9時間弱で表クリアー
プレイしてみての感想は、さほど苦労もなくサクサク進みました。
序盤回復薬がいないのでアイテム依存になりましたがチルノがメンバーに入ってからはチルノがヒーラーになるので
回復が間に合わないという事もなく。
①悪い点
ルーミアの武器使い分けはあまり関係ない。
むしろ剣をチルノ爪をルーミアにした方が良かったのでは?
②にとりの工房の導入タイミングが早すぎる(エンドコンテンツでいいのでは?)
もうラストバトル寸前で新たな合成素材が出るためここからまた戻るのか?という発想になってしまった。
③ボスが弱すぎる
ボスのレベル帯が分からない上レベルがサクサク上がってしまう為ボスと戦うとあまりにあっけなく勝ててしまう。
④図書館の合言葉。「英語が読めないと詰む」
⑤多すぎる上に使い道があまりない回復アイテム
⑥よくわからないパーティ編成。アタッカーが最後尾とか新鮮です(´*ω*`)
まぁストーリーは紅魔郷そのまんま「東方三月精を入れてくるとは思わなんだ」
あぁ、あの時のパーティを盛り込んだのかとニヤリ
ゲーム自体は悪くない。も少し難易度を高くしてプレイ時間を引き延ばしても悪くないですね
他のレビューにある通り、回復手段に乏しいのでレベル上げが必須。装備で耐性を整えるとかバフでどうにかするとかそういうのは殆どなく、レベルを上げて最大HPで耐えるしか無い
敵の攻撃は痛く、味方の攻撃は弱いので爽快感が全く無い。スキルやスペルで与えるダメージがとにかく貧弱で雑魚すらサクサク倒せないバランス。少なくとも作者が想定している推奨レベルでは常に苦戦する
ただ全回復ポイントは各所にあり、獲得経験値もそこそこなのでレベル上げにめっちゃ時間取られるわけではないのが唯一の救い
ゲームバランスの劣悪さだけが難点なので、そこさえ良ければ東方二次創作RPGとして良い出来だったと思う
普通のRPGの感覚で進めていると、2面のボス(チルノ)であっさり詰みます。
戦闘での基本スタンスは、
・ルーミア以外のHP回復は諦める
・他は「死んだら生き返らせる」で体力回復
・魔理沙は物理攻撃が一番強いので魔法は使わない
・夢想封印以外のスペルカード(必殺技)はボス戦では基本使わない
という具合で、戦う必要があります。
まず、回復アイテムや回復魔法の回復量が少なく(200~500)
ボスの攻撃はそれを少し上回るので、普通に回復しようとすると、
徐々にマイナスになってジリ貧になってしまいます。
回復面では、ルーミアが「祈りの十字架」という、
戦闘不能のキャラを体力半分の状態で復活させる魔法(ザオリク)
を使えるので、これを「600~1000くらいの体力回復」と考えて、
①「ルーミア以外は死ぬまで回復なしで戦闘」
②「死んだらルーミアの魔法で体力半分にして生き返らせる」を繰り返すといいです。
逆にルーミア以外に復活技を使えるキャラがいないので、
多少のダメージでもチルノの回復魔法でマメにルーミアを回復させる必要があります。
(順番も後ろに配置してなるべくルーミアの被ダメを減らす。)
また、チーム内では魔理沙が一番攻撃力が高いのですが、
魔法ではなく通常攻撃が最もダメージが大きいので、
魔法は封印して通常攻撃に徹させます。
チルノの攻撃力は殆ど皆無ですし、
ルーミアは復帰技にMPを温存させるので攻撃に回しづらい。
霊夢は「妖怪バスター」を覚えればそれなりに、といった感じなので、
魔理沙の通常攻撃が攻撃の柱になります。
あとスペルカードも「敵全体に300ダメージ」
みたいな全体攻撃系のものが殆どで、単体の事が多いボス戦では
あまりダメージソースになりません。
(霊夢の「夢想封印」だけが例外的に単体に大ダメージ)
このように、
・回復を放棄
・魔法使いだけど魔法は使わない
・必殺技(スペルカード)をダメージソースにしない
・攻撃が4回に1回くらいのハイペースで外れる
等の、妙なバランスのゲームなのですが、『風来のシレン』や
不思議のダンジョンシリーズ系の理不尽さに似てて自分は好きでした。
特に「ヘタに回復せずに、一旦死んで復活することで、体力や異常時状態を一気に回復させる方が割がいい。」
というのは、トルネコの異世界攻略みたいで好きです。
あと図書館で出てくる暗号は分かり辛かったです。
答えはかなりシンプルですが、あからさまなヒント(答えはしれっと書いてあるが)も無いので、
レミリアに関連するワードを適当に総当たり入力で突破しました。
・序盤ボスのルーミアは暗闇連発してくるが、それを防止する手立ても回復するアイテムも無い
・そして基本連続攻撃、後半はスペル連発なので回復が追い付かず体力がない魔理沙は直ぐ死ぬ
・じゃあ他の二次ゲームみたいに霊夢が回復キャラなのか?と思って15まで育ててみたがそれもない。持続効果が一瞬しか持たない防御アップのみ
自分はそこまでゲームが得意ではないけれど、他の高難易度ゲーみたいに「あ!このスキルを使えばいけるのか!」とか「これぐらいレベル上げて覚える回復を怠らずにやれば死なないのか!」という爽快感は一切感じなかった
いいところといえば、東方二次創作にありがちなバカルーミアではなく原作のしっかりして妖怪っぽさを残してるところぐらい
パズルをカチッとはめるような快感はありませんでした。
ガッツリレベルを上げないと絶対に勝てないゲームと創意工夫で低レベルでも勝てるし、逆に工夫なしでは高レベルでも負ける。
歯応えのあるゲームというのはプレイヤーの思考と選択で難易度が大きく変わるのが理想です。
貧弱なバフ、ミスりまくる攻撃、役に立たないデバフ、耐性も糞もない殴り合い、常時複数行動でゴリ押してくるボス達
ひたすら理不尽なだけで抜け道がないので、らんダンやらのパズル的高難易度を期待すると落胆します。
雑魚敵も微妙に硬く倍速もないので、サクサク倒せない上に攻撃がガンガンミスるのでストレスしかありません。
プレイ時間13時間ほどで裏ボスまで撃破、暇つぶしのつもりでしたが思ったより楽しめました。
戦闘は雑魚はサクサク、ボスはきつい、BGMは良好といった感じ、原作のスペルをRPG風になっているのも良かったです。
不具合に関して、これを書き込んだ時点では
『ルーミア戦前後の会話で台詞が抜けてる』
『合成で作れるキノコスープがダメージなっている』
という不具合があります、特に後者は回復のつもりがダメージになるので痛いです。
気になった点
回復手段が乏しく回復量も低い、これに尽きるかと
味方の最大HPが2000~3000に対して回復量はどれも200~300程しかない
全体500回復はあるが使えるのはストーリークリア後となる
ボスの攻撃が非常に激しいので回復はまず追いつかない
このため下手に回復するより死なせてから蘇生のほうが回復することになる
回復手段も乏しく中盤まで基本アイテムのみとなる
妖精装備で自己回復特技は使えるが説明に無いので装備しないと分からない
ゲーム開始時に至っては回復ポイントに行くまでLVUPが回復手段となる
補助で防御を上げられるし重ね掛けもできるが持続が短いため全員をカバーはできない
結果として推奨されてると思われるLVより上げがちになりやすい
ストーリークリア後全員の最強装備が作れるが防具の方は一部更新されないのが残念
長文なりましたがフリーゲームとしては十分楽しめます。
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