前作同様、本質的なレトロ嗜好ゲーム
ファミコン時代にこんなゲームがあったら、きっとハマっていたと思います。
本質的などというのも、ゲームの魅力なんて人それぞれなので語弊もあるかもしれませんが、見た目よりもレトロなゲーム性を優先したかのような、相変わらず大変なこだわりを感じる逸品です。
前作同様、ギリジャンがやや厳しいゲーム性で、水中の操作なんかも個人的にはちょっと合わないのですが、全体的な操作性は良好なので、何度も挑戦したくなる面白さがあります。前作よりギミックが増えてますが、序盤から少しずつ覚えさせていく優れたレベルデザインとなっているのもさすがです。
とりあえずレベル4までいけました。時間があればやり込みたいゲームですね。
昨今はレトロゲーム好きといってもいろんな人がいると思います。ファミコンをリアルタイムで体感した世代でも、思い出にいろいろな違いがあるものですが、そもそもはっきり覚えてなかったり、思いで補正もあるのは否めません。若い人たちにもレトロゲームは時に新鮮な魅力として映り、また違った思いを抱くのでしょう。
それにしても我々は、レトロゲームの本当の魅力を、上手く語り継げなかった気がしてなりません。
見た目のインパクトや話題性、懐古的な思い出の再現ばかりが持て囃され、時代と共に失われたレトロな味わいには、多くの人はあまりに鈍感です。
裏ワザとしてステージセレクトがあるのは、データのバックアップができなかったファミコン時代のゲームテイストの再現であり、前作にもあることから、やはり強いこだわりを感じるシステムです。ワールドマップとセーブシステムなんてアクエディにはデフォルトで入ってるわけで、それを回避しているのは意図的なものでありましょう。しかし……今のゲームファンがこの仕様を理解できないのは当然としても、リアルタイム世代ですら「なぜ、今更そんなことを?」と思うかもしれません。
ドット絵やチップチューンなどは、いわばクラシックなアートであり、『ゲーム』ではない。
では『レトロゲーム』の本質とは? あなたは本当に『レトロゲーム』が好きなのか?
最初に書いたように、ゲームから感じるものなど人それぞれである。
ゲームの本質など問うたところで真実などないかもしれない。
私が信じている『レトロゲーム』など幻想であったのかもしれない。
だが、少なくとも、まだ、ここには残っている気がする。
「わかる」と頷けるフリーゲームが『LARUA』なのである。
急に難しくなる
アクションエディター製のファミコン風のアクションゲームです。
統一感が凄く、非常に味が出ている作品だと思いました。
W1-2面は良くできていたと思うのですが、
W3面以降からやけにいやらしい配置が増えてきて、ここで一気に残数が減りゲームオーバーになりました。
スコアボールもぶっちゃけほとんど意味がないに等しいので
残機アップとかのボーナスはしてほしかったです。
また、ショットは空中でも不自然な着地硬直が気になったので、ほとんど近接武器を使いました。
裏技でW間の移動は行えるのですが、まさかそれ前提となってくるのでしょうか・・・
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