現代っ子魔王が可愛い
最終レベル16、プレイ時間1時間半。
魔王、勇者、四天王、聖女、それぞれが現代っ子として生活している世界。
SNSを使いこなし相手の居場所もそれで探し出したり、回復アイテムや装備はコンビニで購入。
学生ばかりではなく社畜だったりと、まさに現代社会が絶妙にマッチしていて
とても面白かったです。
レベル上げも特に必要なく、敵が落とすお金が多いので装備品もすぐ整えられます。
最初は回復技がないので少し辛く感じますが、のちに聖女が仲間となるので
それまではアイテムでしのぎます。
敵キャラクターも個性豊かでモブ子たちは逆にインパクト大でした。
存在感が薄すぎて攻撃が当たらないとか笑ってしまいました。
一回だけ四天王が戦闘にお助けキャラとして入ってきましたが
強すぎるのと外見にまた笑いました。
各章のボス戦は苦戦しませんでしが、ラスボスは手ごたえがありました。
魔王覚醒のカットインやラスボスの変化がカッコよかったです。
特に気に入ったのがアイテムの説明文です。一個一個確認してしまいました。
サクッと遊べるRPGなので、魔王の一途で可愛い姿、聖女の腹黒さなど
面白さがちりばめられているので、ぜひプレイしてほしいです。
可愛くて面白いゲームをありがとうございました!
かわいい魔王と外道プレイ?
※ネタバレあり
ツイッターが出て来たり店がコンビニだったりして現代チックなファンタジー。回復施設ないっぽいけどモブが結構金落とすので金策には困りませんでした。生徒な敵たちが可愛すぎて(特にファンクラブとか掃除当番とか)ボコる時少し心が痛みましたが魔王なので頑張りました(笑)回復がアイテム中心になるので、からあげとかコンポタとかおでんとかモグモグしてるうちにお財布がちょうどよいタイミングで空っぽになるようなバランスが学生っぽいかもなあとも思ったり。
キャラクターがサブキャラ含めて濃くて楽しかったです。厨二入ってる雑魚敵とか。世知辛い社畜な中ボスとか。モブ三人組のうち一人のデザインが斬新だと思いました(誰とは言わない)
それと過去作やってるとなんとなく見覚えのある上司にん?ってなったあと伝説の武器でんん??となってあ、これは……と察する流れになるのがニヤリと出来ていいですね。
全体的なストーリーも意外性アリで良かったです。ラスボスのイラスト差分がカッコよくて良い。スタッフロールの絵の真ん中にいる人にも笑っちゃいました。エピローグは和みました。魔王の恋路はともかく、聖女の恋路は前途多難そうだなあとも思ったり……。
すごくコンビニ飯が食べたくなるゲームでもありました(笑)仕様的によく食べることになるのもあって……今はからあげがすごく食べたい。
女子高生魔王と勇者がSNSでつながってる、現代ネタもRPGネタも豊富なゆるふわさが魅力!
クリア時間 50分
クリアレベル 11
クリスマス、村人に告白するも立場が違うと断られてしまった
魔王(女子高生)の悪野まおこ。
気晴らしにSNSを見ていたら勇者がリア充で楽しんでいるので
腹いせに勇者パーティの聖女とぶちのめしに行く短編RPG。
RPGでよくある魔王軍と勇者パーティが
SNSのある現代で暮らしてたらこうなる的なRPG。
勇者、魔王と肩書は残っているものの、
作中のセリフから分かる通り、
現代に至るまでに14代も代替わりしているので、
風化して肩書だけが残っている状態になっているらしく
その結果として勇者と魔王がSNSでつながってるという
かなりゆるふわな関係になっている。
現代もののSNSネタを入れた会話や
時おりRPG的なネタも挿入されるので
現代にRPGをエッセンスで加えたようなゲームに思う。
装備、回復アイテム、ザコ敵、その敵の使ってくるスキルにまで
ネタが散りばめられている。
盾装備が通信簿(さりげなくまおこの成績が説明に書かれてる)、
スケジュール帳だったり、武器が不審者撃退スプレーや
物理を推奨するハウツー本と現代ものかと思えば
ひのきの棒等RPGネタもあり、
装飾品はリップやネイルと全体的に女子力高めでオシャレ、
身体装備は上着かと思えば盛れるブラもある。
(まおこの身体装備は最後まで盛れるブラだった)
アイテムの説明が愉快なものが多いため、
ショップでの買い物が見てるだけでも楽しい。
ザコ敵について清掃係山田君の攻撃で
まおこが掃除さぼったのを追いかけてきている
みたいなちょっとしたミニストーリーが展開されたり
