ネタバレにはなってないと思います、多分。
数年振りにプレイしてます。
以前もわりと楽しんでやっていましたが、大人になってからやってみると、また違った面白さを味わえます。
どれだけ時間をかけてプレイするかで、キャラやストーリーの印象が変わるゲームだと思います。
このゲームをより楽しむためのポイントとして、
・キャラクターに話しかけまくる
・色んなところを調べまくる(キャラごとに台詞が違います)
→プレイキャラの性格や心情がより理解できる
やり込み要素的なものが多いですが、普通にストーリーを進める分には、救済措置が色々ある親切設計なゲームだと思います。
このゲームでは特にキャラクターの会話がとても丁寧に作り込まれてると感じました。
話しかけたり調べたりするタイミングや順番、シチュエーションの違い等でキャラのセリフが少しずつ変わります。
印象に残ったところでいうと、
戦闘中の会話の頻度というのも設定できるのですが、頻度を一番多くしたとしても、ある特定の条件下で全く台詞を発しないキャラがいることもあります。そういうところでキャラの心情を表してる感じがしてすごくよかったです。
イベントごとに自動的にセーブしてくれる機能もあるので、好きなイベントを見返せる点もよかったです。
謎が残ったところがいくつかあるので、謎がいつか明かされてほしいなとこっそり期待しています。
個人的ベスト10に入るRPGの1つです。
伝えたい事から順に書いていきます。
魔方陣を使った戦闘システムは秀逸だと思いました。
魔方陣の指揮者やメンバーの並びによって、攻防力や使えるスキルが変わるシステムは良く練られていると。
何度も同じ場所を行ったり来たりするのが面倒というレビューを散見しますが、
これは学園生活が舞台となっているので、魔法学生の日常を描くという手法を考えれば許容範囲だし逆に醍醐味とも言えます。
そういう意味では、世界各地を転々と回るゲームを求める方には不向きな内容なのかもしれません。
また、キャラクター達には良くも悪くもリアリティがあるので、人によっては地味・淡白に映るかもしれませんが、
決して個性が無いとは感じませんでした。内気でトラウマに悩まされながらも芯の強さを感じさせるリタ、
常識人で気苦労の絶えないクート、温厚でメンバーの緩衝役となっているペオ、少々毒舌な面もあるコリー・・・
ただ、チャックにだけは嫌悪感を抱きました。このキャラの性格だけは雑で極端な面があり少々リアリティに欠けていたかと。
戦闘の難易度は丁度よく、ストーリー自体も分かり易いので詰まることはありませんでしたが、
謎解きに関しては少々理不尽に感じられ閉口する箇所がありました。
特に、行動を間違えると二度と手に入らなくなるアイテムがあり、しかもそれが更なるレアアイテムの入手条件になっているのは
やりすぎだと思いました。妙に意地悪な隠し通路で、頑張って手に入れたアイテムでもそれほど有益ではなかったり、など。
しかし、総合的に見ると短すぎず長すぎず、よくまとまっていてやり応えのあるゲームでした。
続編を想定している(いた?)ような節も見受けられるので、人によってはもやもやする伏線があるかもしれませんが、
個人的には本編だけで充分に楽しめました。この場を借りてクリエイター様にお礼申し上げます。有難うございました。
最後に、個人的に印象に残ったクリプトン先生の台詞を・・・
「ああ、無知なることのなんと心躍ることか!」
最初は微妙かなーと思ったけど、話が進むとだんだん面白くなってきました。
以下、個人的な感想です。
<良かった点>
丁寧に作りこんであって、ストーリー自体は、私は好みです。
会話が多いので仲間同士で探検してる感じが味わえて好き。
ちょっと閉鎖的に感じる世界観も嫌いではないです。
ストーリーが気になるのと、人数が揃わないと魔方陣が作れない設定は面白いなと思いました。
ミザリと闘うのに魔法陣は必須という設定なので重要。
適度に頭を使う謎解きも良かったです。
難易度が変えれる&どこでもセーブも親切でした!
<微妙だった点>
まず主人公を筆頭に、キャラ達にあまり魅力を感じませんでした。
パンチの効いてる小気味良いキャラは一人もいません。
全体的に地味~な印象で、茶色を使ってるのが多いからかなぁ?
