鈴の音に導かれて
Ver.1.00でプレイ。
神秘的とも退廃的ともとれる世界を進むアドベンチャーで
謎多き世界観が印象的でした。
ゲームは謎解きが少しある以外は戦闘メインの構成で
なぜ競い合うのか、得られた物が何なのか
なぜ先に進むのか等、一切が謎に包まれているので
若干モヤモヤしますが、タイトルの意味や敵の攻撃法
だったりエンディングの入り方等から
柵からの解放や解脱といったイメージにも感じられました。
戦闘のテンポが悪く冗長に感じるのは少し気になりましたが
海外ゲーム的な語られない物語を考察する楽しみが味わえる
興味深い作品でした。
ベルを鳴らすのは
■おススメ度:雰囲気に惹かれた人向け
・不思議な雰囲気の世界を進む謎解き、戦闘有りのアドベンチャー
・謎解きはそこそこの難易度。
・戦闘部分は微妙で全体の半分ぐらいを占める
----------------------以下ネタばれ---------------------
・戦闘部分は通常攻撃、防御、逃走の3択だが
一般的なRPG戦闘と違い、敵の行動が予測しづらく
戦闘開始時に回復するので、
ベターな方法はひたすら攻撃を選択するだけで
ゲームとしての面白みは薄い。
要素的には次へ進むためのカケラを集める作業となるのだが
ベルの効果音もあって1戦闘あたりが間延びしがちに感じた
幻想的で魅力的な世界
ゲームを始めてすぐに、その魅力的なグラフィックに
引き込まれます。
謎だらけの世界で、その住人たちの不気味な魅力を
存分に楽しむことができます。
プレイしていくうちに、ゲームがある一つのテーマに
沿って進んでいることに気づかされ、
様々なことを想起させるエンディングへとたどりつきます。
このゲームにしかない魅力を感じさせるものがありました。
お薦めです。
私も、このゲームの前後談などを期待しています。
絵本のような世界
絵本のような世界で可愛らしいながらも、
物語は闇を孕んでおり
なんとも奥深い世界観でした。
ストーリーについて説明はないのですが、
「Quamise」の名前を持つあのアイテムなど
世界を紐解くヒントはあちこちにあり
クリアしてからはタイトルの意味と
物語の考察をするばかりです。
またとにかくBGMが素敵で、
タイトル曲をずっとリピートしています。
短いですが面白かったです^^
一瞬、WH様の新作だと気づかずにプレイしていましたw
手書きの柔らかいタッチと、独自の世界観に作者様の
センスが良いのをひしひしと感じました。
短めですが、熟練のゲーム作成者様なのでしっかりと
作りこまれていて、最期を迎えるに辺りタイトルの意味を
作中で明示せずにプレイヤーに理解させる作りは、
素晴らしいですね。
主人公に問われる「その資格を得る意味」はきっと良い終わりを
感じさせるような、感慨深いものだと思いました。
いつものシリーズも良いですが、こういった作風も凄く素敵ですので
又シリーズ化してほしいなと思いますw
有難うございました^^
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