非情におしゃべりで個性的な仲間たちが冒険してなんやかんやして世界を救う物語です。
終始明るいムードなのがやっぱりウリかなと思いました。
ギャグ多めで、他の方が言っているようにそういう作品はよくネットスラングを使いがちで正直冷めるだけですがそういうのが無かったのが良かったです。
もしあったらすぐにプレイをやめてたと思います。

あと戦闘の入れ替えも「ボスによってはこのキャラのスキルが上手く機能する」みたいなのがちょくちょくあって（戦闘中のアドバイス付き）ベンチウォーマーだけに終わらないのも好感が持てました。
こういうのがあると全員に感情移入しやすくなりますね。
またこういう言い方はひょっとしたら失礼になるかもしれませんが、作者さんの最新作のFanastasisを彷彿とさせるものが随所に見られて（こっちが先なんですが）そういう要素でも楽しめました。

戦闘面は非常に簡単サクサクでした。
基本、スリープゲーかなという印象。
そこにパラライズやスタンが加われば完封に近い形でボス戦が終わります。
若干運要素が入ってきますが困ったらスリープしてバフデバフやればレベルも上がりやすいですし誰でもクリア可能な調整でした。

ただクリア後すぐに暗転して「アップデートまで準備中」みたいな感じの画面になりもうプレイ出来なくなったのが気になりました。
取ったアイテム（デスサイズ）を誰かに渡すサブイベントみたいなのとかまだ残ってたのでそれが出来なくなったのと、2年半経ってるのにそのアップデートが更新されていないことです。
Fanastasisを作っていたので更新出来なかったのは分かるのですが、金賞まで取られてDL数も1000以上行ってたなら期待した人も多かったでしょうし、宙ぶらりんにするままならもう追加要素なしで切った方が良かったような気がしました。
一人で制作されてしかもフリーゲームなんで余計な口出しかもしれませんが、一つの感想として受け取ってもらえれば幸いです。

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Fanastasisがひと段落付いたので他の作品もやってみることに

VIPRPGなんかもそうなんですが、デフォルトキャラを上手く料理出来る人がやると神ゲーになる
とはいえVIPは結構アレンジされた素材使ってる人が多いですが…


一人ひとりに強い個性があり、それでいて大げさには感じない
どのキャラに対しても「一緒にいたらウザいけど一緒にいたら楽しそう」と矛盾めいた感想を抱いてしまう
そんな魅力がりました
テレンスの常に敬語で一見真面目そうで中々エグイことやってるの好き
アリスの、昔流行った腹黒聖女系が懐かしさもあって嫌いになれない


あとフリゲのギャグものってネットスラングに頼りがちで後から見ると「古…寒い…」ってなりがちなのですが、この作品はそういったものに頼らず作者自身のネタで頑張ってます。もしかしたらパロ的なものはあったのかもしれませんが特に問題ないレベルだと思います

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打ち切りエンド6時間レベル60　クリア12時間レベル88～99

最後まで賑やかな冒険で後半はちょっとだけ真面目になるストーリー
シリアスを求める人には向いてないかも
雑魚戦は超加速とオートのお陰でサクサクだけど
オートは防御行動も取るので終盤もうオート使わない
必要経験値も多くないからレベルは嫌でもガンガン上げていく
ボス戦はシンプルでだいたい攻バフ、防デバフ、スリープがあれば十分
ボスのHPも多くないし火力も控えめ
通常攻撃3HITのリックと2HITのナタリーに任せてすぐ終了
（闇の空間の特殊条件ボスを除く）
ダンジョンもところどころ中継点があって便利そのものだな

凡ミス報告
海底神殿の商人ホフマン　会話「ラック」　実際買った「レジスト」
ネーサスの朽ち果てた遺跡の情報は「遊牧民のキャンプの南西」　実際「南東」


以下は攻略など
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ウィンディーネのサンドイッチイベント
左下B1倉庫　　　バンコソウから「緑の野菜」と「ゴム手袋」を貰う
右下B1倉庫　　　ノモ・ワレスから「油壺」を貰う、「ゴム手袋」消失
1F右下　　　　　カルベーから「パン」を貰う、「油壺」消失
1F左上からB1へ　スルメから「玉子」を貰う、前提条件：「パン」
1F左　　　　　　ドリンカムから「美味しいお茶」を貰う
　　　　　　　　前提条件：1F右の彦摩呂→書庫のマルコ
1F右上からB1へ　クスリラから「ジュースマン」を貰う、「美味しいお茶」消失
1F左下　　　　　イス・スワール「飲料水」を貰う
　　　　　　　　「ジュースマン」+「飲料水」→「ジュース」
書庫　　　　　　ジュースをあげて通してもらう、「スコアブック」と「地図」ゲット
1F右　　　　　　彦摩呂から「オニオン」を貰う、「スコアブック」消失
1F左上からB1へ　イノーダから「チーズ」を貰う、「地図」消失
右下B1倉庫　　　手順に沿ってメディシから「酔い覚めのチカラ」を貰う
　手順：右上B1ハンゴバ→右下B1倉庫メディシ→ダンス鑑賞中のドッカリ
　　　　→1F右服屋のクロイチから「マズイ酒」と「調味料」を貰う→ドッカリ
1F右上からB1へ　ハンゴバから「トマト」を貰う、「酔い覚めのチカラ」消失
1F左下　　　　　ゴガンから「ローストビーフ」を貰う
　　　　　　　　前提条件：「オニオン」「トマト」「緑の野菜」

入手した時点でもうどこに行くべきか忘れちゃったかもしれないアイテム
死神の鎌（闇の空間）　→　魔王城のデスサイズに返す
○○の魂（闇の空間）　→　ヤーマトの霊魂研究家
魂の鈴（↑10種最強武器を製作完了したらもらえる）　→　天空都市・精霊の家2F

