設定の蛇足感がかなり強い
(僅かに)ネタバレを含みます。
設定を色々と詰め込みすぎて何がしたいのか霞んでいる。
特に化石時代とやらが壊滅的なまでに"合って"おらず、世界観にひたすら不協和音を鳴らし続ける。
たとえば、マクマードが憑依の能力を得た背景として、神器の力と強い精神力が原因といった説明がされる。
しかし、化石時代という設定のおかげで小物小悪党の憑依がポンポン出て来て、お寒い台詞をバンバン吐くので、それまでのシリアスな経緯を含めて全てが茶番になってしまう。更に言えば、そのおかげで対応が遅れに遅れて、万単位で人が死んでいるわけで余計に性質が悪い。
そのネタがやりたいのかシリアスをやりたいのか終始ゴチャゴチャしていて苦痛。しかも、章が進むごとにネタ(下ネタセクハラ)は極まって行く。
何と言うかプレイしていると、面白かった所にあれこれ手を入れられて、結果的につまらないオタクの悪ノリを延々と見せつけられる印象。SRPG部分には特に何ともないだけに余計にそれが際立つ。
率直に「とにかくTSネタだ!」という人向け。露骨なセクハラに耐えられるかも問われる。
逆にそうでないと当初のシリアスからどんどん乖離するのでかなりキツイ。本来はTSネタでふざけたかった所に、シリアスを無理やり入れた感じ。
蛇足的な設定を全て切り捨ててシンプルに中世ファンタジーで通せば、ゲーム性共々万人が面白いと思える名作に成り得たと思う。
21章で詰みます。
21章で詰みます(セーブ&ロードを何十回駆使してやっても、無理でした。)
Heartiumや親説魔法少女はクリアできたのですが。これは難しすぎました。。
キャラの会話が面白いぶん、残念です
とても良い作品にめぐりあえました
憑依という部分も気になりましたが、どちらかというと高難易度SRPGという部分に惹かれてプレイさせてもらいました。
想定していた以上の難易度というか、仲間の加入やその他のことをしようとするとぐっと難しくなるタイプで、クリアだけを視野にするならば、一部を除きそこまで難しくはないのかな?って感じでした。
おかげで中盤以降は結構なリセット回数でしたが、その分やりがいのある作品でした。
クリア後に攻略情報あさってみましたが、まだまだ見落とした部分が結構あるみたいなので、時間があれば2周目とかしたいですね。
憑依という部分をただたんにゲームのシステムとしてではなく、これでもかっていうくらいうまくストーリーに落とし込んでいる作品で、とても楽しかったです。
後編制作中とのことなので、期待して待っています!
作者の愛と作り込みを感じる意欲作
一周目ですがクリアしました。(隠し要素は多分取り逃しあるけど)と言うことで感想を・・・
良かった点
・憑依をここまでストーリーにもゲームシステムにも上手く落とし込んでいるのが素晴らしい。誰に誰を憑依させたら有効かな?というように考えるのも楽しい。意外な組み合わせが強いことも。(マクマードマリアがおきにいり)
・マップがこれでもかというほど濃密。時には謎解きのようなマップがあったり、時には非常に強固な布陣をどう攻略するか考えさせられたりとバリエーションも豊富です。
・キャラが魅力的。さすがに70人以上いる全員を掘り下げてはいませんがメインキャラたちはいずれも出番も多く上手く掘り下げられていると思います。特に男性精神たちの描写は上手い。(個人的にはローソンが好き)
気になった点・問題点
・仲間の加入条件が難しいものやヒント無しのものが多い。隠しキャラ的な扱いなのかもしれませんがどこかにヒントがもっと欲しかった。ユフィーのように10章でフラグを立てて13章で加入というラグがあるキャラは13章までフラグを立てられているかどうか分からないのも厳しい。個人的には18章は作者の最難関という21章よりも手強かった。
・処理落ち・エラーが結構な頻度で発生する。敵の数がとんでもなく多い20,21章では処理落ちが酷くてキャラを動かすだけで時間がかかる。敵のターンをスキップしない場合敵のターンが非常に長いのも気になります。また毎ターンセーブできるとはいえエラーからの強制終了が度々発生するのもマイナスです。
