ふたりのドレス姿が見れる。
分岐がわかりやすくて嬉しいです。
綺麗なお話の作品ありがとうございました。
自作ドットが彩る世界観とコミカルな野菜たちが魅力。後半はちょっとシリアス路線。
クリア時間 40分
星ビトである王子プリスターが成人するために
ポワンの願いを叶えようと、ニンジンを探す短編ACTRPG。
本作の魅力は大きく分けて「探索の楽しさ」と
「キャラの伏線の効いたシナリオ」の2つになる。
前者が前半のポワンを操作するパート、
後者が星の王子であるプリスターを操作するパートで
そういった魅力を感じることが多かった。
本作はアクションRPGではあるのだが、
「探索の楽しさ」が前面に出ていて
難易度自体が、ボカスカなぐっているだけで何とかなるくらい
簡単なもので、回復アイテムも豊富なので
ADVの延長線上にあるアクションRPGという印象で
探索ADVが好きな人はこのゲームは合うと思う。
アクション要素が少しあるのが
探索ゲームの触っていて楽しい感を強めているように思える。
いろんなものをつかんで投げるというアクションが
楽しくて、ウシだって持ち上げられたり
ウ○コだって持ち上げられたりもする。
自作ドットの世界観が素敵で、いろんなところに
行くのが楽しくもあり、野菜の住人たちは
トマトがトマトスープ作っているとか
ニンジンのボスとか、温泉で出汁がとれて動かなくなっているなど
どこかシュールな笑いを提供してくれる。
そして、道中の敵キャラもかわいらしいものもいれば
青ひげのキャラもいる・・・というよりも多いような。
キャラも魅力的で、最初に操作するうさ耳の女の子ポワンは
ことあるごとにかわいらしさを振りまいてて
ちょっと天然ボケも入っているような気もするけど
それもあってかわいらしい。
ハート草を手に入れたときの踊りもかわいい。
星の王子さまことプリスターは
「八つ裂き」が口癖のまさしく暴君っぽい人物だけど
色気に弱くて鼻血を流す。でも
途中でデレるので根っからの悪人ではないのは
プレイヤーも途中で感じるだろう。
そして、序盤から呼び名をいろいろ変えられるわ、
衝撃の役割を与えられるわ、で笑いを誘う たまさぶろう。
彼の「なんだかんだでラブラブではないか」という
ツッコミは本当に的確。そして、ハッピーエンドでは
まさかの伏線を回収して物語のオチをつけてくれる。
最初にあった罠はなんだったんだろう?
なぜ、ポワンは王子にこんなにべたぼれなんだろう?
と思っていたら、プリスターのパートになって
伏線が線になってつながってきて
最後に大きな決断を迫られて、ED分岐をする。
どちらのEDもしっくりくるものだけど
個人的にはバッドエンドの方が趣深い印象がある。
あの満たされない感覚が悪役として非常に好みだった。
ハッピーの方もたまっさんは衝撃的だけど
あの2人にもうひと押し欲しかったようにも思う。
いろんなところで予想外のものを見つけやすいゲームで
誰でも手軽にプレイできると思うので
探索が好きな人は非常に楽しめる一作。
星の王子様はちょっとぶっきらぼうでした
アクションゲー。拾ったハート(回復アイテム)は大量にストック可で回復ポイントも多めで難易度も低いので、手作りの可愛いグラフィックに惹かれたらだれでも雰囲気に浸りやすい作品だと思います。以下ネタバレ感想。
相変わらずキャラが良いです。恋する乙女なポワンちゃんもでもですが、たまっさんの衝撃(笑撃)の役目、ツンケンしてるけど優しい王子など。
ストーリーは雨色ビスケットより少し長めという程度ですが、高クオリティなグラフィックと濃い世界観で体感時間はもっと多い気がしました。温泉がブラックジョークもダシもきいてて怖かったですwwイモがイモくせえ言ってるのにもウケましたwwイモのくせにww
今作もエンド二つありで、どちらのエンドも良かったです。バッドエンドのあれは多分王子が置いたんだろうなあ。その後の演出はたまっさんですよね。たまっさん……ってなりました。
ハッピーエンドは期待を裏切らずないい終わりかっただったんですけど、やっぱこっちでも別の方向にたまっさん!?ってなりましたww
シナリオ構成や、終盤の王子の心理描写演出なども良く、いい雰囲気の作品でした。クリアまで行くとメインの二人以外が変な生き物まみれだったのがなんか納得ですね。相変わらずの素敵な世界観に浸らせてもらいました。楽しかったです。(どっかで見たようなう……チョコソフトクリームや牛をリア充な二人に向かってブン投げつつ)
素敵ストーリー
制作者POPO様のファンです。
今回のゲームもとても素敵なストーリーでした。
プレイ時間はエンド2つ見るのに1時間ほどでした。
アクションRPGということですが、攻撃ボタンを連打していれば
困ることはほぼありません。
回復手段も豊富にあるので、難易度はかなり低いと思います。
ラスボスが少し難しかったかな、という感じです。
キャラクターたちは個性があふれ、会話が面白いし
他にもニヤッする箇所が随所にあり、
始終、飽きることなく楽しめました。
恋するうさぎ、ということでしたが、最初なぜ
うさぎちゃんが王子に恋したのかわかりませんでした。
外見だけで一目ぼれしたのかと思っていました。
それもストーリーを進めていくと、解決しました。
王子は外見だけはかなりのイケメンだし、
うさぎちゃんはぽよんぽよんのナイスバディだし、
たまっさんは頑張ってくれました。
エンド2つは必見です。
お笑い要素が強いのに、ストーリーはしっかりとしていて
胸をわしづかみにされます。
とても素敵なゲームをありがとうございました。
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