手軽な時間でガッツリ入り込める中編RPG!
約3時間程度でクリアしました。
ストーリーは1本道で分かりやすく、妻を助けるために《聖》術師の力を求めて旅をしていく内に、
作品タイトルを冠する「水明の輝石」を巡る、壮大な伝説に足を踏み入れることになります。
単に王道なストーリーというワケでもなく、
「水明の輝石」の力に魅せられた、いわゆる“人の業”がテーマになっていると感じました。
特に、登場キャラクターの背景などに力を入れて深堀りがされており、
物語の進行とはそこまで重要ではないものの、キャラクターが何を考えているかを見ることができる「スキットシステム」が道中でいたるところにポイントとして配置されており、
その会話見たさに、先へ進みたくなるような作りにもなっていて、プレイに飽きなかったです。
また、主要キャラクターであるヴィンセント、ルカ、アナスタシアの性格がそれぞれ異なるので、
プレイヤーによって、どのキャラクターに感情移入するかも選べられるような作風になっているかと思います。
戦闘はサクサクで、ボスのHPがやや高めかも?とは感じましたが、
ストーリーを進めるにおいて障害にはならないレベルで、難易度は易しめです。
ターンを消費することなく使える「即時発動技」で、戦闘を有利に運びやすいシステムとなっています。
属性の概念も斬新で、《魔》《妖》《聖》の3元属性は、
ストーリーの要にもなっている重要なキーワードとなっています。
また、恋愛描写がストーリー上にありますので、そういうのがお好きな方にも是非、プレイしていただきたい作品です。
素敵な作品をありがとうございました!
未プレイの方に
ストーリーもバランスもバッチこーいな感じでした。
BGMも結構いい感じだと思います^^v
こんな方にお勧め
・さっくり遊びたい人
・王道な感じの作品をやりたい人
・そこそこカオスな世界観でも問題ない人
こういう人にはお勧めできない
・ガッツリ遊びたい人
・世界観にこだわりを持っている人
・高難易度を好きな人
王道で大人向け
妻のために聖女を探し、何とか治療させてあげたいという
妻を想う主人公ヴィンセントの少々大人向けの物語という印象の作品でした。
今回はサブイベントも存在しており、
会話イベントも所々設置されているといった工夫も見受けられ、
今までの作品の中でも割と長めの作品というのもあり、
作者様の努力が伝わってきました。
属性の設定がどうしてもとっつきにくい気はしましたが、
戦闘は前作とほぼ一緒のシステムで今回も優しめといった感じです。
ボス戦は多少苦戦はしましたが、バランスとしては悪くないと思います。
難しく考えず、やりやすいやり方で戦えば恐らく大丈夫です。
ストーリーは基本的に王道なのですが、
一本道で進んでいく感じになっており、
作品と比べてみるとほぼマンネリ化しており、
展開が早いようにも感じました。
BGMはそこまで気になるところはございませんでしたが、
強いて言えば、偽聖女の本性をむき出すシーンや
アナスタシアが襲われるシーンなどは
もうちょっと緊張感のあるBGMを選択すれば
良かったかなぁといった感じです。
マップもサンプルマップを活用しているところもあり、
せっかくグラフィックの高い素材を使われているので、
サンプルマップでももっといろいろ飾っておけば
かなり見栄えが良くなるのにと、
少し残念にも思えました。
「ちなみに主人公ってカオスになりますか?」(ごめんなさい)
最初パロだと勘違いしましたw
キャラ設定もしっかりされており、
少し抜けたところのある主人公も良く感じ、
表情が豊かなルカもまた面白いと思いました。
ルカワイイちょっぴり大人向けなRPG
※ネタバレあり、バージョン1.1での感想
この作者の方特有の相変わらず少し大人向け(エロいって意味じゃないよ)っぽい雰囲気の作品。ラブもギャグもあるけどそんなに浮ついてはなくて、悪は悪とわかりやすく、そういう問題に対して主人公・ヴィンセントが仲間と共に関わって良い方向に持っていく感じのお話。
ヴィンセントとアナがだいぶお人よしで真面目(そこまで猪突猛進ということもないけど)なのもあって、三枚目で舎弟気質でややギャグキャラのルカは良いアクセントになってました。見た目クール兄ちゃんっぽいギャップもあって、一目で好きになりました。他の二人も好きだけどこのゲームで一番好き。初登場時の悲鳴が……wwヴィンセントに褒められたりたしなめられたり、かと思えばお人よしが過ぎるヴィンセントをルカが咎めたりと、序盤特にいいコンビになっていたと思います。割と手が早い(笑)のもあって、アナが加わった後のパーティの空気も好きなんですけどね。いじりが過ぎることもなく頑張り屋で空気も読めていいキャラしてると思います。
性格がなんとなく似たタイプって意味では、ヴィンセントとアナのが気が合うかもしれないけど(恋愛的な意味ではないですが)。
戦闘は雑魚がそんなに硬くないのと、前準備的な特技(ステUPや属性付与など)がターン消費ないのもあってテンポ良好。ボスは多少固めですが、強すぎるということもないので弱点さえつければ意地悪な難易度ではないと思います。ボスにも状態異常が利くので、毒状態に出来るともうちょいテンポよく倒せるんですが、確率的に効かないときは戦闘終わりまで効かなかったんで、強力な特技覚える後半なんかは特に、他の特技で普通に殴った方がいいかも。
二人旅の時も三人揃った後もパーティーの会話の雰囲気が良くて、最後まで楽しく遊べるゲームでした。
次回作に期待しています
主人公がオッサンという今時珍しいRPG
主人公の目的が妻の不妊治療というのも斬新でした
中盤からゲームの流れが変わって王道RPG路線になるんですがボスが結構硬くてバトルが長引くのでもっと簡単でもよろしいんじゃないかと
良ゲーだと思います
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