逃げるコマンドの特徴があるため、5レベル未満クリアを目指す際に主人候補にしたくなる。最終面まで戦闘回数を最小にする工夫をしてきた末にこの仕様で詰んだので、実績全解除を目指していたが、気持ちが冷めてしまった。
キャラクター同士の掛け合いと周回が楽しい、ホラー風中編RPG
裏ボスまで撃破しました。
合計クリア時間は約15時間ほどです。
ノーマルエンドまでは約5時間ほどでした。
選ぶ主人公や、イベントの配置などによっては難しい場合もありますが、同じ校名で何度かプレイしてしまえば、難易度的には難しくないと思います。
最初はとにかく仲間を増やしていくのが楽しく、サバイバルホラーRPGという雰囲気が出ており、とても面白かったです。
主人公やパーティーメンバーによって、イベントの会話が細かく変わるので、周回を重ねても新鮮な気分で楽しめます。
ゲーム自体に時間の制限があるため、気が済むまでキャラを強化したいという人は、少しもどかしいかもしれません(ルートによっては際限のない稼ぎは可能ですが、あまり意味がないです)。
周回を重ねるごとに、ストーリーは違う展開を見せます。
実績を集めていくと見ることができるヒント部屋は、程よいアドバイスを貰えるので、快適なプレイを楽しめると思います。
ホラー風ではありますが、RPGとしてもしっかり作られているので、やり込み派の人でも満足できるのではないでしょうか。
ホラー風
ノーマルエンド(?)までプレイしました。
実績でいうと上から3つ目です。
気になった点が2点あります。
1.時限式イベントの期限設定がシビア
ネタバレ防止のために主語をぼかしますが、
一部のイベントは、一度プレイしてマップをあらかじめ覚えておき、
同じ学校名で最初から初めて、
必要な場所へ一直線に進んでギリ間に合うぐらいの期限設定でした。
これだけシビアだと学校名を固定せざるをえなかったです。
時間のあそびが少なすぎる印象でした。
自分なりに攻略ルートを作っていくのは楽しかったです。
2.中学生達がメンタルのおばけ
怪異に巻き込まれた学校が舞台。
廊下を魔物が徘徊しているような非日常的状況で、
家に帰れる保証は無いためパニックになってもよさそうなものですが
平然と冗談を言い合ったり恋の話をする中学生達が精神的に強すぎて異様でした。
本格的にビビッてるキャラは多分一人も居なかったと思います。
また度々メタ発言をするためゲームに入り込みづらかったです。
会話内容自体は笑えるネタが多くて面白かったです。
特に影西信人のオタク話が面白かったです。
階段の上り下りや壁の貼り紙を調べた時に
仲間同士のちょっとした面白会話が発生するため
ホラー的雰囲気はだいぶ薄れています。
ホラーが苦手な人でもプレイしやすいと思います。
ジャンルに書いてあるとおり、ホラー風です。
学校名が全ての始まり
ネタバレを含みます
ホラー要素はそこまできつくなく、自分のようにホラーが苦手な人間でも楽しめた。
選択したキャラにもよるが戦闘の難易度も高くない。
個人的に気になったのは制限時間のきつさ(特に0:00の第一リミット)。
「同じ学校名を入力すると同じマップになる」というシステムと
お助けアイテムのコンパス(重要ポイントが表示される)を一周目で活用し、
二周目ではタイムアタック染みた動きが求められるだろう。
更に武器のアップグレードまで考えれば5:00の第二リミットまでカツカツだ。
ヒント部屋の活用もしっかり考えないといけない。
個人的お薦めは『アスタ中学校』の高杉千絵スタート。
理科室の戦闘をスルーでき、外に出てすぐ右に行けば大和と出会えるし、
そこから左斜め上の体育館で日比野に会えばダッシュが解禁される。
後は適当に仲間を集めてバトルして千絵の『塩酸ガス』を解禁すれば美術室の蜘蛛戦も楽勝だ。
それでも時間制限はきついが。
そうやって走り回らされる中で、少しずつキャラクターの抱えた闇が浮き出てくる。
頼れる爆弾魔でキツイ性格の千絵も、とあるバトル後に闇を噴き出させる(すぐに浄化されるが)。
そして終盤でペアを組む気弱で逃げ回るばかりの男に現実を突きつけられ……
このゲームは周回を前提としているが、これだけ魅力的なキャラが多いとそれも苦にならない。
OPはそれぞれ違うし、EDでは最初に選ばなかったキャラが何を抱えていたかもチラリと見えてくる。
「他のキャラはどうしてこの学校に迷い込んだのだろうか」と気になってまたすぐに始めたくなる。
そして否が応なく何度も追体験させられる、この中学校で起きた悲しい事件。
現実感のない学校のなかで見せられる、とても現実味のあるやるせなさ。
学校名が否定され、その物語は本当に呆気なく幕を閉じる。
その学校名を肯定できるのは、プレイヤーである自分だけだ。
ただの「何度も補充可能な消費アイテム」と思っていたアレが、途端に意味を帯びてくる。
見方によっては全ての黒幕であり元凶であった彼女の背中を押してあげよう。
ずっと一人で戦い続けていた彼女の。
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