視覚的にもパッとせず…。
性格的にも絵的にも華がないです。
主人公は否定的で暗い印象を最初からプレイヤーに与えます。
キャラの成長を謳っていて、自信がない理由はちゃんとあるのですが、序盤からその描写が何度かあり、まだまともに戦闘させてもらえないイライラ感が募ります。
(RPGなのにいつ闘うのこれ?と思ってました)
周りのキャラがあれこれ心配したり気を使ったりする場面が序盤は多いので、友情や絆ものは大好物ですが、全体的に地味で暗いせいで、なんだかと多少しつこく感じた。
RPGゲーで最初から「闘うことにやる気がなく否定的な暗い主人公」って、「さてゲームするぞ!」って時にいきなりハードル高めでした。
トリコのキャラ達の言動って決まりきってて
どこか模範的で予想が出来て、「一般的な良い子」であろうとして、平坦に感じるんです。
かと思えばチャックは押して押してばっかりの性格で、一辺倒なんですよね。
どのキャラにしろ、キャラの内面まであまり気にならない。
気になるほどの魅力を感じないので愛着が沸かないのですよ。
これなら、わかりやすいツンデレや無口クール系、へタレ天然とか
王道かつありふれたテンプレキャラのがまだ魅力的で印象に残ります。
どのキャラももう一捻りあって欲しかった。
どもキャラも印象が薄く、面白味も薄く、内面の可愛さも格好よさも感じない。
一般的なRPGみたく宝箱を空けまくって装備を整えていく訳でもないです。
なので学校から遺跡に行くまでのMAPも、変わり映えのないフィールドをひたすら歩くのは退屈でした。
目的地につくまで、楽しくないんですね。
それと、遺跡で何度も同じアイテムを選択して使うの面倒でした。
同じ時間をかけるなら、冠を持つ神の手、Ruina、らんだむダンジョンのが、キャラクターが魅力的で退屈することがまずない。
楽しかったです。
ただトリコの世界観とストーリーは嫌いではないです。
丁寧に作られてると思います。
ここまでのレビューは現行バージョンの1年以上古い情報しかありませんでしたので、Ver065での感想と旧いレビューへの問いかけを加えさせて頂きます。
是非、最新版Ver065をプレイされる事をお勧めします。
クリアすると「強者の間」というおまけ的戦闘が楽しめるように拡張されています。(2010Oct22現在、私がランキング1位です)
これは通常15時間位のプレイ時間を50時間近くかけて育ててもレベル10(40試合)突破がようやく可能なほどでしたので、戦闘好きの方にはお勧めでしょう。
ゲームに「好き嫌い」や「向き不向き」はあるとおもいますが、ここまでレビューされた方は大半が「嫌い」なタイプのゲームで「不向き」なプレイ手法だったと思います。
私個人は、『大絶賛』します。
「ストーリー」を忘れるという記述が多かったですが、今までのゲームにある保存・復帰方法(このゲームではプレイヤーセーブと呼ばれます)に固執されているからだと思います。
このゲームには「ストーリーセーブ」という自動で保存されるファイルや復帰システムがあります。これはクリアすると120個以上になっていました。確かに細かく前日に何をしたかまでの指標にはなりませんが、レビューに書かれている方向性や保存点まで何をしてきたかは選択画面の情報にある日付やコメント、場所等で十分分かります。
繰り返し「同じ場所」への移動や環境が魅力の無いように書かれていましたが、ゲームをゲームとしか捉えない(漫画をマンガで終わらせて夢にできない)プレイヤーには「不向き」なゲームかも知れません。
同じ環境が繰り返される「非常にリアルな」ゲームだと私は思います。
そこから「共感」や楽しみが広がるものでしょう。
おそらく、何もかも準備されたゲームに慣れた方には「想像」しながら遊ぶこのゲームは「嫌い」なのでしょう。
是非、腰を据えて楽しんで頂きたいゲームである事を報告して私からの感想を終えます。
久しぶりに、やりごたえのあるものに出会えたと感じました
最初のダンジョンは緊張感があって掴みは良かったと思います
それ以降のダンジョンがマンネリ化していた気がします。
朝の会話など、ほぼ毎日同じだったことなど会話や行動などの
繰り返しが苦痛でした
私としてはRPGに求めるのは 謎解きより人同士のかけあいと
戦闘だと思っているので もう少しモブやメインキャラ重視の話がほしかったです。あれだけキャラがいたのに
話には絡まないのが非常に残念でした。
下の人達も語っていますが
悪い点ばかりが槍玉にあがりそうですが
やり終わったときつまらないゲームなどでは感じない充実感が
ありました、最後までやれるフリーゲームは希少です
光るものを感じました。
力の入れるところを気をつければより良くなるかもしれません
個人的な感想です。
作品としてだいぶ大人しく自然体、現実社会的。
その方向性が好ましい。
1.学校での生活が一日を通していて
それがいきなり移り変わったりせず、一日を過ごしたって
感じをゲーム側が大事にしてる。
2.社会の中の一個人、ただの学生。
スケールの小さな、本人にとっては大きな問題を
抱え込んでいる点も現実社会的。実体験的。
キャラ自身が客観的に物事を捉えている場面もそれを助けている。
「中学生日記」を思い浮かべてもらえれば分かりやすい。
3.どこかカードバトルのような魔法スキル形式のターン制戦闘。
