最高峰の推理ゲーム
このゲームはプロの仕業です。
無料でこんなゲームが公開されているなんて信じられません。
これだけ長文のコメントが並んでいるのが、素晴らしいゲームである証です。
ゲーム性、シナリオ、やり込み甲斐の全てにおいて抜群なので、皆さんのコメントもこれだけ長くなるのでしょう。
推理ゲームが好きな人は必ずプレイしてほしい作品です。
前作と話の繋がりはないのでこのゲームからプレイしても大丈夫です。
かまいたち風のクローズドサークル・マルチエンディングですが、人間描写・伏線の張り方・推理パート・バッドも含めたエンディングでの伏線回収は、かまいたちを越えてると思います。
願わくばプレイした記憶を消して、もう一度始めからプレイしたいです。
まだプレイしていない方は、真っ新な状態でプレイできる幸せ者です。
有料でも必ず買いますので、次回作を心から期待しています。
今作もまた、密室殺人とフラグが主人公を悩ませる
バージョン1.09で全EDに到達しました。
トリックやストーリーの展開に関する重大なネタバレを含みます。
最初に申し上げますが、本作のプレイを総合的に判断して、私は「最後までプレイして楽しかった」という感想を抱きました。
この先のレビューで長々と申し上げますが、本作には納得のいかない点や、理不尽な点もあったと思います。
これはプレイヤーによって評価はかなり分かれるでしょうし、全部良かったと思う方も居れば、悪い所だらけだと感じられる方も居ると思います。
そういうシステムが使われたゲームです。
本作をプレイするにあたって一番良かったのは、前作との繋がりが一切無かった点です。
VIPルームでは、元々本作は前作と繋がりがある設定だったと伺いましたが、その関わりを絶つことで、「2作目だから」という点でプレイヤーを遠ざけてしまう事態を避けているのが良かったです。
ストーリーの雰囲気や流れは前作と大体同じですので、前作とは違う点について触れさせていただきます。
最も特徴的な変化は、全ての重要なキャラクターに立ち絵が付いたことです。(ただし、立ち絵のあるキャラクター全員が重要とは限りませんが…?)
外見が分かる事により、登場人物の事を覚えやすくなったり、感情移入しやすくなりました。
VIPで知りましたが、この立ち絵のほとんどが、既存の立ち絵に手を加えられたものだそうで…恐ろしい程の時間と労力が掛かったのは言うまでもありません。
しかも、その立ち絵にもゲームとしての意味があった訳ですから、もう伏線の数々には頭が上がりません。
ぜひ、立ち絵にも注目してみてください。
他にも、ゲーム中に出てくる背景を「何らかの特殊な技術を用い、仮想空間に3Dの廃寮を建設し、そこから必要な背景を無限に切り取った」という発想には驚かされました。
前作とは違って、物語の舞台となる場所のイメージが付きやすくなったため、物語の演出と合わせて背景にも注目です。
主人公が移動する度に、丁寧に背景が切り替わる様は凄かったです。
また、メニュー画面から詳細な情報を確認できるようになっていますが、その情報量は前作の比ではありません。
良く言えば「状況把握や推理がしやすくなった」のであり、悪く言えば「何が重要な情報なのが検討が付きにくい」という所でしょうか。
更に、本作はストーリーの合間に登場する数多くの選択肢を選ぶことで、異なる情報やストーリーの展開を迎えるようになっています。
この情報が非常に厄介でして、一見するとどうでも良いような選択肢が、一部のEDのフラグに直結する重大なものであったり、初見では選びにくいような選択肢が正解であったりするため、まぁ初見ではマトモに推理はできないでしょう。
前作同様、「何週も周回して、何が正しい選択肢なのかをしっかり見極める」事が重要になります。
正直、推理力よりも根気やフラグ管理の理解力の方が大事かもしれません。
↓以降、トリックやシステムに対する、重大なネタバレを含むレビュー↓
まず初めに、第一の事件について。
前作よりも明らかに上昇している難易度、そして猟奇っぷり。私としては「これぐらい殺ってくれて面白くなったねー!」と不謹慎ながら、ゲームの中の殺人事件に興奮していました。
アレはインパクトと謎がありすぎて、プレイヤーとしてはワクワクするのではないでしょうか。
単に誰がアイツを殺したのかを問うだけではなく、トリックを仕掛けた理由を考える等、推理ポイントは多かったため、複雑ながらも真相を推察する時間は楽しかったです。
ノーマルED1は、調査さえしっかりすれば、キーワードとなる言葉は手に入るので簡単でした。
まぁ初見で調査をさせるような生易しいゲームシステムでは無かったですけどね!!!
