すごく悩むが最後までやった感じ結構良い作品だったと思う。
もう一回あのストーリーをやるのは（重すぎて）ちょっと無理だったので追加ダンジョンまで手は伸びなかった。

【戦闘面】
スキル進化システムを搭載した作品。
最終進化までいくと使用する度に際限なく強化が可能で、使い込んだスキルは数千ダメージを叩き出す。
雑魚戦でよく使う全体魔法が特に回数を稼ぎやすく、単体スキルに比べると伸びは悪いがそれでもかなりのダメージになる。
お気に入りのスキルを鍛えて目指せ最強の技！なのだが……スキルが！すごく！少ない！。
使い込みがそのまま威力に反映されるシステムなので多くても仕方ないのはわかるが、
それにしたってあまりにもスキル数が少ないのは流石に……。
後覚えるのが遅い。
結局主人公の最強技が一番最初に覚えるちょっと速くなる通常攻撃みたいな技になった。
正直敵の攻撃は温く、戦闘外で鍛えられるMP消費の回復系を少し伸ばしておけば事故すら発生しなかった。
一応ドーピングアイテムも購入できるがかなり高額なのと、難易度はぬるいので不要だった。
追加ダンジョンだと使うこと前提なんだろうか？
後TPスキルの価値が微妙だった。
と言うか回復アイテムも完備で宿屋等でも回復できるMP消費の技が回数を稼ぐのがあまりに楽すぎて、
その両方が出来ずに進化する度に消費が上がり回数を稼げないTP技が中盤位からかなり空気。
TPスキルはこのシステムと噛み合いが悪かったかなって。
面白いシステムだと思うのだけど色々荒かった。
後戦闘中のセリフ回しもうちょっとなんとかならないのか？とは思った。
鍛え上げたスキル一発で威勢のいいセリフから命乞いまで行くのはもはやギャグ。

【戦闘外】
エンカウント制御装備にアイテムドロップ+お金稼ぎ用装備、
他にもあると便利だなって思うような装備は大体揃ってる。
スキル使用回数を増加させる装備もしっかり実装されておりガンガン稼いでいけるのは◯。
基本的によく出来ていて言うべきことが殆ど無い位。
強いて言うなら追加ダンジョンが二周目限定なのがちょっと。
どの地点で出るのかわからないけどラスト付近なら周回させずにそこらへんに戻してほしかった。

【ストーリー】
物語全体でみるととても良い。
それだけでもこの作品やる価値はあったと思うほど。
まあちょっと重すぎて二周目は耐えられずにギブったけど。
わかっててもしんどい……。
ただ細かい所がなんとも言えない。
特に許可証作った後で行けるようにになる島。
あらゆる物がすごく雑。
ノリも世界観設定も人の心の動きも一体どうしたんだ？と思う位そこだけ雑。
そこを抜けると後はジェットコースターが如し展開で世界が別の顔を見せるのは最高だった。

【総評】
全体を見るととても質が高い物語。
荒い部分があるものの挑戦的なスキルシステム等は人によってはとても楽しめると思う。
反面どうしてもバランスが悪い部分と一部雑に感じるストーリーがあることも否定できない。
大枠の物語で言えば良作と言いたい所だったけど細かい所でマイナスして届かない位かなと思う。

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ver.141をプレイした時点での感想です。
クリア時間は約8間、裏最終ボス撃破は12時間でした。
全体的に難易度はやや低めでとっつきやすいかなと思います。

■良いところ
・選択肢が出ると効果音が出て間違って連打するのをある程度防止してくれる。
・スキルの威力が可視化されており、戦術が立てやすい。
・熟練度システムにより技を強化でき、また強化を早める装飾品も存在する。
・サイドビューだが戦闘テンポは良い。
・イベントを高速化することができる。

■良くないところ
・敵を選択する際にものすごく重くなることがある。
・主人公の先制スキルの速度補正が弱く、素早いキャラの通常行動より先に行動できないことがある。

スキルは少ないですが熟練度システムの関係上仕方ないかな？とも思います。
敵の属性耐性が緩めの設定なのもその辺を考慮してのことかもしれません。
システム上TPスキルは成長させるのがやや面倒ですが、一応の救済もあり。
細かい部分にも配慮されており、ストレスなくプレイすることができました。
クリア後のおまけは急激に強くなるので若干焦りましたが、
ちゃんとやれば勝てるくらいの難易度でちょうど良かったです。
うまくすっきりとまとまったとても良い作品でした。

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ネタバレを含みます

・・・というか、習得関係のネタバレですが。

レベル20前半で習得が完了してしまうようで、技のレパートリーが少なくて少し寂しい。

状態異常に出来るものが主に武器の札で、習得技では毒、混乱、眠り、恐怖ぐらい。

特に、アカツキは魔術師なのにデバフ以外は基本属性しかなく、シャドウはこちらで使えるのは成長しない魔王人形の装備技のみ・・・成長できる闇属性のシャドウください。

メガコールド使ってくる敵も居るが、専用なんだろうな～

主人公は潜在能力は計り知れないものがあると書かれているが、その片鱗が聖剣装備且つ、その技のみでちょっと地味。

で、聖剣の技も成長しないので主に必殺便りで、光はソアラのメガシャインで済んでしまうという。

バフで素早さ上げられる技がない、デバフで攻撃下げる技がない等、バフ・デバフに穴があるのも気になるところ。

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プレイしてて一番気になったのが音量バグ。
高速戦闘出来るのはいいけど、突然音量がでかくなったりもとに戻ったりで、ビックリすることが多々ありました。
ストーリーは魔王を倒したところで終わりと思いきや…からのとか初見サプライズ的なのと、一本筋が通っていてフラグ回収も出来ていたのでよかったとは思いますが、所長は無しです。というかありえません。
常識的に考えて、上に立つ人間が私情に駆られて怒号や罵声を浴びせるのは、プレイしているこちら側としても不快でした。
そこら辺練りつつ別のルートにしたほうが感情移入しやすいかと。
戦闘バランスですが、限界点から敵の攻撃力が異常なほど上がってるのが気になりました。
それまではレベルを上げて物理でryだったのが、いきなりバランス崩壊です。
戦闘中の選択肢によってというのはいい発想だとは思いましたが、全体のバランスで考えるとそこら辺からおかしくなってるかなと。
ですが、ムートの顔のせいで話しが頭に入ってこない点以外は良い作品だとは思いました。

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うぇあうるふのくだりまでやりましたが、預かっていた子供に魔王を倒せとかいきなり言う村長とか女王など諸々
人間の言動に正義が感じられない。

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