なんかこう……いい!
※ネタバレ
主人公はそんな卑屈根暗ってんじゃないけど太ってて、あんま地元に友達とかいなくて、地元のちょっとした名物が帰郷の楽しみみたいなやや寂しい奴なんですが……こういうどっかにいそうな平凡感がちょっと共感出来ました。そしてナイスガイ。彼とヒロインのくものやりとりがなんだか楽しくて、くももツンツンしてるのにとても可愛げのある子で、設定が設定なので感情がプレイヤーにも筒抜けなんですよね(笑)そこが可愛い。主人公の終盤の怒涛のコメントもわかるわーww
こういう設定のヒロインって負の方向にしろ正の方向にしろ、大きく運命変わっちゃうようなの多いんですが、どっちに振り切り過ぎることもなく、明るい未来を示唆する終わり方でエンドロールに入るのがすごく良かったです。終盤の主人公の約束の言葉とくもの返しがまた可愛いんですよねー。
プレイ後温かい気持ちになる良短編だと思います。読んでて癒されました。
とても面白かったです。 (ver. 1.00)
帰省した大学生の主人公が、不思議な少女に会う話です。プレイ時間は30分くらいでした。
入りがまず興味を惹かれました。まさかの食べ物の話で……!
ヒロインのくもさんはちょっとツンツンしている感じがかわいらしかったです。「雷降らせたいの?」とか……
主人公の親への感情の機微が大学生っぽくて、とてもリアルで共感できました。両親との距離の取り方がうまい、というかな……
あと地元に旧友なんかいないってところも、ね…………
ラストシーンは悪天候の中2人だけ、っていうのがロマンチックで好きでした。
あえて改善点を絞り出すならば、タイトル画面にBGMがあると、音量調整してから本編に臨めていいかなあと思いました。
あとはくもさんのシルエットが幼女っぽいのと、実際は主人公の彼女と思われるほどの年齢らしいのとで、少し混乱したかな……
短い中でまとまりがあって、率直に良い作品だったと感じました……!ありがとうございました。
それでは失礼いたします。
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