横スクACTの要素をもつ、短時間集中型の勇者と悪逆者と漢の弾幕STG!
Ver1.2
クリア時間 1時間30分(易者6面クリアまで)
+43分(易者Lastクリアまで)
+41分(易者スキルコンプリートまで)
+18分(易者EXクリアまで)
+2時間31分(探偵EXクリアまで)
数多くの並行世界が消失する中、平和になった剣と魔法の世界が
消滅を免れた理由を調べるため、世界を行き来できる異能者の
易者と探偵が立ち上がる弾幕STG。
本作はステージセレクト型の横スク弾幕STGである。
ワールドマップがあってそこからステージを選んで攻略していく形式であり
ステージに入る度に、弾に当たっても大丈夫な回数であるライフが10補充される。
つまり、10回被弾するまでに各ステージがクリアできればいいわけで
被弾回数にかなり余裕がある。ただし、被弾してからの無敵時間は短めなので
油断すると連続で被弾することも珍しくないのでそこまでごり押しができるわけでもなく
難易度選択がないのもあって、弾幕自体の難易度は少し高め。
ステージごとに弾幕以外のギミックがあることが多くて
基本は横に向かって進んでいくけど、上や下に進行する面もあれば
突然暗くなる面や、地形に沿って進んでいくステージもある。
また、高速移動中は左右に移動するとショットを発射する向きが変わり、
左から出てきた敵に対して左を向いて倒すといった行動がとれるのも
結構独特な部分に思う。こういう点も含めて
アクションゲーム的なノリも多いように思う。
本作はSTGのボム的な存在として補助スキルがあって
ステージ中で集められるアイテムを回収することで
そのステージのボスにちなんだ補助スキルを手に入れることができる。
だいたいステージ1は1回、それ以降は2回(Lastは3回必要かも)通えば
入手できる。ただこの補助スキル、初期装備のものは
強力なショットを発射するだけで無敵にならず、
ステージ1のも低範囲弾消しで無敵なし、
ステージ2でちょっとだけ無敵がついて回復、くらいのもので
ステージ3までのはボムというよりは特殊能力な感覚で
使った方が良いものがそろっている。
ステージ4からようやくボムっぽい性能のものになり
Lastはライフも強化され、アイテム回収で回復できるようになる。
補助スキルを使うためのポイントは時間が経つにつれて
回復するので、使える時にバンバン使った方がいい。
特に一番使ったのはステージ4の補助スキルで、
ボスに密着して撃つとボスの形態を1個飛ばせるくらいの威力
(Lastの中ボスに使うと、すぐに退場する)があり
ステージ5の補助スキルに威力的にも劣らないうえに
ステージ5の補助スキルよりはチャージ速度が若干速く
無敵時間もあるので、なかなかに便利だった。
初プレイ時の注意点として本作は自動セーブでなく、
ワールド上にある拠点でセーブを行う。(補助スキルの装備も拠点で行う)
クリア後の分岐で右に向かった場所にあるのだが
初見だと拠点が近道に見えるので、拠点には向かわずにステージ2に向かい、
ブロックに挟まれて一撃でゲームオーバーになり
最初からやり直すということになるので
拠点に向かうことは忘れてはいけない。
(このへん、拠点に行った後でステージ2が出る仕様の方が
親切かもしれない)
ライフには余裕があるものの、油断するとゲームオーバーになることも
珍しくないのでこまめなセーブは重要である。
ステージセレクト型なのでより意識することになるが
主人公は最初選んだキャラのみを
最後まで使うことになる。易者の方が簡単である。
易者は低速でも攻撃範囲が広いので、
弾幕を避けるの集中していればいずれ倒せるのに対し、
探偵の低速は攻撃範囲が狭く、
ボスと縦軸を合わせるか、
ホーミング機能のある高速ショットに切り替えないと
弾幕を避けているだけではボスが倒せない。
すなわり、探偵は積極的に攻撃しようとしていかないとボスが倒せない
攻めの姿勢を要求されるキャラである。
探偵の高速ショットは面白いくらいに敵を倒していけるが
速度が速いのもあって、調子に乗るとよく被弾する。
Lastクリアまでのエンディングの内容は
易者の場合は6ボスの後日談、探偵の場合は2、3、5ボスの後日談と
描写される内容が全く異なり、
Exボスで戦う相手も全く別の相手になるので
主人公によってプレイ感覚やストーリーの印象はまた違うものに
