切ない童話
※だいぶネタバレあり
アリスゲーはよく見るけど切り口が面白くて切ない童話になってました。お話の区切り方とメタい言い回しが絶妙で、どんどん続きが読みたくなる流れ。
キャラが不安定でしかし魅力的で、白うさぎが己を貫きすぎていて終盤切なかったです。お嬢様も終盤のあの案内人に唾吐き捨てるような言い方がすげーカッコいいけど、物語の全容を知った後だと案内人視点では切ないなーって思います。お嬢様が◯◯の◯とはいえ思い通りになるものでもないってのがね。そういうの思い通りになり過ぎてるのがわかる話って読んでてつまらないんですがね。あの人には苦しいだろうけど、そういう意味で才能はあったんじゃないかしら。
展開的に乙女ゲーにしなかったのは正解だと思います。ノベルゲーというか普通の作品としては素晴らしい締めと真相だと思うんだけど、個人的に攻略形式のゲームだったらちょっと置いてけぼり喰らった気分になる感じの展開なので。最初のエンドで微妙に可能性感じたくらいでちょうどいいかな。
後書きのキャラ解説の裏設定が面白い(もし~だったら的なあの解説と辛辣なキャラ解説が)&三角ウサギの項目が笑えた。
ガチで泣いた神ゲー
泣きました。ボロボロ泣きました。ガチで泣きました。
主人公が白兎にとあるものを渡す時の白兎の切ない言葉で泣いたのと、
END2のハッピーエンドの盛り上げで泣きました。
泣きました、ええ。本気で泣きましたよ。
泣くことは体と心に良いみたいなので、このゲームでまたひとつ健康になりました、ありがとうございます。
アリスモチーフの作品は数あれど、この作品は『創作物語』であることを活かした作品を活かしたものでしょう。
ネタバレになるのであまり言えないのですが、本当に面白かったし、よくできてる話だと感じました。
作者さん曰く「長編」ですが、章ごとに区切られ、短い話を9つ読む感じです。
読んでる側としてはサラッと読める印象です。
サラッと読めると言いながらどハマりしてガチ泣きしたのが私です。
序盤では主人公と案内人のコメディな話っぽい感じにも見えますが……。
とりあえず2章末までは一気に遊びましょう。盛り上がるのはそこからですぞ!
気が付けば一気に遊んでる、そんな作品です。
そして量産型主人公 死んでも何度も繰り返す!
なぜならここは永遠の国なのですから!(メインテーマ)
最初は強制的にEND1しか見れない演出も好きです。
救いはないのか?! と思いますが、落ち着いて。救われます。
END1でもEND2でもどちらを迎えても永遠の国は続きます。
大きく意味合いが変わりますけどね!
END2は前向きなハッピーエンドです。皆幸せになってね!
序盤では全体が見えませんが、終盤になって一気に真相がわかる感覚が心地よいです。
主人公ちゃん、最初は女々しいのに終盤のあの発言はイケメンすぎるんだよなぁ。
後書きで作者さんも軽く説明してるので、考察不要の難しくない内容ですよ。
この話は、『とある男の壮大な恋物語』……ですかね(違うと思うよ?)
一人の人間が抱えてるものは、大きな世界になりえるのですね……
創作してる人間なら同意できるものでしょう。
ネタバレになるのであまり言えないのですが、黒髪成人男性のデザインが性的にドストライクすぎるんだよなぁ……
あとは三日月兎ちゃん好きです。あの発言に対してかなり主要キャラすぎて……w
白兎ちゃんが最期まで目隠れキャラを貫いていたのにはとても好感が持てます!
にしても案内人さんの人気キャラ感凄い。好き。
面白さと切なさを詰め込んだ素敵な不思議の国のお話でした!
超オススメ作品です!!!!
凄い゛ 話がとにかく上手い
章の区切り方が凄いです! だんだん読むごとに面白くなっていってこれが無料ということに怒りすらわいてくる……
かなりのネタバレ有り
ネタバレ過ぎるので注意
最初プレイしたときはアリスゲーなんだし
おなじみの住人とアリスがわちゃわちゃするのかな、
そんで最後はアリスちゃん(キャロル)の夢でした、
おわり!
かなと思いきやまさかの予想を裏切られる展開。
まさかのヒロインのキャロルが非実在少女。
そしてキャロルちゃんを凌駕する萌えキャラが神
(ある意味ネバーランドの神だし神でいいよね)だったとは思いませんでした。
しかも同じ創作者としてクゥッとささることもあり。。
影の支配者というか影の主人公のチャールズは結局誰とも結ばれないのだけど、ed2はとてつもないハッピーエンド(私も救われた)だったと思います。
灰色さんのヒロインはか弱く、可愛く、庇護したくなるような少女で、なんだか殺される(永遠の国だから何度でも復活するわけだけど)描写がかわいそうやー!と思ってしまいますが真相が知りたいから結局続きを見ちゃう。
最後は皆顔グラフィックも明かされる訳ですがキャロルちゃんはやはり顔グラフィックありだと可愛さ増しですね。
あとチャールズも顔グラフィック見れて嬉しい。
私はキャロル、白兎のコンビが癒されました。
マヂキチでも三月ウサギもすきです、というか彼女に一目惚れだったんですけどマヂキチで最初はびっくりした。。(彼女の正体にもびっくり)
創作は楽しいし、創作の世界にずーっと浸るのは楽しいけど、ed1はちょっと物悲しいよね。最後の選択肢とか狂気しか感じなかったです、すごい(誉めてる)
ファンタジックな世界観とワクワクするような音楽、
美しいオルゴールとオシャレな背景画像にエキゾチックな黒影(ただし服装はカラー)絵も物語を盛り上げてました。
最初は謎だらけですが物語を進めていく内に
どんどん謎が解けてきますよ。
アリスものスキーの人は特に楽しめると思います。
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