決して万人受けはしないだろうけれど、分かる人には最高に刺さるゲーム
製作者様紹介コメントにある「ツクール2000のゲーム」が何か分かる人には最強にぶっ刺さる、ストライクゾーンがかなり狭められたゲームです。
私は一番初めに手に入る武器の説明でぶっ刺さりました。
1.戦闘では通常攻撃とアイテム使用しかできない主人公。
2.反対にレベルアップで次々と特殊技能を覚えていく仲間達。
3.ひたすら敵シンボルを避けて隠し部屋を探し出し、強力な武器防具を見つけていく喜び。
4.ダンジョンの各所で拾える書物から窺える、この世界の悲しい歴史とダンジョンに秘められた物語。
5.立ちはだかる強敵を倒す鍵となるのは装備品。さぁ耐性パズルの時間だ!
これらを過去に全部経験した、特に3の快感を覚えている人には最高に面白いゲームだと思います。
一方でこの作品のオリジナリティは、上記の4で語られる物語が終わったところから本格的に発揮されていきます。
正直ここは評価が難しいです。ネタバレを避けた表現すると、良い意味と悪い意味の両方で「騙された」と言えるでしょうか。ここまでの各ダンジョンがBGMや雰囲気が、書物から読み取れた物語にピッタリだっただけに。
けれども製作者様の「これがやりたかったんだ!」という想いが非常に強く感じられ、結局全実績をクリアするまで『ALICE HOLE』の世界に引き込まれてしまいました。大体100時間くらいかかったと思います。
間違いなく万人にはオススメできない、けれど過去にあのゲームをプレイした思い出に残っている方には、是非一度プレイしていただきたい、そんな風変わりな一作であります。
私が最初にぶっ刺さった初期武器が迎えるあの展開も、攻撃力含めてほぼ完全再現されてますよ。
なんというか・・・
最初の説明があまりにも足りないような・・・
意味が分からずとりあえず適当に部屋に入って最初の敵との戦闘・・・え? いきなりゲームオーバーw
部屋というかダンジョンにも適正レベル的なものを設定しているのかわかりませんが、ちょっと理不尽すぎる展開に萎えてしまいました。。。
最初はこの部屋しか行けないとか、そういう展開にしてもらえないと、ただでさえ最初のほとんど説明のない展開なのに、ちょっと意味がわからず。断念。。。
力こそパワー
スタートは簡素さとやりこみを感じさせ、それがここまで壮大な長さになるとは予想しておらず、いい意味で裏切られた面もありました。アリス系でここまでのシナリオは他に類を見ないほど。最初のイベントでころころされてからが本番ですが、兎に角ひ弱で難渋する。お供も大して強くない上に新加入すると彼女たちは容赦なくLv1から。そもそも仲間は関係性とかもよくわからないのも気になったり。説明が不足している箇所は、なんとなくそういう施設みたいに感じ取れば良いかなと感じました。
敵はシンボル系ながらごちゃごちゃいる+こちらは基本弱い+拠点まで戻る必要があり同じ場所をまた通る、なので結局一掃した方が良いという結論に。しかしそれをするとまた別の要素で困ることもありと、ダンジョンとお家を反復した流れで忘れそうになりますが、慎重に進む必要があるでしょう。既に述べられていますが、そこで本とお供の相性が非常に重要な役割を果たすでしょう。
都度都度でセーブは分けておくよりも、スタートからゴールまで目的はブラさず一直線でクリアするのが良いかなと感じました。克服も大変ですしねぇ。
クセの強いRPGを遊んでみたい方には一級品。しかし何れにせよ時間がかかり手強いザコ戦闘をどう捉えるかで評価は相当にブレる感じに。この戦闘回数が最大の難関かと感じました。シナリオやアリス自身は良いものでした。
燃え尽きた(ネタバレあり)
寝る間惜しんで四週+α。全実績埋めました(半切れ)
所要時間100時間くらいかな。とても面白かったです。
良かった点
・蜂で事故死しまくったりゴーレムに苛ついたりアルラウネゾーンで切れたり毒蛇ゾーンで頭抱えたりウサギにぬっころされたり一方通行でえんえん彷徨ったり鍵見つからなくて右往左往したり宝箱一個取り逃して探しまくったり本一冊取り逃して探しまくったりくだものナイフ必要無い時まで装備し続けたりああこれぞネフェイストの系譜。
・耐性パズルを属性半減(二つで無効)とバステ無効の二つに割り切ったところ。
気になった点
・メイドさんたちの正体。過去作との関連性も名前以外見えてこないし……。
・防御精神息してないところ。
・あの世界結局■■なのか……。いい世界観なのに。全然お粗末じゃないよ!
