一体何を信じていたのか
ver1.01で全END回収済。
作者様が推奨するNOMAL→TRUE→BADの順でクリアしていきました。
最初にNOMAL END回収した時に思ったのですが、
伏線の貼り方が非常に上手いな、と。
そこからTRUEが「ここはこうだったのか!」って
繋がっていくのが楽しかったですね。
でも、正直に言います。
BAD ENDが一番後味が悪くて好きです。
詳細は避けますが、このENDこそ主人公が主人公である所以を
強く認識させてくれました。
これからプレイする方は、なるべく実況動画などを観ない状態で、
プレイして欲しい作品です。
地獄に咲く紅い花
※若干のネタバレ要素を含みます。
Ver.1.01でプレイ。
不穏なメッセージから始まる探索アドベンチャーで、謎の青年(少年?)に導かれ
死のイメージを繰り返す暗い世界観とシナリオが強い印象を残します。
ゲームは簡単な探索と謎解きはあるものの難易度自体は低く、代りにカルマという
パラメーターを一定値貯める事で新しいエリアへと移行する仕様です。
ストーリーはエリア移動毎の幕間と回想で語られますが、そこから想像される展開は
お約束的ではあるものの、それだけに留まらない強烈な変化を迎える結末は
独特な後味の悪さが感じられます。
また、真実を知った上で通過してきた光景の意味も理解するとなんとも壮絶な
作品だったのだと気づかされますね……
3つのエンドはそれぞれ全く違う結末になりますが、ある共通する認識が
芯にあった上での結果であり、悪という概念について考えさせられます。
直接的な表現こそ控えめながら、結構刺激的な内容も含む作品ですが、『瞼の裏の世界』
でも感じられた独自の感性とそれを表現するセンスが堪能できるので是非プレイして
貰いたいのですが、それなりの心の準備もしておいた方が良いかもしれませんね(汗)
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