パリピのナンパがうっとおしいという意味での攻撃だったり
ピーマン「お残しは許しまへんでぇ」や
もはや意味不明な荒ぶる佐藤のポーズ等々、
個性豊かすぎるユニークな面々が毎回出てきて戦闘が楽しい。
システム的にはオーソドックスなRPG。マップは各章1画面に
収まるコンパクトサイズでイベントの発生する場所、ショップ、
ボスイベントが表示されており、ボスを倒すことで進行する。
今作は宿屋などの回復ポイントは存在しないが
回復はショップで買った回復アイテムで行うことさえ分かれば
全体的に簡単で、推奨レベルも画面上に表示されていて
非常に親切な設計になっている。
それに加えて、主人公サイドのスキルが状況に合わせたものを
使える箇所が3章と4章のボス戦に存在する。
3章では自分たちが物理攻撃に弱いことに気づいた次のターンに
防御力を上げるスキルを持ったキャラがスポット参戦したり
4章では推奨レベルまで上げるとまおこが魔法反射スキルを覚え
その章のボスが強力な魔法攻撃を使うので
魔法反射を使っておくと綺麗に反射してダメージを与えられる。
こういうスキルのかみ合ってる感じが気持ちよく
RPGのスキルの有効活用ができる点で、センスのいい構成に思った。
3章ボスは「お姉さん本気出しちゃうぞ」というセリフや
加勢に来るキャラの関係性も含めて、ボス戦のイベントが面白く
印象に残りやすい。
キャラ面について、まおこは村人に対して一途で
子犬っぽいイメージがなぜかある。
魔王という肩書だけども、本気でひどいことはしないあたりが
可愛らしかったりする。
聖女の光田ヒメは、聖女という肩書に対して意地悪で腹黒。
ただ一人を除いて本作のボスが全員女性なことをふまえて
彼女のサイドからこの物語を見てみると
最後の方のセリフが味わい深い。苦労が絶えないともいうのかも
しれないけど。
そんな二人の女の友情譚、スタッフロールのときに表示される
一枚絵で拳を合わせている二人は
流れ的には感動的なシーンのはず……
なのだけども、背景で泡吹いてる人がいて
これよかったのかなと思わずにいられなかった自分もいて
シリアスのようで、コミカルのような
現代のようで、RPGの世界のような
そういう配分が絶妙なのがこのゆるふわな世界観の魅力に思うのだ。
現代まで魔王軍と勇者パーティがいたらという題材で
現代もRPGも面白いネタが詰め込まれた
コミカル女子力の高い一作。
マップもシナリオも丁寧にコンパクトにまとめられているので
手軽にRPGや現代もののゲームがしたい人や
詰め込まれた小ネタでクスッとしたい人やほっこりしたい人、
可愛くて一途な魔王や、腹黒聖女、チャラい勇者がSNSやってるみたいな
世界観に興味を持ったらぜひやって見て欲しい。
恋する乙女な魔王たちが戦う、コメディ全開の短編RPG!
【総評】
魔王だけど恋する乙女な悪野まおこが、リア充の勇者が
ムカつくので倒しに行く短編RPG。
可愛らしいイラストが魅力的なのはもちろん、キャラ同士の
掛け合いが楽しい作品でした!
以下、クリアした後のプレイ感想です。(※ネタバレなし。)
【長所】
・「主人公は魔王だから、人間に迫害されているのかな?」
と思ってプレイを始めたのですが、普通の女の子でした。
住民からはせいぜいハロウィーンのコスプレ程度の扱いで、
完全に日常生活に溶け込んでいるのが、いい感じです(笑)
・ツイッターっぽいテキストが登場したり、高校生がみんな
制服を着ているなど、とにかく現代日本らしさが全開です。
色々な意味で、“考えたら負け”な世界観が素敵すぎます!
・ザコもいい意味でブッ飛んでます。清掃係の山田くんとか、
荒ぶるお肉とか。
・ザコ戦は基本的に魔法の全ブッパ、ボス戦は守りながら
戦ってオーバードライブ技で一気に巻き返す――という、
メリハリの利いた戦闘も面白かったです!
・プレイ時間50分足らずで、一気に最後までプレイできました。
勇者戦直前のセーブでは36分、序盤、イノシシとニワトリに
フルボッコにされて全滅したのとラスボス戦を加えて約50分。
・ツイッターのアイコンのみでの出演というキャラを除けば、
敵を含めて登場人物は全員オリジナルイラスト、しかも
みんな可愛い! ラスボス撃破後には一枚絵もあります。
【短所】
・長所の裏返しですが、第一章の装備購入までは戦闘が
キツめです。コンビニ(武器屋&道具屋)に入るより先に
イノシシとニワトリのペアに遭遇して、まさかの初戦敗退!