不満点
・ダッシュが使い辛いこと。ボタン押しで徒歩と切り替えられるよくある仕様でよかったような。あとネフェイストリスペクトとはいえダッシュぐらいは無条件でさせてほしかったです。
やりこみがいはあります
攻略サイトを参考に、通常プレイのエンディング3種と666シナリオクリアまで
かなり楽しいです
ただ、シナリオが暗めなのが好みではなかったです
めんどくさいと思うのが、引き継ぎプレイでの再お宝ゲットコンプリート
3周ほどやったのですが、いつもどこかの宝を取り忘れて、駆けずり回ることになります
まあ、必須ではないと思うのですが
レベル上げに制限がかかるような感じで、意外に難しいです
雑魚相手でも、なるべく上位種を倒したほうが経験値的においしいなどを計算したほうが楽かもしれません
あと、キャラ的に優位性がすごく、使えないキャラをメインにしてしまった場合はある意味詰みです
改善点が多い良作
面白いんですけど・・・。隠し通路を探索で調べながら見つけてみては強い武器防具など
見つける楽しみがあったり、シンボルエンカウントを利用した強敵を避けつつ
奥に居る敵や宝箱を回収したりなど。
長所と短所は表裏一体なのか、実績というものにウェイトが掛かりすぎている。
克服という行動をするためには一つのタイプ敵との戦闘を数十回こなさなければ
ならずこれがストレスになっている。また、店売り武器装備が貧弱すぎる(本は別?)。
故に、克服という行動をとる為には敵との戦闘は必須なのに敵と戦わなければどうにもならない
場面が多く、強い武器が欲しい→遠くのエリアに行かなくてはならない→敵が強すぎる→
止むを得なく中途半端な武器で雑魚と塩試合しながらダンジョンを探索しなくてはならない。
というジレンマにプレイヤーは苦しむ事になります。
もう一つはマップが広すぎるというという点です。往復が多くうさぎスリッパを入手するまで
敵を倒しきったエリアを歩き回らなくてはならないという苦しさがあります。
モデルになったであろうイスト、ネフェはエンディングにたどり着く為に一応の道順の様なものは
示唆されていますが、こちらの作品には拠点からどう進めばそこにたどり着くか?と言うのは
ユーザーに投げっぱなしです。向う先の情報などが少なすぎて困ります。
事柄を克服するのは強制する事では無いと思いますし、そこに作品自由度を多いに削って
しまっていると思えます。
行った先で自由にワープゾーンなどがあれば良くなったと思うのですが・・・
かゆいところに手が届かない。そんなゲーム。いや、面白いんですよ?本当に。
本当に克服すべきモノは……(ネタバレあり)
~以前のレビューに見やすいよう&わかりやすいよう推敲しました~
このレビューにはネタバレがあります、ご注意を(後半にストーリー部分のネタバレあり、途中までは未プレイヤーの方が見ても大丈夫なようにしてありますがネタバレはネタバレです)
Ver.1.50でクリア、初期の1.00からプレイしていていくらか放置&更新とゆっくりプレイしていたのでクリアが遅れました。
3つのENDすべてでクリア、実績もすべてコンプリート、装備・アイテムもおそらく敵からのレアドロップ以外は集めたはず(ナーサリーライムは入手しましたが)
個人的には装備の血塗られの包丁の存在が気になります(もしかしたら装備して戦い続けると変化するとか?)
