魔物を倒す。
倒し、傷つき、自身を顧みず、限りなく倒す。
忘却か、贖罪か、
この残虐な行為こそが男を呪縛から解き放ってくれる。
お洒落なお酒のサムネが見えたのでDL。
物語は非常に短く、
読み終えた後には物足りなさが残った。
というか、重要な箇所に何となく隙間が空いているように感じた。
それもそのはず、「後書き」にあるように、
元々のストーリーから何ケ所か変更していたとのこと。
青年が最後に笑った箇所。
作者様がわざわざ物語を広げるヒントを教えてくれている(やさしい)
他の箇所も見つけて楽しんでね。
…って言われているわけじゃないのに、そんな秘められたメッセージを感じ取り、
再度、物語を読み直し、厨二の想像の翼が広がっていく。
少し焙(あぶ)ったスルメのように、アジが染み出す作品。
このような写真素材を活用したお洒落なノベルゲームには、
実際にお酒と、あとスルメが合うだろう。
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No.68892 - 2024-07-17 01:32:14
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