まあまあ面白い
村長から「魔王を倒してきておくれ」と頼まれ、村人みんなで倒しに行くことになった。というストーリーの、短編RPGゲーム。
ゲーム開始時から8人のキャラがいて、そのうち4人を自由に選んで戦闘に参加させるシステム。
移動中のみメンバーチェンジでき、戦闘中はチェンジ不可。
7人が戦士タイプで、仲間の神父さんが唯一の回復役なので、神父さんは必ず育てましょう。
武器屋や防具屋がなく、全員、初期装備のままで固定なため、お金は回復アイテムに使いたいところですが、
MP回復アイテムは使えるのが移動中のみで、戦闘中には一切使用不可なため、使うタイミングに注意。
変人ぞろいの英雄軍団 (主人公だけまとも)
何故か魔王退治にまで発展しちゃうけど、殺伐さは少ないほのぼの(?)な短編RPGって感じですな。
お気楽なギャグファンタジーといったところで、妙にゆるいパーティキャラ達のやり取りが味といったところでしょうか。
しかし、内容の短さとイベントの手短さ故に、良くも悪くもあっさり気味でキャラ達の個性があまり感じとれなかったというのも事実でありますが・・・。
終始悪と呼べる存在がいない状態で話が進むのですが、エンディングのオチで真の黒幕は○○○だったと・・・う~ん、ちょっとブラック。
いきなり多人数の仲間がいる状態でスタートで仲間を自由に入れ替えられるシステムでありますが、自分のプレイでは最初に選んだパーティは常時固定、残りのキャラは出番無しになってしまいました。 (残されたキャラはレベル1のままだし)
戦闘難度はなかなか良好、雑魚はオート、ボスは戦略駆使というRPG戦闘の理想的バランスだと思われます。
まぁ、強いて気になった点は、一度に出てくる雑魚の数が全体的に多いのと、最初の方からボスが本気を出してくるのでアイテム数が乏しい内は若干厳しいところぐらいでしょうか。
装備品変更の概念が無い(装備が存在しない)ので、回復アイテムと宿屋だけに金を注ぎ込めるのはよけいな手間がかからず楽ちんでありました。
外見はやる気の見せない脱力系ともいえなくもないですが、RPGとしてはごく普通できちんとした作りであり、誰でもすんなりプレイできて手短に終われるのではないでしょうかじ。
全員が主人公
良かったですよ~。
個性的な仲間がたくさんいていいですね。このゲームは、主人公って、いないのかな。自称主人公、成り行き主人公という人はいますけど…。
私は、炎の女コック、侍みたいな警備員、人語を操る猫、悪徳っぽい神父、でプレイしました。
でも、戦闘には参加していないけど、他の皆さんもずらずら一緒に付いて行っているんですね。
できれば選んだパーティーメンバーごとにイベントを変えて、もっとイベントを差別化してあったら一層楽しめたと思います。
最後の方では、他の皆さんを使わないのも可哀そうになって、一応試しましたけど…。成り行き主人公の男の子もね。
ゲームのストーリーは、なんだか軽めの短編小説を読んでる印象です。戦闘は簡単だし、特殊技や装備品にもキャラの個性が出ていて良かったです。
あと主人公やキーとなるキャラクターが登場するたびに、名前や性格を説明するナレーションを入れるのは、なかなかユニークですね。
色々想像が膨らむし…、パーティー編成の参考にもなります。ただ、オープニングのキャラ説明は、全体の話が解かりにくくなって、少し邪魔に感じました。
それとラストの展開。途中からなんとなく読めたのですけど、想像通りあの人(?)が登場した時には、思わず大笑いしちゃいました。
でも真の悪役は、やはりあのキザ男なのかなぁ…。建物の中の音楽からして、どことなく普通じゃなかったですし。
中身は意外と……
個性的なキャラが魅力……なんですが
中身(ストーリー展開)は至って王道な内容で、
盛り込まれたギャグも可もなく不可もなくといったところ。
各キャラをもっと掘り下げてみたり、
あるいは好き勝手に暴走させた方が
さらに面白いシナリオになったんじゃないかな、と思います。
面白い設定なのにキャラの個性が100%生きてないというのが
実にもったいない!
とはいえ戦闘などのテンポ・バランスは良好、
短編RPGとしてはそれなりに楽しめるレベルかと。
- 1
あなたにオススメのゲーム
フリーゲームイベント開催中!
サポーターのオススメゲーム
-
物念世界
リリティー
お化け屋敷感覚、和風探索ホラー(小説『物念世界』発売中)
-
霧生先輩と俺 ~ひとりかくれんぼからの脱出~
月夜のカタルシス
クリック型の脱出ホラーゲーム
-
「あ…」
フリーゲームーン
スイッチを踏むと仲間が爆死するアクションRPG風ゲーム
-
初恋ミステリー バレンタイン探偵譚
やつろう
ピコピコ・シリアス・アドベンチャー
-
はいかイエスかよろこんで
HI☆GE林。(ヒゲハヤシマル)
「うちの会社、返事がそれしか許されないから、気を付けてね……」
-
くるくるり
みやの
逃げたい女の子のお話です