総じてとにかく作者さんの作り込みを感じました。難易度は高い方でしたが良質なストーリーや手強いシミュレーションを求める方にはオススメできる良作です。
良かった点
・なんといっても憑依システム。ストーリーにも攻略にも深く関わっており斬新かつ面白かった。憑依したキャラによって表情が変わったり仲間になる際の台詞が変化したりと細かい部分にも差異があり良かった。
・攻略難易度は高く感じたがステージごとにギミックが様々で攻略のしがいがあった。
・ストーリーは基本的にシリアスだがコミカルな描写も織り交ぜられていて読んでいて楽しかった。
気になった点
・仲間になるのが女性のみということもあってか似たような見た目・性能のキャラが何人もいて個性が薄くなっている。ユニットメニューの説明欄にも基本的に○○族としか書かれておらずキャラの背景がわかりづらい。そのため「この娘どんなキャラだっけ?いやそもそもいつ仲間になったんだ?」ということもしばしば。
・レベルが上がりづらくパラメーターの成長率も低い(一部のパラメーターは成長すらしない?)ため、成長によってユニットを差別化できない。そのため初期パラメーターが高い・有用なスキルを持っているユニットが輝く一方、それらに当てはまらないキャラはすぐ二軍落ちしてしまう。
・特定のステージでのみ仲間になる(憑依して操作できる)ユニットにアイテムを持たせたままステージをクリアすると持たせていたアイテムが消失してしまう。せめてステージクリア後にストックに送られるようにして欲しい。
あと個人的な要望になりますが、男性陣が憑依した際に変化するパラメーターの数値やスキルを説明書かどこかに表記して欲しいです。またネタバレになりますが各ユニットを仲間にする条件を表記していただきたいです。
色々書かせていただきましたがプレイしていてとても楽しかったです。後編も楽しみにさせていただきます。
いいか。拒馬は外すなよ。絶対だぞ!
作者の変態性が特化していて、いっそすがすがしい作品でした。ネタバレ含むのハッスルレビューなのでご注意を。
システムとプレイ周りに関して
憑依システムが斬新で、憑依する男キャラが何人かいるのですが、男キャラごとに女性キャラの差分が書かれていて、雰囲気がでてるのがすごかった。絵柄は上手いというより整っている感じで、最初はどれが誰だかわかんなかったが、以外とロシア感がでてるなと思わされたり、長くプレイしていると愛着がでてくる感じでした。
高評価点は、マップごとの謎解き要素です。パズルを解く感覚でマップと戦うのが好きな人は向いていると思います。
評価が難しいところはキャラが育つことにほとんど意味がない。出撃人数が多すぎるあたりです。ただ探索要素を増やしたため「これはこういうゲーム、ok」と思えるだけの「作り込み」があります。
作品について
作品についてはやってもらえばわかるが、女の子に憑依して乳を揉む、女の子になってかつ男の精神を駆使し無双する、略奪する的をさらに略奪するなど、ある意味マッドマックスレベルの男根の爆発で、鼻につく描写が多々あったが、それ以上に目を見張る部分も多かった。
得に世界観の作り込みやSF的交渉などがそれにあたる。ファンタジーに対してもリアリティを求めるタイプは好きになれるんじゃないかと思う。憑依システムに関してはガバガバなんだけど、量子もつれとか参考にすればいいんじゃないかって思う。
ファンタジーのお約束である飛ぶペガサスや遠距離魔法の解釈なども凝っていてFEが好きでSFが好きな人は、ツボにハマると思う。
また精神と肉体の考察も、重ねられていて、憑依システムを考察しても女の子の肉体に特定の精神が憑依してキャラが確率するか?ってなったらなるわけないんだけど、これが【正義の狂信者の偏在】っていう形をとるなら、集団催眠を超えて成立する可能性はあるんだよね。つまりよくよく考えれば、ありえないだろって思いながらプレイしてると、いつのまにか「実は起こり得るかもしれないし、あらゆる奇跡の中にある信仰の形態は、偏在する憑依に近いのではないか?