なると思われる。
本作のなかで好きなステージをあげるならステージ6で
疾走感あって、氷叩き割っていくの楽しいし(ただし探偵だとよく挟まれる)
ボスの弾幕も雪感があって綺麗。クリア前と後で
ボスのドットも変わってたりもする。
かつて語られた物語の状態のままであれば
5ボスの方が6ボスに来そうなイメージもあって
あえてこういう役割のキャラが6ボスになったのが
本作の渋いところにも思う。
本作、登場人物全員男性な中で、一番寡黙な漢らしさがあるのは
6ボスな気がして、ドラマのあるキャラにも思う。
横スクやギミック、ワールドそしてライフ制など
アクションゲームの要素を加えて作られた弾幕STG。
1ステージずつ集中して遊びたい人や
漢らしいキャラに会いたい人向け。
初心者から熟練者まで楽しめる一風変わった弾幕stg
※全キャラ、全EDを回収済みの上での感想です。
私は弾幕stgが好きでよくプレイするのですが、このゲームは数あるフリゲの弾幕stgの中でもかなりやり込ませて頂きました。
アイテムを集める事で使えるようになるスキルの存在、そして両方のキャラで全クリしたいと思える程に魅力的なストーリーが、これ程このゲームにのめり込める理由の一つのように思います。
弾幕stgというジャンルでは珍しいやり込み要素は挑戦的で、斬新だなあと感じました。
弾幕の方は、難易度選択が存在しないという仕様からか、簡単すぎず難しすぎずで程よい難易度に調整されていたと思います。確かに、弾幕未経験の方には少しハードルは高いかもしれませんが、それでも十分挑戦しがいのあるレベルかなという印象です。
後半になっていくにつれて弾幕も苛烈になっていき、また弾幕特有の美しさも感じられ、普段から弾幕stgをプレイしている人間にとってはたまらない出来でした。
個人的には、exの易者が使う弾幕が一番好みかも。bgmや背景の演出も相まって、かなりアツかったです。
また、弾幕以外の演出部分もかなり凝って作られていて凄いなあと感じました。
拠点やマップの魔法陣や、5面の下にスクロールしていく演出など、どれもプレイヤーとして、またクリエイターとしてもとても刺激されるものでした。
こうした細かい演出も、プレイヤーをゲームに没頭させる一つの要因のように思います。
そして、私がこのゲームを遊んで一番に感じた事。弾幕やストーリー、そのどれもが素晴らしいのですが、それより何より私が印象に残った要素は、グラフィックのクオリティの高さです。
キャラクター達の立ち絵、ドット絵、背景、そしてエンディング時のスチル。
そのどれもが個人制作のフリーゲームとは思えないレベルで完成されており、その点に大変驚かされました。
そうしたグラフィック達が、弾幕やその他諸々の演出をより引き立て、ゲーム全体のクオリティを底上げしているように思います。
全体的にとてもクオリティが高く、広くおススメできる素敵なゲームでした。
次回作があれば、そちらもぜひ遊ばせて頂きます!
初心者向きシューティング
某シューティングをイージーモードをやっとでクリアできる程度の腕前ですが、何回か挑戦していればちゃんとクリアできる丁度いい難易度でした。
後半になるにつれ弾幕の量が増えていきますが、ライフが多く(その分ステージで入手できるライフ回復アイテムは少ないです)スキルも時間がたてばまた使えるようになるためさくさく進める事ができました。ステージクリア後にセーブができるため、また初めのステージからやり直しという事がないのが嬉しかったです。何回も同じステージに再挑戦でき、その際キャラクターの反応がクリア前と違うのが細かくて良かったです。
入手条件はあるもののスキルが多いです。かなり強いスキルもありますが、かなり後半にならないと手に入らないためゲームバランスを崩すほどではないです。
ただ弾幕量の多くなっていく後半になるにつれて、私のPCのスペックもあるのでしょうが処理落ちが発生してくるのが気になりました。
キャラクターは画とデザインがしっかりしており演出もみんな力が入っていました。またステージクリアで出番が終わりではなく、ステージクリア後にも出番が用意されているのが大事にされているなと感じました。個人的には他にも設定、もしくは裏設定があったら見たいです。
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