リメイク前と双方クリアした後でのレビューとなります。まずは作成お疲れさまでした！　遊んでいて概ね楽しめました！
個人的には、リメイク前も好きなのでダウンロード可能だったらと思ってしまいますが、作者さまの都合もありますのでこればかりは仕方なし。

今作は、主人公のみに感知する【仲間】と共に、薬草を届ける、所謂隣町へのお使いイベントから開始します。そこからころんころんと大きな物語に巻き込まれていき、或いは自ら巻き込まれに行き、様々な手法を用いながらも色々なイベントを乗り越えていく。
主人公の成長譚成分が強めで強くなっていく楽しみはありますが、会話や空気のあっさり目な味付けに対しての殺伐とした内容、結末は、古き良きJRPGの残酷さをよく感じさせてくれました。
隠しダンジョンの存在もアクセントとして楽しめました！　間違って入ってしまい強い敵にやられてしまうのもまた緊張感があり良かったです。

※以下ちょっぴりネタバレ気味になります
リメイク前と後では、マップの感覚、ダンジョンの中身などで大分異なりはしますがストーリーは概ね一緒ですので、あの後味の悪さも引き継がれている点は、遊ぶ人を選ぶかもしれません。
また仲間に明確な姿が採用され、仲間の感情が顕になりました。そして主人公の感情が非常に多く表現されている点も原作(？)と事なり、かなり明確に仲間や世界に対する感情が表現されています。
ですので、リメイク前の無口な主人公とは旅の印象が大分異なります。リメイク前と今作は、半ば別作品と捉えておくと良いかなーっという印象でした。
それぞれの良さは、リメイク前は自由度が効きやすく想像で楽しみやすい。今作ではグラフィック、データ、感情の有無、世界の謎、前作で表現しきれなかった箇所などなど多岐にわたります。

エンカウント、レベル上げ要素もオリジナルより大分抑えられていたので、進めやすく遊びやすくなっていますので、程よい中編RPGを遊びたい方は楽しめるかなと感じました！

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ネタバレを含みます。
進めていくと次々明らかになる事実が気になり、とても面白かったです！プレイ時間８時間ほど。最序盤には、ストーリーの進行を無視して強い敵や装備がある場所に行けるのも良かったです♪(ストーリーは進まないけど序盤から装備や資金が一歩強いのにできる)

寄り道洞窟や家が所々にあるのも探索好きとしては楽しかったです(^^)　エンカウントの敵からも逃げられるので、進めたい時にはサクサク進めます♪　ただ、レベル上げてないと、終盤かなり苦戦を強いられるかもですね・・・・ラスボスより、山岳の鳥の方が、厄介で大分手ごわかった(笑)　敵の攻撃力は高めなので、油断できない良い難易度でした！

人を選ぶ点としては、２つ目以降の寄り道の洞窟は、隠し通路の場所にヒントが無いので、完全踏破するなら結果的に全ての壁を通ってみないといけなくなるので、探索好きでない人によっては面倒だと感じるかも知れません。
最終盤からの展開は後味は良くないと感じました。

ですがＲＰＧとしてもシナリオもとても面白かったです♪

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