シンボルエンカウント式。この作品で戦闘は、世界背景に基づいて
一つの行為としての位置づけが確立されている。
例:災害があったら、救助隊が~、酔っ払いはちょっと署まで~
世界を救うでなく、社会でどうする、敵を倒すのは社会的行為。
これが指向として面白い。現実社会的。
4.多少難しめの難易度の試練(パズル)も用意されている。
推理好きには調度いい。かもしくは量的に物足りない。
5.ストーリーとして表現したい学生記がメインにすえられていて
戦闘はその中の出来事でしかない、必要最低限に抑えられている。
これはゲームの細かなセーブ機能にも表れている。
意図して丁寧につくられていることが伺えます。
ゲームデザインとして評価したいと感じます。
好感触ですがあえていいたいことは、
他のRPGがそうなように主人公メンツに適う者などいない仕組み、
方向に行きかけている所です。
特に「結局自分達で何でもできてしまっている」点
チームとしても弱さがあっていいのではないか。
個人的に好めないことは
雷使いの男子がいますが、非常識タイプの人間はリアルでも
ゲームでも生理的に受け付けません。2点目は、虹色の敵です。
あえて全体を崩してでも表現したいことはあると思います、
あくまで個人嗜好です。
評価として
暇つぶしでしかないただのゲームに良評価を付けることは
めったにありませんが、可を一線越えた評価を付けています。
生活から登場人物から、戦闘まで、それら全てが世界の渦でなく、
その社会の流れ、仕組みによって動かされている。
現実的な社会性がストーリーに器用に表現されているからです。
最後までプレーしました。で、感想・・・
キャラ達の成長とミザリの存在の謎・・・
とかアピールしてますよね。このゲーム。でも、微妙でした。
確かに主人公のリタの成長は見られました。
けど、表向きのおとなしい面が同じだったからそれほど大きい変化が感じられませんでした。
キャラをしっかりと見ていると、変化は確かに感じられるのですけれどね。
それぞれのキャラの性格と立ち位置はできていると思います。
しかし、どのキャラクターも、プレイヤーをグッと引き寄せる魅力が無かったです。
ゲームが終わって、好きなキャラは?と聞かれると返答に困ってしまうぐらいです。
ストーリー重視のゲームでキャラの微妙さは命取りだと思います。
他にも気になった点がいくつも・・・
・何度も使うアイテムをいちいちアイテム欄から選ばなければならない。
めんどくさい・・・
・同じ場所を何度も行き来する。
これもめんどくさい。
・嫌味な先輩(名前は・・・ケイミーでしたっけ?)
彼女と何らかの物語の展開があるのかと期待していました。
何かがきっかけでコリーと分かち合うとか。
でも、そんな点がまるで見られず肩透かしでした。
・クーちゃんはなぜ出てきた?
この子を拾ったことが後々何か影響が?と期待しましたが、これも肩
透かし。何のために出てきたの?
・遺跡探索中の物語
この遺跡の探索のあらゆる場所でキャラ達が人として成長していくの
かと期待していました。
しかし、それも無し。かつて魔法使い達はひどいことをしていたんですよ。な物語でした。この物語、意味ある?
・次に何をすればいいの?
と言いたくなることが多々ありました。
それと、私は忙しかったために、2、3日プレーできないことが幾度がありました。
そのため、再開した場合、次に何をするのかも忘れてしまい、困ったこともあります。
次にどこに行けばいいのかをキャラの台詞、独り言でもいいので、示して欲しいです。
・黒幕の目的
最後の最後に少し明かされましたけどね、全部語られていませんよね。
結局何者?最終決戦の直前で急に出てきて物語も急展開だし、
今までの流れとまったく脈絡が無かったので、不満でした。
戦闘は面白かったですよ。しかし、これが物語のキーになるらしいですが、
どこら辺なのでしょうか?私はわかりませんでした。
それと、テンポが少し悪いです。
上にいくつも並べていますが、良い点より悪い点のほうが目立ちました。
それと、製作者様のHPの攻略掲示板も少し利用させてもらいました。
しかし、言葉不十分で良くわかりません。
このことも踏まえて考えるに、言語力に問題があるのではないかと考えます。
キャラの会話、説明の少ない展開、わかりにくい解説。
全てにおいて露骨に表れていると感じました。
次回作があるようなことをオマケで言っていましたが、正直あまり期待できません。
キャラ、シナリオをしっかりと組見直してもらわなければならない作品だと思います。
- 1
- 2
あなたにオススメのゲーム
フリーゲームイベント開催中!
サポーターのオススメゲーム
-
エッシャーの家
space debris
二人の画家と屋敷を巡る短編ADV
-
幽霊屋敷桜 - 六片の人身御供 -
遥遠降雪
本当の鬼は誰?
-
Resistentia -レジステンツィア-
海のお魚パーティー
研究・開発・編成・攻略
-
朝露の花に冀望を
ファンタジスポYT
あなたが最期を決める、サイコホラーADV
-
カノウセイ
八久斗
電車内を舞台にしたサバイバルホラー。
-
君はこれから次々と五人の女の子に告白される
ととと(永久恋愛)
が、承諾してもいいし振ってもいい。 タイトル通りの勢いだけの超スピードハーレムギャルゲー