ゲームは2周しました。1周目のプレイ時間はセーブデータから21時間30分、2周目は10時間とちょっと。合計約32時間といったところでしょうか。ゲームオーバーも当然したことがあるのでおおよそプラス2時間ほどで、おそらく34時間近くが自分がこのゲームを遊んだ時間でしょう。大変長く遊べました。
このゲームはおそらくフリーゲームの過去の名作であるネフェシエルとイストワールのリスペクト・オマージュ作品なんでしょう。自分はそれらのゲームがきっかけでフリーゲームをやり始めることになったので、このゲームも感慨深いものがありました。
敵を避けながらダンジョンの奥深くに行き、隠し通路を見つけ、強力な装備を入手する……もちろん正攻法にレベルを上げながら堅実に進むことも可能な、プレイスタイルが自由で奥深いゲームです。
戦闘バランスはどの心象(仲間)選んだかによってですね。どの仲間でもおそらくクリアはできるようになっているでしょうが、序盤に使いやすいキャラ、中盤~終盤に輝く大器晩成型キャラ、雑魚戦特化キャラ、ボス戦特化のキャラ、回復や補助のみのキャラなど様々。
かといって仲間になったときにその仲間のレベルがパーティの最高レベルになっていることもなく、どのキャラもLV0から育てることになるので、すべてのキャラを状況やボスに合わせて使うのではなく、使いやすいと思ったキャラを使い続けるのが一番でしょう。
自分の戦力としてのオススメはメルヘンたん(正式名称)です。最後に覚える魔法(スキル?)が最大最高の性能を誇りますので。メルヘーーンです。
次にオススメなのがディアナたん(これも正式名称)です。敵のステータスを下げることができ(ボスにも普通に効く)、仲間の能力も自由自在に上げられる。ボス戦特化キャラです。さすが年長者枠。
しかし、自分が一番良く使ったのは一周目初めの質問で決定される初期仲間で、始めからの加入になった仲間カジノたん(くどいですがたんまでが正式名称)です。長い長い付き合いになりました。トリッキーで一癖のあるスキルを覚えるがゆえに自分は愛着が沸きました。本人もギャンブル好きなキャラかと思えば真面目で独りになりたがるが優しく面倒見がいい。敵への状態異常攻撃や味方の補助・回復もできるオールラウンダーです。しかし、運に左右される………。
初期は外せない主人公と仲間の誰かでの二人だけの戦闘参加人数ですが、中盤と終盤で入手できるアイテムで戦闘参加人数を増やすことができます。最大戦闘参加人数4人。特に三人での戦闘参加人数だと戦闘の難易度が二人のときと全然違うので中盤で入手できるアイテムを早々に入手しましょう。でないと城あたりでの戦闘から苦しくなります。入手場所のヒントは心象仲間達から聞けます。入手にはとある鍵が必要になりますが。(こちらもヒントで聞ける)
このゲーム特有のシステムなのが『克服』。アリス(主人公)が同じ種類の敵を一定数倒すと「克服した」と表示され、アリスのステータスが強化されるシステムです。
MPを仲間に分け与える特技だけで魔法やその他の特技を一切覚えない、攻撃手段が通常攻撃のみのアリスの唯一の個性で、ゲーム内のキャラ達からもどんどん『克服』するように言われますが…………。
ここからはストーリーに関するネタバレを含みますのでこれからプレイされる方は回避推奨
ゲームをプレイ中の方も終盤のラストダンジョン到達くらいまでは回避推奨
『克服』するにつれ人間として大事なモノまで脱却、忘却してます。ゲームをプレイ中に恐ろしいことをしていることに気づいて驚きました。そしてこれはエンディング分岐&ストーリー展開にも大いに関わってきます。詳しくは作者様のホームページにヒントというよりネタバレの攻略があります。(ゲーム中でも克服ENDで??END達成のヒントも出されますが)
ノーマルEND(1周目)→克服END(1周目)→??END(2周目)
で達成しました。おそらく作者様の意図通りのENDの達成順です。先にものすごく頑張って??ENDを見ずにノーマルENDと克服ENDを見るのを個人的に推奨します。あと低確率で起きる隠しOPも。(何度もタイトルの覚醒startを選択&リセットをし続けると、いつもの女の子の名前入力ではなく、タイトル画面自体そのものがおかしくなります、見るタイミングはラストダンジョン入る前くらいが個人的に適切ですかね)
??END(作者様のホームページで名称が伏せられていましたのでここでも隠します)が実質のTRUE ENDのようで達成が難しく戦闘回数が制限されるので正直窮屈でしたね。敵が道の通行の邪魔でも逃げざるを得ない、あと何回戦闘勝利したら克服が………という疑念に常に駆られます。