するとマクマードという存在はプレイヤーからはキャラクターとして見えているが、現実では神の信仰もまた憑依に近いキャラクターの顕現に近いのではないか?」とかなんとか考えてしまう。まあゲーム中ではマクマードはバリバリ存在感ありまくりで幻覚なんかではない描かれ方をしているのだけど。心身論を突き詰めていくと人間の精神は本当に我々の見ているだけなのか? そうじゃないんじゃないのか? もっと熱くなれよ!
何がいいたいかっていうと作者とはいい酒が飲めそうってことだ。こういう感情が湧き上がるのは、同人ならではの醍醐味だろう。
総評
FEになれていないという人や、スタジオでさっくりプレイしたいなという人には向かないと思います。
私自身中学時代烈火のヘクハーにやられて以来、高難度を征服したり攻略速度を追求することに喜びを見出したマゾゲーマーなのですが、終章手前での全員生存はかなり難しいものがありました。
再行動、戦術の展開順序、多すぎるキャラクターの運用など頭がおかしくなりそうになりながら、プレイしていました。グヴォズジーカの錬成をけちったばかりにセーブ&ロードしないと間に合わない局面がありましたが、ある要素を逃してもなんとかなるように設計されているのは見事でした。それだけ、絶望の中で光明を見出した時の快感はすさまじいものがあるということでしょう。
SRPGを楽しみたいという方にはおすすめできませんが、生粋のドMにはおすすめできます。ヴェスタリアで体調は悪くならなかった私ですが、このゲームで体を壊したような気がします。面白かったのは確かなので、作者は優しさや親しみやすさの皮をかぶって、よりプレイヤーを殺すべく制作に勤しんでくれればと思います。
おススメです
システムもゲームのバランスも新鮮で、ストーリーや世界観へのこだわりも感じます。
もともと説明不足くらいしか不満がなかったので
アプデで説明も十分にされるようになってからは取れる行動も増えていっそう楽しめています。
他のレビューにある正解を探すという側面は自分もプレイしていて感じたことですが
攻略にしても仲間の条件にしても手探り状態で正解を見つけるのが面白いところで
自分はそこにハマったので、バランスが悪いわけではない(むしろよく練られています)以上は好みの問題だと思います。
想定された攻略法を総当りで探すゲーム
憑依システムが斬新で攻略をするのがとても楽しい
難易度が程々の序盤~中盤に関しては
けれど中盤以降はとにかく窮屈
攻略法を一つ一つ試しながら正解を探す作業ゲーム
やりごたえ?ないよそんなの
何処かに3つくらいある当たりを探して数百のプチプチを潰していく作業
デバッグをしている時のような気分
デバッガー気分を味わってみたい人にはお勧め!!!
TS好きならやる価値大あり
すでに投稿されている通り、独自仕様が結構詰め込まれているものの、これを把握するのに少し手間取りました。
SRPGのゲームに慣れていないと、そもそも本題の憑依システムが使用可能になる前に諦める人もいるかと思います。
ただ、それを補ってあまりあるくらい憑依システムは素晴らしい。
顔グラ含めて力を入れられているのがよくわかる。
TS憑依が好きな人なら間違いなくおすすめ。
個人的には続編が有料だとしても買うレベル。
何が何やら……
スキルに関しても用語に関しても説明不足というか、説明無しというか……
なにがどうなっているのかさっぱりわからない。せめて補給(回復)アイテムの説明やスキルの効果くらいは欲しい
ストーリーが進めば解説されるかと思いきやそうでもないし、ついていけない
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