ありがとうございました!
ゲーム実況に使わせていただきました!
自分の喋りが拙いので怖い雰囲気が伝えきれたか分かりませんが、ゲーム自体はとても面白かったです!
また機会があればよろしくお願いします(^^)
チャンネル名前は「スパイスカレー部長」です!
スマホがあればどこでも安心
突然、見知らぬ場所で目覚めた主人公。
自分が誰だかはちゃんと覚えているが、何故こんな所にいるのか記憶がない。
そこで主人公はスマホの音声アシスタントを立ち上げると、
GPSで現在位置を調べ、自宅へ電話をかけ、繋がらなければ
知り合いに片っ端から連絡を試み、それもダメならSNSに書き込もうとする……。
ああもう、めんどくせえな現代のホラーは!
そう、我々の手にスマートフォンがある限り、何でも調べられるしどことでも繋がれるのだ。
そんな状況では、ホラーゲームの醍醐味の一つである「孤独」も大きく興を削がれる。
だから、ゲーム作者はあの手この手で、この便利な道具を主人公から引き剥がすのだ。
しかし、このゲームでは主人公はスマホを持ち、音声アシスタントのスィリは
質問に何でも答えてくれる。
これならどんな事態になっても切り抜けられるはず。
――と思っていると、何かが少しずつ狂ってくる。
そして迎えた結末は、いかにも現代らしい怪談を織り込んだものだった。
なるほど、と得心のいくコンセプトだったが、スマイルゲームビルダー製の
3D視点は、移動や探索に手間がかかり、やっぱり少しタルかったかな……という感想がある。
もっと間を開けず、短いスパンでプレイヤーに畳みかける方が、
オチもより強く印象づけられていたかも知れない。
ともあれ、普段からスマホ中毒の人にはプレイをお勧めしたい作品である。
3Dの長点より弱点が大きく出てしまった
ネタバレを含む感想・レビューです。(Ver1.00)
全エンドを回収するため、40分ほどプレイを行いました。
本作は全編3Dで出来ており、1プレイたった10分ながらも没入感や雰囲気作りに一役買っていたと感じましたが、その反面、3D故の弱点(ツールの仕様でしたらすみません)も同時に感じてしまいました。
【長点】
視点が3Dになったため可能になったホラー映画の様な演出が出来ていたのは良い点だと思います。
例えば「足音に振り返り、安心した次の瞬間死角から影が現れる」等。表現の幅が増えた事は素晴らしいと思います。
【弱点】
「一部を除き、扉の真横のマスから扉の真正面に真っ直ぐ進入出来ない」等に始まる細かな操作感の悪さが上げられます。
一部を除き、扉が壁から出っ張っている為このような事になってしまっています。
また、扉が出っ張って居るため、正面に立たなくても真横のマスから扉の調査をすることも可能でしたが、どうやら想定されていない挙動だったらしく、第2の間ラストの扉と第2第3の間の間の通路奥の赤い扉では「前へ進むか」というメッセージが出た後、扉の真横の壁を主人公が貫通してしまう等、没入感を削ぐ挙動が見えてしまいました。
【ゲーム的に惜しい点】
「セーブ不可、イベントスキップ不可」という仕様がゲームのエンディングを回収していく上で不親切さを覚えてしまい、更に設定の「メッセージ速度」はどれを選んでも速度が変わらない(不具合?)為、繰り返しプレイをするのは辛いと感じてしまいました。
総評としては、3Dで「出来るようになった点」より、ゲーム的な不親切、不具合が目立ってしまったように思います。
ですが、SMILE GAME BUILDERはまだ出たばかりのツールで有るため、使用者が増え、テクニック等の共有が進めば更に完成度の高いゲームが出るのではないか、と期待しております。
新感覚ホラーゲーム
ver.1.00で全エンドクリアしました。
1周10分程度、という説明通り短時間でさっくり遊べます。
内容ですが、まず演出がお見事という一言に尽きます。
3Dのマップに、まるで自分の目線のように動くカメラの映像が臨場感を醸し出していて、本当に自分で見知らぬ場所を探索している気分に浸れました。
手とスマホの写真や、スィリさんの淡々としているようでどこか愛嬌があるボイスもリアリティがあってよかったです。
何よりの見所は、脅かし要素が突然目の前に迫ってくるという点です。画面が基本的にビデオカメラの映像を見ているという体になっているのですが、画面ごしにこちらを覗き込まれ、目が合ってしまうという恐怖感は今までのホラーゲームにないものでした。
今までのGiggleさんのゲームは、どちらかというとシナリオがメインで、そこにホラー要素が付随する形ですが、本作は純粋にホラーを押し出した作品になっています(作者様自身もそのおつもりでお作りになったようです)本当にホラーが苦手な方は注意した方がいいかもしれません。私はうっかり夜中にプレイしながら、何度叫びかけたか分りません……
他の方のレビューでも書かれていましたが、クリアするだけなら本当に簡単です。ただ、セーブが取れないので、エンド全回収の為に何周も最初からプレイしなくてはならないのは大変といえば大変ですかね。一応Readmeにヒントが書いてあるので、自力でエンドを回収することに強い拘りがなければ、自力の回収が難しいと感じた時点でヒントを見ることをお勧めします(私は5周で挫折してヒントを見ました)
しかし、自分目線でマップの中を歩き回り、時に驚きの余りスマホを取り落としてしまうような細やかな表現によって、まるで自分がゲームの世界に入り込んだようなあの感覚は、実際にプレイしないとわからないと思います。百聞は一見にしかずというやつです。脅かし要素が本当駄目、という方以外は是非遊んでみてください。1回たったの10分で、背筋が凍るような恐怖体験ができますから。
距離感は適度が一番
Ver1.00で3つのエンドを見ました。
注目ツールSMILE GAME BUILDER製の3Dホラーという事で
非常に興味深く遊ばせて貰いました。
ストーリーは途中でオチが読めやすいような気もしますが
演出と間の使い方が上手く現代風怪談話として楽しめました。
また、あのボイスがある事で見た目以上に臨場感が
感じられるのも良かったです。
ゲームは特別な謎解きや追いかけっこ等はなく
クリアするだけなら非常に簡単でしたが
END1を見る条件が少し分かり難い上にセーブが出来ないので
プレイスタイルが噛み合わないと自力でのエンドコンプは
かなり面倒に感じるかもしれません。
(私は6回ほどプレイした後ヒントを見てしまいました)
SMILE GAME BUILDERの可能性はまだまだ未知数なので
この作品や他の同ツールを使った作品を見て
興味を持ってくれるゲーム作者が増える事を願っています。
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