※ネタバレを含みます。
絆輝探偵事務所を最初に見ていたので、推理物ではないことに驚きつつ、こういうハッピーエンドが一切存在しないお話もかけるんだなあと思いました。
全エンド回収後に思ったことは、「誰も救われないし、誰も救えない」ということ。
結局みんな狂っていて、みんな普通に生きている。
それがある意味恐怖なのかもしれませんね。
タイトルの少女がだれなのかが気になりますが、短編ということで続編は出ないのかとおもうとちょっと惜しいかもとは思います。
大変興味深くプレイさせていただきました。ありがとうございました。
※ネタバレを含みます。
本当に多く含みますので未プレイの方はどうぞ飛ばしてください。
タイトル絵とメニュー画面の絵はとても綺麗なのですが、ここで登場する女の子にはゲーム内で出会えません。
てっきりエンドを重ねていくうちに真相に迫るのかと思ったのですが、18年前殺人事件で廃校となっている深歩高校からきた謎はあっさり分かります。
しかし前述した通りタイトルの女の子の正体は分からず終い。
タイトルが「枯れた葡萄は残虐と共に」と命題されている謎は過去編をプレイすると分かります。
「葡萄が枯れた時、人間は狂い始める」と書かれていますが、作中の意味を考えるとむしろ「熟しすぎた葡萄は狂気を伴う」のほうがしっくり来る気がします。
枯れた、という表現がもっと別の意味を含んでいるのかもしれませんが、私の読解力では追いつけませんでした。
ENDは紹介通り7つですが、END7は存在しません。
ん?と思われるかもしれませんが、END0が存在するためエンディングは0から6の7つです。
END0を見てやっと何故このゲームにこのタイトルが命題されたのかが分かります。
ただ、周回前提のゲームなのですが、会話やエンドロールをスキップできません。
特に一度目の分岐地点(○○○○になる○)と入力する箇所と、一人で行くor二人で行くの選択肢はセーブ前で発生するため、周回に結構時間がかかります。もう少し周回時の手間が減る要素を入れて頂けると助かるのですが…。
デビュー作品の絆輝探偵事務所はとても一人で作ったとは思えないクオリティだったのと、タイトルやタイトル絵、紹介文が魅力的だったのでプレイしましたが、前述の通り少しタイトルと内容が一致しないかな?と思います
ただ今作では開発室がないので(少なくともプレイした限りでは)、続編ないし過去編前提の内容なのかもしれません。(続編ではぜひタイトルの少女?女性?に邂逅できるとありがたいのですが)
タイトル絵やメニュー絵はLittle氷華様の渾身の出来です。この2点は本当に素晴らしい出来なので、もう少し周回時の手間が無くなる要素の追加や、意味のない選択肢(【いいえ】を選んでも最終的には【はい】を選ぶことになる)などを省いて頂けると助かります。
*ネタバレあり
ツイッターで宣伝がまわってきてタイトル画面とタイトル名に惹かれプレイ。ただただとにかくキャラたちの狂いっぷりに驚かされてばかりでしたが、展開の帰着は短編ながらとても良かった。過去編ではりさちゃんがどうして事件の真相を知っていたのかなど、題名の由来があり(葡萄の花言葉の人間愛、が枯れている。枯れた葡萄。いわゆるキャラたちの狂いっぷりを表していて、おそらく枯れた葡萄は残虐と共にというのは表題作的な感じで、今作はいろんなキャラの狂いっぷりを見せたゲームなのでは?)となるほどとなりました!キャラたちの絡みも可愛くとにかく楽しませていただきました!!これにそった題材で続編があるのであればとても楽しみです!
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