遊んでいて楽しくなる良作
このゲームの雰囲気は本当に好き!
遊んでいると所々で攻略のヒントが欲しくなる出来で、
楽々にクリアしてたと思ったところでも、
あとで来てみると案外難しい道順だったり、
それなりに苦労するところも魅力のひとつ。
パズルは解かないとクリアできないものの一つでもあるので、
ヒント多めにしてくれていて助かりました。
ボス戦はキーボード操作でいっても勝てるバランスなので、
このゲームがキーボードで遊ぶ前提で作り込まれてるなあと、
あらためて感心しました。
上手く言えないことが多いですが、
グラフィックも魅力的で好きですし、
音楽も程よく軽快でテンポがいいので、
アクションしていて楽しいものでした。
探索Actのコンセプトに忠実で、間に挟まるパズルがいい味を出している一作。
クリア時間 1時間37分 (Level7 クリアまで 収集率70%)
+2時間58分 (収集率100%まで)
+30分 (Level8 クリアまで)
ラスボスからラスダン追い出された主人公が
各地のダンジョンからアイテムを集めてパワーアップして再戦を挑む
探索型横スクロールAct。
システムは標準的なジャンプアクションで、
「パワーアップするごとにどんどん探索範囲が広がる」という
この手の探索アクションのコンセプトに非常に忠実な構成に仕上がっている。
具体的に書くと、フィールドとダンジョンから構成されており
ダンジョンでアイテムを見つけると新しいアクションが使えるようになる。
その新しいアクションを使うとダンジョンのボス部屋に入れるような構成に
なっており、ボスもそのアクションが有効な攻撃手段になる。
ボス撃破後に新しいダンジョンのカギが手に入り
前のダンジョンで使えるようになった新しいアクションによって
フィールドの探索範囲が広がり、そのカギが使えるようになるという、
先述したコンセプトに非常に沿った内容である。
それゆえに、基本的に新しく進めるようになった場所を探せばいいので
進めるうえであまり迷うことがなくサクサク進める。
探索的にも、アクション的にもクリアだけなら難易度は低めで
ダンジョンに入るたびに自動でセーブされ、ゲームオーバーになっても
そこからやり直しになるだけで、ダンジョン自体もそう広くない。
比較的初期にマップ構造が分かるようになると親切設計が多いので
プレイしやすい。
本作特有のシステムとして、アイテム取得時に
ちょっとしたパズルが存在する。
このパズル、「後ろから何かにぶつかるまで止まれない鉄球を
1マス以上離れた距離から像にぶつけると像を破壊でき
像を全て破壊すればアイテムを手に入れられる」というもので
シンプルながらも
鉄球を動かす順序を考える必要がある、鉄球をストッパーにする等の
奥深さがあり、ちょっとした知恵の輪のようで面白い。
こちらもクリアに必須な部分は比較的簡単に突破しやすいものが多い。
また、手に入るアイテムも名前に遊び心があって個性的な魅力がある。
ここまでの文から、ラスボスを倒すまでは比較的簡単である。
アイテム100%を目指すと、少しやり込みよりの難易度になってくる。
探索的には各ダンジョンに全てのアクションができるようになった後で
もう一回入り直してみると、意外なところが通れたり各ダンジョンが
結構つながっていたり、面白い発見があり探索のしがいがある。
そこで新しいアイテムが見つかるが、このパズルがなかなかに難しい。
パズルはルールがシンプルなので、一見するとできそうなんだけど
実際やってみるとなかなか攻略できない。
でもちょっとしたひらめきで解けるのでなかなかのアハ体験。
この中でも一番時間かかったのは「ツボ刺激キット」で
ノーヒントでやってたら1時間半はかかったくらい。
ポーズ画面にすると、たまに各パズルのヒントが表示されるので
できない場合、参考にしてみると、比較的短時間で解けた。
100%にするとエクストラダンジョンが出るが
あることに気づいてしまえばダンジョンは簡単め、
裏ボスは少し手ごわい印象。
コンセプトに忠実にできた探索アクションで
親切設計も多く手軽にプレイしやすい。
少しずつ行ける場所が増えるプレイ感覚が好きな人向けで
それに加えてパズルが面白いので
ひらめき重視パズルが好きな人にお勧めしたい一作。
因果な戦いの果てに
Ver.1.08でプレイ。
大ボリュームの本格2Dアクションで、マップに隠されたアイテムを集めダンジョンを攻略して
ラスボス打倒を目指すオーソドックスながらとてもやり応えのある作品です。
初期状態では出来る事も少なく地道に探索を進める事しかできませんが、アイテムが集まると
行動範囲が大きく広がり、多彩なボスとの戦いや隠しアイテムの探索等に大きな歯応えと
達成感が感じられました。
難易度はアクション部分は慣れている人なら特別苦労する事も少ないバランスでしたが
個人的にアイテム入手前のパズルと隠しアイテムの場所を見つけるのにかなり苦労してしまい
攻略情報に頼ってしまいました。
若干操作感が独特なのと、ストイックな探索作業は好みが分かれるとは思いますが
隙のないグラフィックやサウンドに加え、捻りの利いたストーリーややりこみ要素も含めて
非常に力の入った高い完成度になっているので、アクションゲームが好きな人なら
遊んで損のない作品だと思います。
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