選択肢から再開できるのが良かった。
クリア後におまけがあるのも良かった。
二人の信頼関係が描写されているのが良かった。

平静を装いながら、いつものスタイルで読み進めてプレイの僕。

作中の2人を見ていると、ハタハラしつつも、どうしてもニヤニヤする。
こいつら爆発しろ！

作品の雰囲気もスタイリッシュでオシャレ！

ハッカ油を鼻に突っ込んでスニッフしたかのような爽快な作品！

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よかった点
・選択肢から再開できる
・クリア後にちょっとしたおまけがある
・かなり短い中でも、二人の関係性がしっかり描かれている

気になった点
・文章の表示速度などを調節できない
・BGMがボーカル入りなので、文章に集中しにくい

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クリア時間　8分　(おまけ含）

仕事帰りに不愛想な女性、百目鬼（どうめき）に
焼肉を奢らせようとちょっかいをかける月見里（やななし）の
紙袋を巡る掌編NOV。

途中に3択の選択肢が一度だけあって
その選択肢によってその後の展開が大きく変わる。
最初から月見里のキャラが立っていて
焼肉を彼女に奢ってもらう気満々だったり
「百目鬼に！（彼氏）できるわけねーか」
「なぜなら百目鬼に嫌がらせするのが俺の楽しみだーかーらー」と
発言もいじりアクセル全開だったりするので
選択肢も百目鬼をもっといじる左か右を選びたくなる。
正規的なルートは3択のうちの1択なんだけど
正規以外のルートも話が膨らみすぎたり
今の流行のアレになったり
思いもよらない方向へ突き進んでいくので一見の価値あり。
一度何かしらのエンドを見ると、選択肢から再開もできるので
エンド回収はかなり手軽にできる。

お互いに「嫌がらせ」と言いながらも
本気で嫌がることをやってるわけじゃなくて
満更でもないような素直でもないような
でもだからといってつきあってるわけでもないようで
仲がいいのは間違いない、そんな二者のやりとりを
楽しめる。
「なんか渡しづらいし……」と小声で言うのや
「……それは本当にしらん」って
それ以前の「しらねー」は照れ隠しに思えてきて
百目鬼さんところどころで不愛想なようで可愛い。
月見里君は最初からちょっかいかけてるあたりも
そうなのだけど、喜々としてもらったものを
ハメていたりで
いたずら好きな少年的な魅力があるように思う。

BGMが歌もので、背景のビル街とマッチしていて
本作全体的に都会的なオシャレな印象がある。
正規ルートクリア後にタイトルに2人が出るようになるんだけど
この2人にカーソルを合わせてみると
相手をどう思ってるか、キャラ紹介、後日談などが
ランダムで見られて凝っている。

オシャレな夜の都会を舞台に
素直じゃない二人の関係を楽しめる一作。
言葉や行動ではつれないようでも
実は仲が良いみたいな関係性が好きな人向け。

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※ネタバレ






選択肢によってだいぶ振り幅のあるシンプルなノベルゲームです。相変わらずのイラストの多彩さでプレイ時間より体感濃い時間を過ごせます。月見里の歯が好き。過去作をやっていると見覚えのある何か達が見え隠れしているのにニヤニヤしたり、また二人のなんだやっぱり仲がいいんじゃないかというやりとりにもニヤニヤしたり。

クリア後の百目鬼のページのもう一枚のオマケコメントにほんわかしました。まさかの衝撃的なとあるエンドが予想外かつやっぱり息ピッタリなんだろうなと思いました。

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漫画のような擬音や演出が多くてとても読みやすかったです。また、内容が短い割に立ち絵や一枚絵が多かったのが凄いなと思いました。

月見里と百目鬼のお互いを過度に好きあってる訳でも嫌い合ってる訳でも無い（むしろ百目鬼は月見里をうっとおしがってすらいる）のに切っても切れなさそうな関係がとても好きになり、「静本はるさんはMHIのリサとジャックや今作の二人のような、一言では言い表せない関係を短い文章に込めるのが上手だなぁ」と改めて思いました。

「二人の名前は当て字かな？」と思ったのですがPCやスマホで普通に変換出来たので少し驚きましたｗ

静本はるさんの過去作のキャラがプリントされてるシャツや本があったのが面白かったです。

キャラ紹介画面にいくつか仕掛けがありましたが、これは少し分かりづらいかもしれないです。

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Ver.1.00でプレイ。

会社の同僚？な男女二人がお洒落なBGMと風景の中で夫婦漫才（ではないか？）する
掌編ノベルで、かなりウザめな男主人公に対する女主人公の（けして恋愛的ではない）
複雑な心情が覗くドラマがキモですね。

プレイ時間はかなり短めですが選択肢でルート分岐もあり、お約束なものから
斜め上の展開まで楽しめる作品でした。

次回作も楽しみにしています。

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