ストーリー展開やキーワードに随分とSFチックな雰囲気が漂っていて、妙にワクワクさせてくれるものがありました。
次元列車のワープシーンとか、ネオリーム戦艦の砲艦射撃のシーンとか、かなり演出に凝った作りになっていて、見ごたえがあっていいですね。
前作との絡みも、ああいう形でつながったのが予想外で、虚を突かれたようで面白かったです。
今作は前作と比べると、戦闘難易度は低め。
ただ序盤~中盤は、敵の苦手な属性を狙ってアイテムや特殊能力を使ったりとかなり戦略的な戦い方が要求されるので、難易度は高めに感じます。
後半になると属性の差もあまり関係なくなって来たようで、強力な武器と魔法で、大抵はゴリ押しで攻め立てることが出来るのが結構快感。
序盤から終盤への戦闘バランスのこの辺りの変化(どちらかと言えば軟化)は、なかなか絶妙なものを感じました。
ただ難点としては…、一般の雑魚からボスまで、与えられるダメージに比してHPが高い輩が多いことですね。
おかげで戦闘時間がやたらと長引くことが多いので、時間に余裕のあるときにプレイするのが好ましいかもしれません。
あとアイテムや特殊能力を使ったりするのは、オート戦闘を選択してコンピュータ任せにするとなかなか思ったとおりに動いてくれないため、
気軽にオートを選択できなかったのも不便でした。
それと嬉しいのが、前作にもあったトレランドシステムの強化。
今回は回復もできるし、ポイントを貯めてアイテムと交換もできるし、かなり親しみ易くなっていて良かったです。
さすがに最上階の敵を倒す気は起きなかったですけど、他の敵で強力な装備を人数分落とすまで粘ったりとか、そこそこやり込みました。
本編を進めながら少しずつレベルを上げて装備を整えて、最初は全然歯が立たなかった相手に楽に勝てるようになった時とかは、成長を感じますよね。
本当にやり込む方は、きっとこの辺りに一番魅力を感じそうなところなんでしょうね~。
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