美しい鬱の世界へようこそ
このゲームでは5人の女性の人生を映し出しており、その中でも目を背けたくなるほど悲惨で過酷な思い出が描かれています。どれもこれも心情描写が非常にリアリティがあり、つらくて下手したら吐きそうになるほどです。
しかし、それでも先を見たくなるような不思議な魅力があります。なにより、ゲームに登場する彼女らは苦しい人生の中でも自分なりの哲学やらを見出して、必死に自分なりに生きようとします。その生き様はどれも目を離せないほどです。鬱ゲーとして自分はこういうのを求めていました。控えめに言って最高です。
特に気に入った章は第6章です。個人的にこの章がダントツでつらかったです。しかし、見る価値は十二分にあります。一番、共感し、感情移入した章は第4章です。複雑に移り変わる心模様が素晴らしかったです。勝手な推測ですが、4章の女性の方が持っていた悩みはおそらく多くの人が共感できるのではないのでしょうか。
最後に、製作者様へ。美しく素敵なゲームありがとうございました。
感想です。
美しい鬱の世界を見にいく。
ラプツェさん好き。
勉強になる作品ありがとうございました。
同じ街に住む人の心の中、覗いてみませんか?
"in the heart"の名前の通り、章ごとに家庭環境も出身地域も異なる人物が登場し、その人の生育歴を含めて「心の中」を覗くゲームです。心の中を覗く相手は、皆大学生くらいの女性ですが、それぞれ抱えている悩みや問題が異なります。章ごとに区切って少しずつ読み進められます。
登場人物の心の中の描写に、リアルさを強く感じました。友達関係、恋人関係、家族関係の一つ一つの場面が丁寧に書かれているし、現実世界ではすぐ忘れてしまうような一瞬の感情までも、事細かに描写されています
BGMのピアノもゲーム内容にマッチしていてとても良いし、ゲームの操作も感情移入しやすいように工夫されています。やや辛いお話でも抵抗のない方には非常におすすめです!
最高
前にひたすら鬱ゲー求めてフリゲーやり漁っていた所ついに出会えた
恐らく私の一番星☆
どれくらい好きかって?
ファンアート描きたくて液タブ買ったくらい(開封してないけど)
もー愛してる◎
私の心に刺さった棘は嬉しさと痛みと懐かしさで時折このin the heartを思い出します。
さくたろうが羨ましすぎる…。
ラプツェに利用されて捨てられてもいいから
心の旅に出たいわ。
だって私も見たいもんよ。
最高です
人は悩み続ける
女性の辛い心の中をのぞきます。
悩み、苦しむところだけ抜粋して見るので
最初から最後まで重たい話が続きます。
どれも現実でありそうな話で生々しく、プレイ時間も長くて
過激な描写があるので大人向けです。
心理描写の書き方がうまいです。
感情移入すればするほど落ち込むのですが
それだけ文章がうまいということです。
クリアしたが
よかった点
・終始重たいストーリーだが、
ラストでわずかながら希望が感じられる
・キャラクターのバックグラウンドがしっかり作られている
気になった点
・自分で操作できる場面が少ない
・「うん」や「はい」を連発するなど、
会話が機械的になっている部分がある
がっつりプレイしたい方にオススメです!
どっしりとした内容と、作りこまれたシナリオで、とてもやりごたえのあるゲームです!
キャラクター一人一人の考え方や、生き方の描写がとても生々しく、「やって良かった。」と思えるノベルゲームでした。
背景やBGMも素晴らしいものばかりで、生気の無い、美しい世界に引き込まれます。
ゲーム内では、多少操作する部分もありますが、殆ど小説の様な感じで楽しめました。
一部過激な描写もありますが、二章が大丈夫ならたぶん大丈夫です。
プレイする中で、対人関係について考えさせられる、奥の深いストーリーです。
人との関係について興味がある方にオススメです!
暗い話、シリアスで重たい話が好きな人にはおすすめ
重くて中身のある、シリアスで現実的なお話が好きな人には、
おすすめのゲームです。
紹介画像を見て、何か感じるものがある人は、プレイして損はないと思います。
大学生くらいまでの若い登場人物たちの、小学生のころから現在までを追っていく話……という感じです。
キャラの生い立ちや環境は様々なので、読み進めていくうちに、自分を投影してしまう人もいると思います。
二章が一番ショッキングだと言われているので、気になった方はとにかく二章までプレイしてみるのもいいかもしれません。
他の章はここまで重たくないので、二章を読み切れるなら、クリアは大丈夫です。
音楽やグラフィックもとても作りこまれていて
細部にまでこだわりのある、製作者の想いが存分に込められている作品です。
本気で作りこまれた作品をプレイしたい人は、ぜひプレイしたみてほしいです。
一言で表現すると「濃厚」
シナリオがとても丁寧に構成されていて背景や心情にもリアリティがあり
本当に実在する人の話を聞いているようでした。
テキストだけでなくBGMやイラスト、背景まで上手に演出されていて
非常に完成度の高い作品です。
人の暗黒面や醜さが前面に出ていて、ひたすらに暗くて重い内容ですが
その中で葛藤しながら悩みに向き合う登場人物の心理描写が見所だと思います。
人の本質や人間関係の難しさについて深く考えさせられる内容でした。
◆個人的には、次のような人にお勧めです
・シリアスなシナリオが好きな人
・悩みを自分の中で抱え込んでしまう人
・対人関係に悩む若い人の気持ちを理解したい人
・将来や生きることに悩んでいる学生
・社会学や発達心理学に興味のある人
ただし、鬱なストーリーで一部過激な表現もありますので
適度に休憩を入れつつ、気分が悪くなった場合はすぐに中断することをお勧めします。
特に精神が不安定な人はご注意下さい。
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