一筋縄ではいかない面白さ…!
※一部ネタバレを含みます。
複雑すぎず楽しめそうな経営SLGをやってみたくてプレイしました。
そんな第一印象通りの、非常に遊びやすくやりごたえのあるゲームでした。
勇者も魔王もその存在が語られない、ただ人とモンスターたちが共存する世界で、突如起きてしまった種族問題から国中が混乱している中、そこに商機を目ざとく捉えて店を構えるという、とてもユニークでなぜか既視感もあるタフな主人公を導いていく経営シミュレーションです。
こういう世界観にも飲まれず、その女性主人公のがめつくドライな性格がゲーム全体をコミカルに仕上げています。退屈な売り買いのバランス調整が楽しみへと変わってしまう魅力が、そこにはありました。途中の会話イベントや、"床のお金を見つけた時"など、彼女のキャラクターが立つシーンも少なくありません。
単に儲けようとしても頭打ち状態になる天井を、鮮やかに押し上げてくれる「発展ポイント」という通貨にも見事に悩まされ、最後までのめり込んじゃいました。
仕入れる商品や達成度がいくつかのカテゴリに分けられていたり、ポイントと交換できる攻略アイテムなどが充実していたりと、様々な要素が同時に絡んでいくので、3年間(1ターンに1週間経過するので合計144ターン)という限られた期間の中でも、知恵を絞らないと思いどおりに進めないようなやりごたえを感じられます。
1周目を進めている時には、ゲームの趣旨を早合点して「魔物に売った商品によってその後の結末が変わる物語」だと考えたため、なるべく武器を売らないで本を出すようにするなど、極端にカテゴリが偏った売り方をしました。
そうしていきなりバッドエンドを迎えてからは、進め方を工夫し、なんとかTrue Endを見られたのですが、他の方のレビューからノーマルエンドの存在を知り、せっかくならと思いエンドをコンプしてみました。体感ですが、3年目が始まるまでが勝負になるよう設計されているのかなと思います。
ある程度まで手を広げた状態で3年目を迎えられたら、セーブスロットに保存して、その都度それぞれのノーマルエンドに向かって売り買いしていくような進め方ができます。
進行度によって仕入先が解放されたり、魔物たちの好物を探り当てたり、売れ残った安い商品を持ち物の肥やしにして高額商品を取引したりと、シンプルな作りながら経営SLGの旨味はしっかりと感じられました。とても楽しかったです。
好物が売れる状態になるとそのモンスターが来店してくれる演出もあり、なんだか可愛かったです。
また魔界バージョンやエンドレスモードなどがあれば、ぜひ挑戦させてください。作者さんの他のゲームも、機会があればプレイしてみようと思います。
以下、少し気になった点
・会話中の選択時に、何を聞かれていたか分かる文章が会話ウィンドウに残っていれば嬉しかったです。(団長との会話や、レアアイテムの販売価格など)
・仲良くなった(少し仲良くなった)魔物たちの一覧があれば、プレイしやすいです。あとはどの子からポイントが貰えるのか一目で分かるような。
・商品アイテムを捨てたり、定価の1割などで即売りすることが出来れば、持ち物整理ができて便利かなと感じました。
・一度だけ、本「製鉄の歴史」を個数に分けて陳列することが出来ないバグに遭遇しました。個数を指定して決定すると、個数選択の表示は消えるのにアイテムは手元にあるまま陳列スペースに移動しないというものです。個数を決めないで全て置く選択はちゃんと反映されたので、恐らく個数指定をはさむと起きる例外のようです。アイテムが消えたりはしなかったので、特に支障はありませんでした。
なじみやすい
破産したり詰んだりはしないので
かなりゆったりプレイできます
ただ、工夫を凝らさないといつまでも大した稼ぎにはならんので、イージーすぎることもないと思います
システム上 利益を上げようと思ったら
とにかく高額商品ばかりを売れば良いのですが
魔物との交流という要素を入れることでテコ入れがされているのは面白いですね
特定の商品を売ることで各魔物との交流が発生するため、ある程度幅広くものを売って探っていく必要があります
自分のプレイ結果はtrue endでした
条件は、売上の多さ 親しくなった魔物の数あたりなんでしょうかね?
天下一 仲良くなった魔物10 でtrueになれるのは間違いないと思います
本の最終商品を置くと人だかりができるのには笑いました
発展コマンドの選択は非常に重要です
コマンド開放と発展ポイントの取得はセットになっているため
連鎖的に開放していけるよう心掛けると良い
ゴーレムは強力ですね 序盤に取ると安定します
従業員を雇えるようになるコマンドと考えればよいです
後は、レアアイテムも破格の値段で売れますし、結構手に入るのでオススメです
けっこうサクッとプレイできるので
ぜひ一度やってみてください
遊びやすかったです
プレイしていて苦になることは少なく、
淡々とお店経営を遊ぶことが出来ました。
ただやはり、何事も挑戦が必要なようで、
普通にプレイしていると発展Pが止まってしまっているようで、
最後は薬屋としてのノーマルエンドでした。
プレイするのに結構作業量を必要とされますので、
他のエンディングを集めるにしても、
頭の切り替えが早くないと結構厳しいですね。
ですがそれを持って余りある魅力のゲームをありがとうございました。
良かった
主人公の性格が好きでモンスターとの会話が面白かったです。
ただ、どこでどうすればエンディングが変わるのかが分からなかったのが少し残念でした。
次の作品も期待しています。
フリーズしました
3年の3月に騎士団のおっさんが訪ねてくるところでフリーズしてしまいました(´;ω;`)面白いゲームだっただけに残念、セーブする余裕もなく面白かった(+o+)
コンセプトは好き!
操作快適、サクサク感、分かりやすい設定。作者様のセンスの良さがとても光る出来で、一気に三年遊んでしまいました!
フリーゲームとしては十分の出来ですが、若干「フリーゲームだしこんなもんかな・・・」という物足りなさがあったのも事実です。
TRUEエンドでしたが、会話イベントのきっかけなどがわかりにくく、どうしてTRUEになったんだろう・・・という、手応えのなさが残念でした。 仲良くなったモンスターとはランダムイベントが発生する、レアアイテムの販売に関連してイベントフラグがたつ、など、単調になりがちな販売ゲームのアクセントがもう少しあってもよかったかもしれません。会話を見たいがためだけにリプレイしてしまうような魅力があるとなおよしでした。
とはいえ、我儘な意見です。このゲーム自体の魅力は十分発揮されています。上記アクセントがついたら有料でも遊ばせて欲しい、程度の意見としてお納めください。 続編やシリーズなどがあればぜひ遊ばせて頂きたいゲームです。
地味に・・・
やってみると結構良かったです。
細かい部分までよくできてて商売ゲームとして違和感がない。
ポテチでも食べながらやるのがいいかと。
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