まおこが初手に通常攻撃を選んだら打点が足りず、次の
ターンでは魔法攻撃に切り替えたものの、時すでに遅し。
ピンチになった3ターン目で回復用のお茶を飲もうとしたら、
イノシシから先制攻撃を喰らって昇天、という流れでした。
私としては「ゲームオーバーの絵が見られてラッキー♪」
という気分だったのですが、プレイヤーによっては、ここで
切り上げてしまってもおかしくないという印象を受けました。
(※但し、基本的に魔法をブッ放つのが前提のバランス
だというメタ認知さえできれば、難なく進められます。)
※いずれも、Ver 1.01 時点での話です。
すべての登場人物が楽しい
バージョン1.01にてプレー。
ネタバレは多分ないです。
かわいらしいサムネに釣られて立ち寄ったら、だいぶ前にプレーしたことのある「魔女と夜の呪い」の作者様と知って早速遊ばせて頂きました。
なんといっても登場人物がみんな活き活きしてて楽しかったです。
微妙に複雑な?愛憎?入り混じる恋のお話ですが、まったくじめっとしてなくて最後までカラッと爽快でした。
魔王とか聖女とか勇者とか大層な肩書が付いてるのに、実態はみんなただのイマドキリア充なの笑う。
四天王が多分二人(実質一人)しか登場してませんが、残りの二人もどんな奴なのか気になりますね。
バトルは慣れるまでは難しかったです。
最初に遭遇したのがイノシシとニワトリだったので、街中でなにやってんの!?と笑っているうちにいつの間にか死にかけていて焦りました(笑)
雑魚敵キャラの顔ぶれのアクが強い……。
入手できるお金が割と多いので、コンビニで装備や回復アイテムを整えつつ一戦一戦大事に戦っていくとそのうち楽になります。
回復アイテムや装備品のラインナップも遊び心に溢れていて面白かったです。
それでは作者様と魔王ちゃんたちに感謝を込めて。
リア充爆発しろ!!!
とてもかわいい魔王さんでした (Ver1.01)
その箇所でまた申し上げますが、文の最後の方にネタバレを含みます。
―――――――――――――――
女子高生の魔王が、先輩にクリスマスデートを断られた腹いせに、モテモテ勇者とその仲間たちを倒しに行くお話です。プレイ時間は1時間20分程度でした。
章立てになっていて、各章でワンマップ。ランダムエンカウントによるレベル上げや買い物をしたり、「!」で示されたイベントを見たりした後、ボスに挑むという流れです。
戦闘の難易度は、序盤は難しく、進むにつれて簡単になっていきます。第1章ではコンビニ(買い物ポイント)の存在に気付くのが遅れ、そこまでは苦戦しました。正面から削りあうとこちらのHPが危うくなるので、防御で耐えながらTPを溜めて必殺技を使う、という感じで突破してました。買い物で装備を整えてからは問題なく戦えました。難しすぎるわけではないですが、最初の1,2戦で諦めてしまうプレイヤーも居そうなのはもったいないかなとも思いました。
振り返りのための2回目プレイ中に気付きましたが、雑魚戦は高い確率(1章は100パーセント?)で逃げられるので、敵の数が多いときは逃げるのも手ですね。
初回プレイではパーティ二人ともレベル11で勇者戦に挑み、クリアしました。
少し運が絡みますが、2回目プレイでは雑魚戦を一切しなくてもクリアできました(勇者戦前でまおこさんレベル6、ヒメさんレベル6)。
短編RPGですが、敵・味方ともに登場人物のグラフィックが多く、豪華でした。エンカウントする敵キャラも作者様自作でかわいいです。荒ぶるお肉が個人的にお気に入りでした。
ストーリーは、女子高生感が突き抜けている会話が多く、楽しい雰囲気で進みます。ツイッター用語など。現代の中に魔王や勇者一行がいるという感じがしました。会話中に時々入る効果音も楽しい。
主人公は魔王ですが、恋愛面では恋に一生懸命な乙女で、そこがかわいかったです。
終盤は驚く展開もあります。途中もですが、「女子の世界」を垣間見ている感じのエンドで好きでした。
作者様のほのぼのRPGを今回も楽しませていただきました。ありがとうございました。
―――――――――――――――
以下はエンドについて言及しているので、途轍もなくネタバレありです。
―――――――――――――――
2回目プレイ中に気付きましたが、最終章のイベントでヒメさんが「回復できない時もあるかも」と言っていたのはそういうことだったんですね……
ラストバトル中に覚醒すると表情が変わるのもゾクゾクしました。
先輩が主人公の普段降りる駅を知っていたので、すでに交友があったのか、それとも先輩も少しは主人公のことを意識してたのか……などと想像が膨らみました(;^_^A
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