※現場の調査が出来る事に気づいたのは2週目です。アレはちょっとした初見殺し。
第一の事件の解明の際に触れられるアイツの変化は、非常に上手かったと思います。
単に続編としてゲームが進化しただけではないという事ですね。
特定のルートに入らないと情報が手に入らないのはやや理不尽な初見殺しな気もしましたが、それでも気づけた時は成程と思いました。
(であったとしても、必要な情報が恣意的に隠されている初見殺しの状況で、初見時に真面目に推理した自分がバカバカしく思えてしまいましたが。)
また、ベストエンドで初めて明かされる騙しに関しては、ゲーム内で主人公らが言及するまで全く気付いていませんでした。(第一の被害者のアレ)
言われてみれば確かに「伏線」となりえる情報は沢山あったのですが、これらの情報はプレイヤーによっては頭から抜け落ちてしまいそうですね。
どちらにせよ、この騙しは気づいていなくてもトリックの解明に対して問題を起こしたりはしないのが幸いでした。
騙しに気づいていた人は、主人公の語りに爽快感を味わい、騙しに気づかなかった人は、非常に驚かされると思います。
タイヤについては…事件そのものと関係がないため本編では明かされませんでしたが、よく考えるとタイヤに細工をしたのはアイツしかいませんでしたね。ダークサイドで話に上がった時は驚きました。
制作人の方々もここは悩まれていたようですが、アイツをタイヤの犯人にしたのはお見事だったと思います。
ただ、アイツが密室を作った件に関しては、未だに納得はしきれていません。
確かに、密室の作成により目的は果たされましたし、犯人を特定する根拠は理解できますが、密室を作るに至った動機が、一般人の思考から離れている気がするのです。
アイツは、修羅の世界で心理戦を勝ち抜いてきたプロのサバイバーの思考をしているのでしょうか?普通は密室を作る前に、もう少し常識的な動きをしそうな物ですが…
まぁ、推理物においては「面白そうだから現場を引っ掻き回しました」でも、犯人を特定するための情報さえ開示されていれば、成立はします。
動機なんて気にするだけヤボという所でしょうか。
次いで、本作最大の論点となるであろう第二の事件について
トリックや動機の合理性や常識等は無視するとして、システムについて申し上げます。
VIPルームでも触れられていましたが、第三の事件が発生することで、この事件の犯人を実質二択に絞り込むことができたんですよね。
そして私は、見事に二択を外しました。これのせいでノーマルED3への道が大分遠のいた気はしますが…。
さて、本作では第一の事件でインパクトのある事件を起こしておきながら、第二の事件でもインパクトのある事件が発生します。
ここでポイントなのは、「何気ない様などうでも良さそうな選択肢を数回も正しく選ばないと、絶対に解決できない」という点です。
…まぁまぁまぁ、初見でクリアさせる気がないというのは、承知いたしました。
様々なバッドエンドやノーマルエンドが用意されている本作において、いきなりベストエンドにたどり着かれるのは、製作者側としても良い気分にはなりません。そこは理解致します。
であったとしても!
1日目に正しい選択肢をチョイスし、夜時間に特定の2人と会話をして内1人とは正しい選択肢をチョイスし、特定の人物との好感度も調整しなければ、そもそも「解決するための推理すら出来ない」というシステムが待ち受けているのです。
正直、これだけでも頭を抱えました。
そんな私を更に悩ませたのは、ヒントの少なさです。
本作は、何らかのEDを見れば、別EDを見るための"ヒント"と"答え"を見る事はできます。
ただし、このヒントや答えというのが曲者です。
ヒントや答えを開示しても、「ある人物の好感度が重要です(人物は不明)」「1日目のある選択肢が重要です(どれとは具体的に言わない)」等、抽象的な"答え"が多いです。
このため、ノーマルED2・ベストエンドの3つを見るために、ひたすら周回プレイをしてしまう事となったプレイヤーは、少なくはないのでは?