隠しミニイベ
・リョーマ加入後、フッツーの村の魚料理屋
・ブレンダ加入後、フッツーの村のチョコレート屋
　二回食ったら、大事なもの「チョコレート」ゲット→精霊の泉へ
・スマネンとフラーレンの二人組みを倒した後、フッツーの村の空き家
・フッツーの村　長老の家2Fに行商人ホフマン（天空都市で会った後？）
・砂漠の町　　　宿屋2Fのプレゼントマンからエリクサー*3
　（順番攻略していったら天空都市やヤーマト後？）　
・デカイン　　　宿屋2Fのプレゼントマンから全種類ドーピング*3

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二日酔いの薬を入手の際に、悪い酒を渡すだけで何もアイテムが入手出来ずに進行不能になりました。
私の進行ミスであったらすみません。

同じくウンディーネの町での商人イベントで購入する成長アイテムは運ですが、手に入ったのが精神だったのでその辺りからイベントフラグがズレたのかな...と思いました。

会話や漫才多めな作品ですが、それぞれのキャラをしっかりと表現されていたので、よくあるフリーゲーム特有の寒さはあまり感じられずとても楽しませてもらいました。
忘れた頃に浮かび上がる元聖騎士の悪行の数々には何度も笑かされました。

もしアプデがあるのならば、主人公のスタメン固定を外せるようになったら嬉しいです。
せっかくのたくさんの仲間で戦闘中に編成出来るシステムなのに物理しか出来ない人を固定はちょっと邪魔でした。

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デフォ素材のみ(スクリプト以外)で作ったゲームという事で興味を持ちました。
デフォのキャラの設定をこう使うのか～と感心しました。
テレンスがこんなキャラにされてしまうとは…キャラ立ちすぎ！
(他の方のレビューにもありますが、後半の仲間キャラはちょっとキャラ薄いかも)

普段は短編や戦闘の無い簡単そうなフリーゲームばかりやっていて、
長いゲームは久しぶりなのですが、詰まらずクリアできて良かったです。
戦闘バランスが良い感じで、ボスでちょっと苦戦する感じが良かったです。
貰えるアイテムや武具が多いので、買い物を殆どしませんでした。

ダンジョンの仕掛けで仲間が喋ってくれるのがすごく良かったです。
(殆どのゲームでは、ダンジョンの謎解きってなんか孤独な気持ちになることが多い…)

せっかく仲間が10人もいるので、先頭主人公固定じゃない方が
自由なパーティにできていいんじゃないかと、個人的には思いました。

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よかった点
・独特なキャラが多い
・モブキャラにも名前が付いている
・宿屋が無料

気になった点
・移動速度が遅い
・雑魚敵のHPが無駄に高い
・ピラミッドの仕掛けがめんどくさい

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ストレスなく遊べるよう、細かいところまで配慮してあって、ありがたかったです。
NPCまでがんがん喋るので、途中からセリフをチェックするのが面倒になってくるのですが、
その場合は、さっくり早送りできます。
勢い余ってメインストーリーの会話を送ってしまうこともあるのですが、
それでもあまり進行に迷わなかったのは、それだけ作りがしっかりしていたのかな。

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ver1.12でクリアしました。

ＲＴＰ素材でここまで本格的かつ面白くできるのかと、非常に驚きました。
とにかく、これでもかと言わんばかりの便利システム、ショートカットが搭載されていて、非常に快適にプレイできます。雑魚戦はオート任せでもＯＫだけど、ボス戦はそうもいかない感じのバランスが良いです。

町のＮＰＣもほぼ全員に名前があり、宿屋のスーパーハイテンションにはこっちも元気になりそうな感じに。
仲間キャラも良い感じにネジが外れていて、聖騎士＆聖女の闇の深さは異常。後半になるにつれ、仲間になるキャラが常識人＆影が薄くなっていき（そうしないと話が進まないというのもあるかもしれないけど）、ちょっと物足りない感じもありました。
ダンジョンの仕掛けも面白かったのですが、後半になるにつれ、繰り返しだったりあっさりしていったのも気になってしまいました。

ストーリーは後半につれ盛り上がるものの、ゲーム自体はやや力尽きてしまった感がしてしまったのが残念です。
気になった点も書きましたが、ゲーム全体としては非常に完成度が高く、ＲＰＧのお手本ともいえる作品だと感じました。他の人にもプレイをお勧めしたいです。アップデート＆次回作も期待してます！


（最後にご報告）
・アーネストが仲間になっていない状態でアイス屋に行っても、食べ物イベントが発生してしまう
・魔女の城のお風呂手前にいる闇の英雄を倒し、別フロアに行った後に戻ると、もう１体倒れ画像の闇の英雄が現れる。

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私は中国人ですが、ほとんどの日本語が読めませんが、大体のストーリーを知ることができます。
作者の迷宮のデザインはとても巧みで、キャラクターの個性が鮮やかで、デフォルトの様々な設定が行き届いている。
ゲームの難易度はさらにアップすることができ、主に回復品が強すぎて使用量を制限すべきだ。
次の作品を楽しみにしています。

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紹介文にある通り登場キャラクターやスキル、マップは全てサンプルのものをそのまま使用。
しかし決して手抜きというわけでなく、キャラクターの掛け合いやイベントが面白く、
サンプルデータで見慣れたいつものダンジョンもそれぞれの特色を活かした
趣向を凝らしたが仕掛けが満載、作者の手腕一つでサンプルをここまで面白いゲームに仕上げられるのかと感心。
最後まで楽しくプレイできました。実装予定のエンドコンテンツも楽しみです。

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