待ってました
10年ほど前から森野いずみさんが制作されるゲームのファンです。
久しぶりの新作という事で、今回は絵やCG、音楽などは他の方との協業という形態の作品です。
タイトルから察する通りセカイ系の内容ですが、少しホラーっぽい要素やSF要素を絶妙なテイストで散りばめた内容は、森野いずみさんならではの作風だと感じます。
完全新作かと思いきや、硝子の月との関連性が少なからずあってファンサービスも旺盛でした。
このゲームをプレイする前に、硝子の月をプレイしておくとより楽しめると思います。未プレイの人も、先にそちらの作品からやっておくと良いです。
スチルの枚数も膨大で飽きを感じさせないボリュームで、どれもクオリティが高いです。
プレイ時間も多すぎず少なすぎず、ちょうどいいのではないかと感じました。
一つだけ気になった事といえば、最後に出てくるキャラはもう少し本筋に関わってくるような展開だと良かったかなと思いました。
余韻が半端じゃない
シナリオも絵も音楽も凄い質なんですが、何よりも感動への持って行き方と読後の余韻がフリーゲームとは思えませんでした。彼方が…健気過ぎて涙
主人公の睦月と浅一の対比も鮮やかに描かれていて胸に来ました。個人的には浅一に感情移入してしまい思わず泣いてしまいました。何回も思い出して胸が締め付けられています。
素敵な作品をありがとうございました。
クオリティ高すぎません?
すごいクオリティですね、このゲーム。ネタバレせずに感想が書きにくいのですが、ふつうにお金取っていいレベルだと思います。個人的には有子ちゃんがお気に入り。
最初の方もコメントされてますが、スチルの数が差分無しで200枚超えという多さ。しかも手抜きなし。商業作品でもこれだけの量と質はほとんど無いです。
シナリオも音楽もシステムも全て高水準。エンディングは特に素晴らしく、曲と演出がマッチして何度も繰り返し見てしまいます。
プレー時間4時間程度でしっかりと作りこまれた力作です。セカイ系のシナリオが嫌いな人じゃなければ一度はやってみるべき作品。
少しネタバレを含む感想です。
非常に楽しめました!!
素敵なノベルゲームをありがとうございます!!
以下、ネタバレを含む感想です。
星野彼方ちゃんって名前、めちゃくちゃお洒落ですね。私は登場人物の名前を覚えるのが苦手なのですが、この子はすぐに覚えることができました。また、終盤の演出や文章も相まってとても良い名前だと思います。
あとがきで触れられていたようにスチルもや立ち絵差分も多く、文章とイラスト両方で工夫が凝らされているのだと強く感じました。
シナリオについては、序盤で彼方ちゃんとの関係や、浅一くんと有子ちゃんの人間性が非常に良く書けているため、終盤での彼らの思考が読み取りやすく、物語に没入できました。
浅一くんと有子ちゃんめちゃ好きです。とても対照的でありながら素敵な関係を築いている点が素晴らしいです。
気になった点が2点あります。
1つ目は、登場人物一覧とあらすじがどこにも無い点です(見落としてたらごめんなさい)。冒頭で主人公、父親、妹が登場し、さらに彼方と浅一について話し始めるため、初読では5名を一度に覚える必要があります。そのワンクッションとして登場人物一覧やあらすじがあると補助になるかと思います。
2つ目は、序盤の日常描写が長すぎることです。シナリオ担当さんの文章力が高いので、もう少し短くても読者に十分に伝わる気がします。
感想は以上です。
素晴らしい時間をありがとうございました!
お待ちしておりました
よかった。
ちゃんと、ゲームになったんですね。
なろうから消えてからずっと待っていた
訳ではないですけど、時々気にしていました。
久しぶりにちゃんと読める媒体になってくれてよかった。
覚えているうちに会えてよかった。
感想
ラノベ的セカイ系
スチルが超多い
クリアしてもまだ埋まらない
話も長くて相当描き込まれたゲームでした
- 1