私は犯人を推理することができるルートに入るために、10回程ゲームをやり直しました。
正直苦行ギリギリ手前まで行っていたと思います。
トリックや動機については、他の方も触れられていますし省略します。
第三以降の事件について
正直、第二の事件までは本格的なトリックが使われていますが、第三以降の事件は、付け焼き刃かなぁという印象を受けました。
言うならば「事件の早期解決ができなかった主人公一味が、ドンドン"何か"に殺されていく」例のパターンです。
被害者が増えていくと、主人公としては「犯人は本当に自分達の中に居るのか?」「外部班の仕業じゃないのか?」「実は死んだふりをした奴が犯人じゃないのか?」と疑い始める訳です。
この段階に行くと、初見でも現実的な確率でノーマルED3に行くかもしれない訳ですね。
※私は犯人を外してバッドED4に突入しました。
ただ、ノーマルED3に突入するための条件が、そこそこに厳しい気がします。
好感度の管理は仕方がないにしても、ノーマルED3のフラグが成立しているかの判断が、選択肢をチョイスした段階では判断しにくいからです。
それでも、多数のフラグ管理の上に成り立つED2よりは到達しやすかったです。
…これ、ダークサイドストーリーを作られるのに、かなりの労力と時間が使われたと存じます。
ミステリーのバッドエンドにありがちな「主人公とその仲間をご都合主義展開で皆殺しにしちゃうぞ」を避けて、しっかりと道筋を辿った展開にしていたため、ゲームクリア後もバッドエンドの裏側を覗けたのが印象深かったです。
VIPで更に裏話を聞けたのは、制作陣様の思考を一部垣間見ることができて、非常に斬新で楽しい体験となりました。
総括
とりあえずフラグ管理が地獄です!
本作には自由行動がありますが、実際は自由とは言い難いフラグ管理(&特定のキャラクターに対する選択肢)を予測し、
更に「どんな選択肢を選べばどんな情報が手に入るか」や「曖昧で明確な答えを教えてくれない"ヒントと答え"に頼らないと、ほぼベストEDを見るのは不可能である」点を鑑みると、
的確な選択によって情報を獲得する、周回型の推理ゲーム…というのが、私の本音です。
ストーリーの文章力や構成・演出・絵等はとても素晴らしく、次の展開や各EDの展開を期待させるものだったため、最後までモチベーションを維持してプレイできましたが…
これが無ければ、面倒すぎる選択肢とフラグの考察はやってられませんでした。
ここまでレビューを見てくださった未クリアの方々にアドバイスを送るとしたら、
迷ったらとりあえずゲーム内の"ヒント"と"答え"を見ましょう。一応推理材料にはなります。
それでも迷うならば、ネットで攻略情報を調べた方が良いです。
もっとも、私は攻略サイトを見つける事ができなかったため、公式HPの掲示板からネタバレを踏まないように情報を収集致しました。
非常に面白かったです
映像研サークルのメンバーが山奥という電波も届かないクローズドサークルに追い込まれ、猟奇的な殺人者と幽霊のような超常現象の影が常にまとわりつくホラーな事件に次々と遭うお話です。
テンポ良く次の事件が起こり、不可解な密室トリックによる殺人、叙述も含まれており非常に面白かったです。
スマートロックという簡単に扉に取り付けられて、指紋・静脈・体温と生体認証をクリアしないと開かない鍵の存在などよく考えついたなと思いました。
まぁ鍵の閉め忘れもあるから現実にはオートロック機能が付かないのはやばいと思いますが。
文章は基本的には読みやすいですが、主人公の一人称と神の視点である三人称(?)の入れ替わりが激しくそこは違和感がありました。
たいていは主人公も知っている補足説明やその行動なので、本編は主人公視点の独白で統一したら良かったのではと思いました。
むしろそっちの方がホラー系は主人公に感情移入しやく、もっと没入感が出て来るんじゃないかと。
謎に関しては一周目は全然分かりませんでしたが、ヒントに従ってBADENDやNORMALENDを回収していくと段々と全容が分かってきます。
こういう作り方は丁寧ですね。
ただそのヒントの出し方がやや迂遠というか直接的でないし小出しだったりするので、イライラっとした方もいそうな感じではあります。
どうやっても分からない人というのは絶対いるだろうし、もういいやって投げ出す人もいるはずなので、具体的な選択肢のヒント(答え)も作った方がいいのではないかと思いました。
あとコントローラーで文字送り出来るのはありがたかったんですが、選択肢の選択も出来ればなお嬉しかったです。
キャラに関してはやっていくと人数が少なめなので覚えていきましたが、最初は難しい漢字の名前が多くて覚えづらかったです。
珍しいのはいいですが、もう少し簡単な名前でも良かった気もします。
絵も綺麗ですがみんなシュっとした感じだったので、もしもっと多くなるならもう少し誇張したキャラの方が覚えやすいかもしれませんね。(筋肉マンとかデブとか関西弁とか)
※以下、気になったところを記します。多少は伏せていますがかなりのネタバレを含みますので未プレイの方は見ない方が良いです。
第一の事件
ほぼ月明かりのみの夜中に三階から○を落として地面の石に当てて上手に狙った箇所を砕くなんて無理。付け加えるなら窓が20cmしか開かないから身を乗り出すことも不可能なので腕だけが通る態勢です。角度的に地面にある石を視認することも難しいのではないでしょうか。
変に理屈付けないで気が動転してやったら偶然そうなったぐらいの方がまだいいかもしれません。
予め部屋の下に石がある描写もないとフェアではないので探索パートでその情報は入れるべきだと思います。(拭き取れなかった血痕も見つかるようにしたら簡単過ぎる?)
