難易度低めのミニマルシューティング
インベーダータイプと表記されてはいるものの、ゲーム的には画面に入ってきた敵が
編隊を作らないタイプのギャラガ(それでも大分違いますが)と言った印象。
グラフィックやサウンドは素晴らしく、1プレイ4ステージとボリュームは少ないですが
要所要所でツボを押さえた作りになっておりプレイ感はとても良好です。
システムは操作をアローキーに集中させたワンハンド操作を基本としており、
それ故かシューティング特有の操作の忙しさは全く感じず(のんびりしていると言っても
過言ではない)、また防御が存在することも相まって難易度は総じて低めです。
反面、操作をワンハンドにしたことによりショットボタンへの反応が遅れやすいと言う
側面がありますが、これは恐らくワンハンド操作をこのゲームの個性の一つとした時に
開発者は織り込み済みであったと思われます。つまり想定したゲーム性なのではないかと。
だとすれば溜め撃ちが強すぎないことと防御も含め使用後のペナルティが存在しないのは
難易度との絡みで尖ったバランスにするのを留まった・・・のかもしれない。
さて閑話休題、一般的な見所としてはこのディベロッパー固有の多連接キャラの動きの
面白さと美しさが挙げられると思います。
メンダコ君のキャラクターも可愛らしく普段あまりシューティングゲームを遊ばない方にも
胸を張っておススメできるゲームです。
メンダコは良い。しゃがめるのであればなおさらである。
とあるイベントでメンダコのゲームが展示されているのを見かけたとき、
私はその可愛らしさに衝撃を覚えた。このゲームはいつ遊べるのか。
そのことについて尋ねると、「公開は7月末ごろになります」との答えが返ってきた。
私はその言葉を信じ、旧作のカンブリア・ソードを買って、Vaguesゲームの
雰囲気をつかみ、メンダコのゲームの公開に万全の態勢で備えなければならなかった。
シューティングゲームに限らず、昨今の多くのゲームは面白そうな要素を
積み重ねて作られる。その結果、土台となるべき本質的な面白さが存在しない、
一見面白そうな外見をした面白くないゲームが日々量産されている。
美しいが実は安置のあるボスの弾幕、全方向を射程に捉えた強すぎる自機の弾、
自機の後を追ったり合体したりするオプション、地面に向かって発射される対地ミサイル、
敵の弾をかき消しミスを無かったことにするボム、有利なアイテムが出てくる箱、
敵や敵の弾とのカスリ判定……。
これらは全て面白そうな要素であり、ともすると全てを仕様として闇鍋にぶちこみたくなる。
だが、このゲーム「事象の地平メンダコ」はそれを良しとしなかった。
具体的には、自機の弾はインベーダーゲームと同じで、敵に当たらないと
再発射できない。狙いをつけて撃つというシューティングの根本的な面白さが、
ここに再現されている。また、自機であるメンダコは左右にしか動けない。
その代わりしゃがむことで赤い敵の弾をガードすることができる。すごい。
しかし一瞬でもガードした瞬間、貯めたチャージが無くなってしまうので、
ガードばかりするのも考え物だ。
このように、このゲームにはいくつものジレンマ、戦術、戦略が隠されている。
そしてなにより、メンダコは良い。しゃがめるのであればなおさらである。
Another instant classic and success from Vagues
Vagues makes it again; he has created a "fixed shmup" with all the anger and muscle of Cambria Sword, but simplified, with its own tactic rules. In this game you can't move upper or lower, only to the left or to the right and shoot the enemies when you stop (in this situation, if you don't shoot, you recharges your weapon to do more damage). In addition, you have a feature called "Guard" to protect yourself only from orange bullets. The thing is you can do only an action at the same time; you have to think if its better to move, to protect or to shoot. Brilliant design that adds the game a strategy component very, very well made.
It starts with a simple tutorial that gradually introduces you to the videogame, its mechanics and its dangerous, perfectly integrated and believing that this is the real adventure. When you finish the tutorial, real game starts and shows all its potential. You have 3 different weapons you can improve every time you complete a phase, and then, you select a route between 2 levels, one easier, one harder. Game finishes in level 6, with 4 possible endings and final bosses. There are +20 different levels and +20 different bosses... everything with great graphics, amazing and well done attack patterns and the personal sound of Vagues, an electric guitar lover.
An instant classic, and, by far, the best fixed shmup out there. Even a "smaller project" is still much better than a lot of shmups. Japan continues demonstrating that it remains above in the production of Shoot 'em Ups. The dojin is being a privileged category to play this genre and enjoy it.
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