ただ、引き継ぎ要素と1周目の知識があるので2周目は楽をさせていただきました。
??ENDの内容は苦労の価値に見合う内容でとても良かったです。ノーマルENDと克服ENDで感じたモヤモヤをすべてきれいに晴らしてくれました。
― 本当に克服すべきものは一体何? ―
この作品のストーリーは現Verで主人公達を取りまく話は綺麗に完結をしておりますが、まだまだ他の部分での秘密や謎・未回収の伏線が残っており、作者様のホームページを見ると今年(2018年)の8月頃に大型アップデートが行われてストーリーに追加をされるそうなので、期待して待っております。
それでは作者様、とてもとても楽しい時間をありがとうございました。Ver.2.0(?)を楽しみに待っております。それをプレイしクリアしましたらまたこのレビューも追記しますので。
長文失礼しました。
するめゲー
「探索ゲー」とするか「ハクスラゲー」とするかで評価が別れると思いました。
大量のシンボルエンカウントを前に避けて逃げて奥へ奥へ行き、隠し部屋などを発見し強い装備を手に入れることに喜びを感じられればきっと最後までいけると思います。
もしハクスラのようにずっとガンガン敵を倒しながら、とやると大勢の敵との戦いにやる気が無くなってしまうかもしれません。
戦闘そのものは単純で簡単。レベルを上げて敵の弱点を突く装備を手に入れればなんとでもなります。
ただ、ダンジョンで仲間をいくら解放してもあるアイテムを手に入れないと3人目以降が編成出来ず、それが中盤より後ろぐらいにあるので手数が足りず一回の戦闘が長引いてしまうのがネック。(とはいえ敏捷に気をつけていればたいてい逃げられますが)
行ける所が増えて敵も強くなってきた2人編成での中盤をどう乗り切るかが山という印象です。
後半は4人編成で装備も整いもらえる経験値も多いので、むしろ楽。
絶妙なバランスだと思ったのは各地にある本を集めてもらえる報酬のタイミングでした。
そろそろ歩いて行くの大変だなって感じてきたら歩行スピードアップのアイテムがもらえ、隠し部屋も見逃し多いだろうなって時にヒントがもらえるアイテムが。かなり助かります。
本自体も探索のヒントが無いかと読むのが楽しかったです。
アイテム集めや実績解除など夢中になってやりました。
まだ実績3分の1ぐらい空いてるのですがノーヒントなので全部は無理~。
やればやるほどのめり込めるゲームです!
達成感を感じられる人向けの懐古RPG
ーー作者様面白いゲームをありがとうございます! またお疲れさまでした
ーーハマってしまって今プレイ中です
ーークリアする前に宝箱コンプを目指そうかと思います
本格的なダンジョン探索RPGです
今はラストダンジョンでまだプレイ中です(プレイ時間21時間)
個人的には世界樹の迷宮2D版といったところですかね
拠点にその都度戻り回復し、
ダンジョンにまた潜り少しづつ攻略していく感じ
ダンジョンには隠し通路、隠し階段なども多数あり、ボスもいて
探索の面白さがあります
また戦闘はシンボルエンカウントで敵は二度と復活しないため一掃すると達成感があります
ダンジョンごとに宝箱の数がわかり、隅々まで探索しコンプを目指すこともできます
(コンプすると達成!の文字が出る)
装備等アイテムの種類も豊富で、敵によって装備を変えると有利に戦いを進めることができます
ただ、ほかの方と同じように確かに敵がひしめいてたり、
敵を一定回数倒すと能力強化できる「克服」を目指す場合は
何度も何度も戦うことになるので作業感は出てくるかと思います
それひっくるめて楽しめる人は楽しめるかと
クリアしたので感想
フリゲーのイストや、ネフェのような感じのゲームです。
隠し通路の宝箱、3色シンボルの敵、主要キャラは女の子などいろいろな要素がミックスされてます。
狭いところに怪物が密集してることがよくあるので、ちょっと戦闘が避けづらい感じはします。
本を回収していけば、探索や強敵との戦闘が楽になるので積極的に回収しましょう。
心象との会話も攻略の助けになります。
雑魚敵との戦闘ですが後半はかなり固いのが多いので、無視して強敵を倒してレベル上げるのが楽です。
強敵がいなくなったら雑魚狩りするしかないですが。
動作が重くなったらアイテムを預けましょう。
移動はほとんど最初の部屋からになるので少し面倒です。
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