現行の刑法に沿わず、裁判官(=プレイヤー)の自己判断のみによって人を裁く「特別裁判」の是非をめぐり、様々なシナリオ展開を楽しめる作品ですね。
ゲームならではの仮想設定ですが、非常に面白くて斬新な設定だと思います。
量刑を決めて判決を言い渡す裁判官の、苦悩や血迷いがこちらまで伝わってくるようで、非常に臨場感あふれるゲームでした。
4件の裁判全てが、現実の世界でも存在するようなリアルな事件を扱ったものばかりで、社会問題について今一度考えなおすためにもいい機会になりました。
そういえば一時、危険ドラッグが社会問題となりましたね。
また、法廷とは別に繰り広げられる、「勇者」の怪しい言動、裏社会とのつながりも興味深いシナリオでした。
そしてゲーム後、いわゆる「法治国家」の有難味について、考えさせられました。
なお、おまけの「ゴーレムとの一戦」も楽しかったです。ウディタにおける戦闘は、ツクールとはまた違った感じで、新鮮でした。
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No.49109 - 2019-09-07 00:14:20
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