あと首ちょんぱしたら静脈がどうたらで血液が噴出するので犯行現場は他だろう、っていう話はどこへ?ロクな道具も時間もなく衝動的にやったこのやり方なら部屋中や自分も血だらけなはず。
だからこそおそらくほとんどのプレイヤーが『どうやって鍵の掛かっている部屋に胴体を持ち込んだんだろう?』とこの密室の謎にワクワクしながら首を傾げたはずです。
以上2点に関しては少々ご都合過ぎてフィクションであっても納得出来ませんでした。
第二の事件
図らずも第一の事件で犯人が死体を建物の中を通して運びたくないと思ってたのを実行しちゃっている点。
半日経ったらもう死体から血液って出ないもんなんでしょうか?見つかるリスクを犯して廊下の掃除頑張った?
そもそも仇が討ちたいなら半日待ってスマートロックのログを確認したりそんな無茶苦茶なトリックせずに、死体を見つけた時点で各部屋を巡ったらいいだけでは。
その時に部屋にいない人物か、突発的な事件だから相当挙動不審なやつが犯人確定だろうし、返り血や血臭などの痕跡も残っている可能性も高い。なぜ半日待ったのかが不可解です。
この後先考えないトリックを使ったのは自由に動きたいからだと思いますが、別に不寝番がいる訳でもないので保身を考えずに夜に部屋を抜け出て殺すチャンスは幾らでもあったような気もします。救助された後でも逮捕されるまでに時間はあるだろうしやれそう。
あとベッドの横?下?に頭部だけぴょこんと飛び出していてそれを複数の人間が切断頭部と見間違うのは・・・。
そういや夜中のノックは結局どういう意味があったんだろう。
犯人当て
A~Iを全問正解はかなり苦労しました。他はいいけどGだけは修正した方がいいかもです。おそらく詰まる人はGが間違ってるはず。Gの答えがは第二の事件のものじゃなく、第一の事件のものだと普通は勘違いすると思いますので。
妹かどうかをとある部位を見て確信しかけているっていう話ですが、引き取られた親戚の珍しい名字も知っているし、下の名前は変わらないし、何より10年前なら10歳と8歳でさすがに同姓同名な上に顔見たら確定するんじゃ。
第三の事件
雨流はなぜ犯人を部屋に入れたのだろうか。
雨流の弱みになる秘密を知っていると扉越しに言われて招き入れざるを得なかったにしても、その人物が部屋に来ている時点で超怪しいし見た目は犯人ですっていう自己主張激しい衣装着ているし、護身用の何かすらも携えずに入れたのだろうか。武器があれば正面からなら体格差で勝ちそう。
かまいたち族の傑作
ゲームでミステリーというと、かまいたちの影響は大きいです
閉ざされた環境 主人公の選択次第で続く惨劇・・・
推理系サウンドノベルをやる人は、今なお、かまいたちを求めている人も多いでしょう
本作は、かまいたちよりも推理ゲームとして優れたところがあるくらいの、傑作です
ゲームとしてやる上で特にうなったのが
バッドエンド含めて、全てのルート展開において、登場人物の思考や行動に整合が取れていることです
推理に失敗した時は、全員死亡展開が待っている
途中で誤った選択をしたことで、主人公が死ぬエンドに繋がる
こういう展開を、自分含めた多くのプレイヤーは、ゲームのお約束として流していることが多いです
ただ本作は、なぜそのような展開に至るのかというのを
ifだからで済ませませんでした
そのため、脇道で至るエンディングですら、本筋で起きる出来事と関連したように作られています
これは物語として優れているだけでなく
推理ゲームとしても、ED回収が真相解明のヒントになるという意味で優れた効果があり
謎が明らかになった時に、再びの驚きを得られました
舞台の全体設計を整合させるのは
分岐のある作品だと容易ではありません
その構成力に、大変感銘を受けました
ゲームのお約束と言えば
