花言葉は、「快活な性格」なんですね。彼女らしい……
おそらく全標識打破クリア。
システム:
経験値を消費して能力アップするが、経験値の消費レートは一定なので
後半は非常にステータスを上げやすい。
賛否分かれるだろうが、自分はサクサク能力上がる方が好きなので嬉しい。
シナリオ:
会話やアイテムの説明文などから、ストーリーを推測するタイプ。
情報量は不足しすぎず、逆に興ざめするほど過剰でもない、良い塩梅。
台詞回しにも味があって、よいです。音楽との親和性も見事。
個人的にはレギオン打破後の文章とお化けとの会話全般が好き。
寂しくて、同時に心地よいような不思議な作品でした。
ツクール2000のシステム・素材に抵抗なければ、オススメです。
素敵な体験を、ありがとうございました!
ヘリアンサスって向日葵の仲間なんですね
敵及びマップのデザインや戦闘中のテキストなど、雰囲気作りにとても気を遣われている印象を受けました。タイトル画面や選曲からして全体的に落ち着いた雰囲気のゲームですが、ラスボス戦など、盛り上がるべきところは盛り上がっており、短編として綺麗に纏まっている印象を受けます。
経験値を能力値に変えるシステムに関して、稼ぎが好きな私はとても楽しめました。ボス、雑魚問わず基本的に行動は短調なので、基本的に殴るだけという感じですが……。他の方もレビューしてらっしゃる通り、魔法はあまり役立ちませんでしたね(ラスボスでバフと回復を1回ずつ使ったくらい)。シナリオ上も結構魔法は重要なので、もう少し出番があるような調整でも良かったかも……。
ともあれ、しっとりとした空気が素敵な、後味の良い作品でした。ありがとうございました。
見えなくとも、きっと
まず、タイトルの儚い「彼女」としっとりとした曲に惹かれました。
システムも経験値を稼いでそれを能力値に変えると言うシステムなのですが、これは良くも悪くもと言った感じです。
攻撃を上げまくってしまえば、大抵は片付いてしまうので縛りプレイ然り、幅広い遊び方に向いているのかな、と思いました。
ただ、縛りでもしない限り魔法は全然使われなそうかなと言う感じでした。殴った方が速かったので…。
最初の内は初期ステ縛りプレイをしていたのですが、途中で諦めて攻撃を上げまくった奴です、すみません。
でも、短編でありながら全体は綺麗にまとまっていながらもプレイヤーに想像の余地を残してある、個人的には好みのゲームでした。
イベントボス、ボスとでの一言が、味があって良いなと思いました。意味深な言葉は良いものです。
最後はきっと、「ありがとう」だと良いなぁと思うひとりのプレイヤーなのでした。
短編ながらも、良い雰囲気でした。またの作品を楽しみにさせていただきます。
彼女がいるって信じたい。
こんにちは、シャックといいます。
プレイしたので感想を。
成績:
・プレイ時間は総合して3時間くらい
・全標識制圧クリア達成
・黄標識全無視クリア達成
・ver1.00
シナリオ:
記憶を求めて歩き、断片を集めて今置かれた状況と目的を思い出すストーリー。
ゲーム一週目だとなんとなくこんなもんか~となりますが
二週目以降になると記憶の意味合いが分かってきて、一粒で二度おいしい。
あやふやな部分が多くありますが、推測で補完すれば大体腑に落ちるように出来ており、その塩梅が絶妙。
一つの物語としてしっかりとまとめ上げられています。お見事。
戦闘関係:
経験値で能力を買う。そこそこ見かける成長システムですが
能力値の上昇に必要な経験値がこちらがどんな強さであっても一定であることと
物語を進めるほど経験値が多い敵が出現するので後半であるほど強くなりやすい。
序盤は一回の戦闘でステータスが1あげられる程度だったのに終盤は10くらいあげられるように。
その割にはボスは強くないので、RTAや縛りプレイを考慮したバランスと感じました。
通常プレイをする分には少々物足りないように思います。
魔法システムがありますが、通常プレイする分にはほぼ産廃。
回復魔法も攻撃魔法もどう考えても経験値の割に合わない。
回復魔法は割合の為HPを上昇させてやらないと意味がなく、攻撃魔法は魔法ステを上昇させてやらないと意味がない。
その上、使用は回数制で使用回数は経験値で買う必要があり、手間がかかる割には大した見返りがない。
そんな面倒なことをするぐらいなら力を中心にして適当に防御・速度に振って力押し一択がスマートという現実。
当ゲームの根幹である成長システムと魔法システムが共存できていないのはさすがに悲しい。
「意味がない」というレベルまで魔法システムが機能していないのはどうかと思いました。
その他:
・個人的にはなんとなくでも背景がわかる挿絵が記憶ごとにあると、雰囲気に深みが出ていいんじゃないかなと思いました。
・エンディングロールをよくよく見えるとテストプレイヤー扱いされていることに気付いた。
・「まったく、危険なことというのはは絶えることがない。」
統括:
想像力で把握するシナリオ重視ゲーム。
全体的にチョイスした音楽のセンスが良く、会話を中心とした文章から戦闘時の背景といった細かいところまで
寂しくも幻想的な雰囲気を醸し出すことに成功していると評価できます。
惜しくも戦闘システム面では次第点といった内容ではありますが、短編作品として良いレベルで完成していると言えるでしょう。
楽しい時間をありがとうございました。作者様の今後の活躍に期待します。
以上です。
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