こういうシンプルなの好き
閉じ込められ食料もままならない状態ながらに大げさに発狂したり〇しあいを始める訳でもないのが妙に現実的というか…
それでいてこっそり食料を隠してたり一番弱い人間をターゲットにする人間のクズさも描かれていて好きです
※直接的な表現はなくプレイした人の想像にお任せします的な流れになりますがレイ〇要素もあるので注意
(あの人は空腹というより情緒不安定な会話が多かったうえに〇したのなら悲鳴はすぐ止むと思うので個人的には前者だと思ってます)
ハマる人にはハマるストーリー。
無常に流れる時間と、感情を持った常識的で個性豊かなキャラクターたち。
閉鎖空間におけるまさに箱庭観察ゲームとでもいうストーリーで、魅力的なキャラに入れ込めば入れ込むほどプレイヤーが物語の流れに翻弄されてしまうという、恐ろしくも余韻の残る完成度の高いストーリーでした。
個人的にはなんとなく、「虫籠に虫じゃなく、人間を放り込んで放置して観察したらこうなるのかな?」みたいなストーリーに感じました。
シチュエーション的に。
静かなる展開にリアルさを感じるのと、各人の設定の細かさが端々に伺えて、情報を全部見せないところが本当にとても上手い作品です。
ホラーというカテゴリには様々な細かいジャンルがありますが、一部のジャンルに適正のある人にはとても楽しめます。
もちろんさらっと普通にプレイしてもホラーとして楽しめます。
日本文学のショートショートのなんとも言えない部分を想像で必死に補完する人にも、楽しめます。
スリラー好きには、とても楽しめるでしょう。
とても面白かったです!
心を抉るホラーサスペンス
キャッチコピーに惹かれプレイさせて頂きました。
テーマは「道徳と善悪」でしょうか。
ある閉鎖空間にて、脱出の見込みが少ない中で
起こる出来事に対して各人物の心理描写が非常に
上手く表現されていて途中何度か心折れそうになりました;;
あくまで直接的な表現は一切無いのですが、
逆にプレイヤー側に推測させる分、恐怖度が増します。
個人的に最後の主人公の言葉が一番心抉られました;;
そこに扉があれば
Ver1.00でプレイ。
思っていたよりもかなり重い話で
具体的な表現がない故に想像に歯止めが効かない
独特な恐怖感と絶望感が味わえます。
無駄に時間が経過していき
疲弊し病んでいく精神との戦いの中で事件が起こり
確実に破滅へと向かっていく感覚は中々の重圧感で
状況から推察できる事実もかなり心に来るものがありました。
物語の結末もすっきり出来るものではないので
アレはどういう事だったのだろうか?と
ずっと考えさせられる構成が興味深くも歯がゆかったです。
ゲームとしては探索ゲームスタイルのノベルといった印象で
エンド分岐もないので会話して得た情報から
何が起こっているのかを考察するのがメインですが
その正解は作者の中にしかないので
プレイヤーそれぞれの物語を自分で完成させて
何とも言い様のない世界観を楽しんでみて下さい。
- 1
あなたにオススメのゲーム
フリーゲームイベント開催中!
サポーターのオススメゲーム
-
月の塔
Tokugawa
幽霊を追いかけて、塔の中を歩き回る物語
-
「私のこと、ご存知ですか。」
teno
これは、よくあるお話。
-
夢物語 ver1.10
キノクラ
覚めれば忘れてしまう、ただの夢 [和風掌編ノベルゲーム]
-
カホゴなダンジョン
蜜子
乙女要素のあるRPG
-
ぐーたら魔王のギルドライフ
黒兎
ぐーたらハクスラRPG 12人パーティはじめました!
-
義賊は這い上がる
トンカチ
話のネタになりそうな初見殺しが多い謎解きアドベンチャー