エンド3つ全てに自力で辿りつけました!
個人的にはそんなに難しくなく、わりと分かりやすい分岐だったかなと思います。
ここからネタバレ?含みます。
断片的な記憶の回収が楽しかったです。最初は教会の神父様が悪い人なのかと思い込まされました(笑)
見事なミスリード。
椅子が動いたりカラスが飛び出したりと、ビックリするところも色々とよかったです。とってもちょうどよりバランスでした。
前作の「螢火の庭」の書庫のようなところで読んだ物語が、こうして一つのゲームとして遊ぶことができてよかったです。
他の読み物ひょっとして・・・?ちょっと期待しております。
仄暗くて切ないダークな物語、好きです。素敵な作品これからも楽しみにしています。
ドキッとするホラー要素と、
庭だけの小さなエリアに、仄暗いストーリーが添えてある掌編ADV。
美しい主人公イノリのイラストや名前とは裏腹に、
仄暗いストーリーが徐々に明らかになっていく雰囲気が好みでした。
主人公のイノリの語尾「……なのだわ」口調も
だんだんとクセになってきて、かわいい。
クリア後に、タイトル絵が変わる細かな演出も好き。
各色のバラの花ことばは何か意味があるのか無いのか、その点は分かりませんが、
薔薇の庭園と、過去の出来事、イノリの生い立ちなどが混ざりあい、
とてもダークな雰囲気になっているのが素敵でした。
「薔薇」「摘み取り」「生い立ち」のキーワードが、演出などにも効いていて良いなと思いました。
ゲーム中では、真実をあまり多くを語らない部分もあり、
ほどよい考察ができた面も楽しめました。
なぜそうなってしまったのか、過去も現在も、何が因果しているのかとか。
個人的には、神父は何か裏があるんじゃないかとか、ゲーム外での考察や個人解釈ができて楽しかったです。
イノリが摘み取らなければならない薔薇とかけたタイトル回収が印象深い、楽しく遊ばせていただきました。
全END回収しました。
何となくで選んでいたら、真相ENDに
最初に到達してしまった…
以下、ネタバレ。
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最初の選択肢と墓が大事だなんて思わなかったorz
つい癖で一通り調べていたら辿りつけてしまいました…
神父様が1番の被害者じゃないですか…
イノリも自分自身がそうなりたくってなったわけじゃあるまいし。
人の思い込みが1番怖いと改めて思い知らされました。。。
実際の魔女裁判でも文盲なのを利用して、
魔女と認める書類にサインさせるというのはあったらしいですからね…
かのジャンヌ・ダルクもそうやって騙されて火刑になったのだとか。
どうかイノリに救いがありますように。
最後の一歩手前くらいのイノリさんの表情が好きです()
さて置き、見慣れた庭園で見慣れない庭園で、辺りは薄暗くよく解らない状態から始まります。まずはとことこてくてく歩き回って走り回って調べ尽くしていかねばなりません。
詰まる、という要素はないですが、如何せんこの薄暗さが絶妙で、見落としやすいので、少ない分岐ながらもなかなか辿り着けない人も多いかもしれません。特に時間制限とかはなく即死要素もなく、ランプが消えて足を滑らせて頭打って死亡とかもないので、じっくりこの世界を堪能するときっと望む結末が手に入るでしょう。
暗い世界ですので、しっかり見届けるのもゲームの楽しさですね。良い作品でした。この後のお話やこの前のお話なんかも見てみたいですねぇ。
Ver.1.02でプレイ。
仄暗い教会の庭園を舞台にした短編ホラーで
前作とは打って変わった黒く重い世界観とストーリーが印象的です。
少女が庭園を探索する内に見る事になる回想で徐々に明らかになる
ある出来事とその結末はある意味定番と言えるものですが
そうと分かっていても中々心に来るものがありました。
ゲームは庭園を探索して目的を達成していく構成で、マップが小さいので
簡単かと思いきや、後半の目標となるあるモノがかなり見えづらいので
最初何をすればいいのかしばらく気づけませんでした。
演出的には有りなのかもしれませんがゲームとしてはもう少しはっきり見えても
いいように思います。
この点を除けばシナリオ・グラフィックから音楽・演出まで高いレベルで纏まっていて
遊んで損のない作品だと思います。
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