複数回推理チャンスがある点も同様です
ここにも、本作は一工夫がされています
事件が刻々と変化しているため
各推理パートで要求される内容が変化していきます
時には、前段階での正解が後段階ではひっかけになるといった工夫も見られました
この工夫の結果、プレイヤーは全てのエンディングに至るまで
解くべき謎を持ち続け、処理作業にならずに楽しみ続けることができます
なお、推理パートの対象になっているもの以外にも
謎に当たるものは存在します
本筋の「犯人」あてだけで終わらない奥深さも、魅力です
生体認証を用いた現代型密室トリックとバラバラ死体などの古典の融合
舞台設定に細かく配慮した、背景や立ち絵の描写
他にも多くの魅力が詰まった作品です
傑作をありがとうございました
前作はプレイ済みだったのですが、リメイク版もやってみようと思います
廃寮での同好会撮影で起きる惨劇!
深刻なネタバレやトリックの詳細・犯人の名前・正体などは書いておりませんがいくらか本編の内容に触れるレビューをしておりますのでちょっとしたネタバレも嫌な方は注意!
特に推理ものですので心から楽しみたい方は回避推奨
私のゲームのプレイ時間は約6~7時間、本編の初エンディング達成まで約1時間半くらいでした。つまりは5時間くらいはルート・エンディング回収と考察です。
VIPスペース(舞台裏)にも到達しております。前作もはるか前にプレイしてクリアはしています。(なので、前作とのちょっとしたつながりがあったらしいですが記憶には無かったのでスルーしました)
ヒントや答え(に近い)もあるのでルートやエンディング、犯人の正体に辿り着くのはそこまで難しくありませんでした。
が、どうしても二番目の推理モードでの犯人のいわゆるホワイダニット、なぜ犯行に至ったかの部分がどうしてもわからなくてまた早送り(スキップ機能)しない周回をしたりはしましたね、そのためだけに。
すると、とある人物の◯◯の位置がおかしいことにようやく気づいて××なんじゃないか?、あの登場人物と関係あるんじゃないか?と気づけたら何とかベストエンドに辿り着けました。
たぶんですが気づける人はすぐに気づけると思います。VIPスペースを読むとといろいろとまだ違う伏線はあったみたいなので。
私は推理小説やゲームはたまに読む・プレイする程度なので時間がかかった方だと考えております。
さらにその2番目の推理モードでは真相に迫った推理をしたかでどうかで主人公の反応が変わるのでその反応を見ながらセーブ&ロードで推理を変えていけば正解しやすいはずです。
ここからもう少し本編のトリックやネタバレに踏み込んだ内容になりますので嫌な方は回避推奨
スマートロックというハイテク機器を使ったトリックは自分には新鮮でした。徹底した本人にしか解除できない設定でどう犯行を起こすのか?とワクワクしながら読み進めました。ログも熱心に眺めたりね。
とても楽しい作品をありがとうございました。
最後にVIPスペースで作者の方々達が言うにはトゥルーエンドか下山エンド、ノーマルエンド3のどれかがプレイヤーが初めに辿り着くエンディングの可能性が高いとのことでしたが私はアナザーエンドに初めに辿り着きました…絵未さん可愛いですね
長文失礼しました
クリア
間違えても犯人は分かるようになってるので、時間をかければいけるのかな。推理2で主人公のセリフで「真相に近い気がする」とか示唆がでたので、にじりよせた。
トリックが良くできていてそれしかないんだけど、やってると犯人じゃなくねと思っていてなかなか気付けなかった。惑わせようとしてるのかヒントなのか考えないでバッドエンドを見てると作者の思うがまま。
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