クリアしたが
よく分からないが、陰鬱な雰囲気は伝わってくる作品。
良かったね…そそそ君……
ネタバレしか無いですよ。
本編で其の生き辛さや「優しい」と言われる事に対しての苦悩。
やりたくないけどやらなくてはならない事への葛藤。
そして何より其の自己卑下……からの「其の後の話」が!
もう!ミーハーだと言われようが
私は弱くて敵わないと解っていながらも
Eに立ち向かうそそそ君が好きなんだ……好きなんだよ……!
どう足掻いても力では勝てない事はもう解り切ってますので
其れこそDS君とかも巻き込んで
話し合いで穏やかに解決されるといいなーとか、思ってます。
確かにEちゃんはぶっ壊れてますけれども
まだ希望は有ると思うんですよね…。
ほんの僅かだとしても…。
じゃなかったらそそそ君が生まれる事は無かった訳ですし…!
Eちゃん友達(DS)居るし…!
結末を迎えるのは本当に最後になると思うので
続編、気を長くして待っております!
意味はわかりにくいが共感しやすいノベル
前作そそそ1が面白かったのでこちらもプレイ。
単体でもいけそうですが、前作の続編になってるので
興味があるならそっちからやった方がいいかと(ブラウザ版もあるし)
以下はネタバレありの感想です。
共感度に関してはこちらの方が上でした。
優しい人に対する考え方とか。
生きる意味とか。
描写に特化した前作のが、作品としては好みかな。
キャラ萌えとしてはこちらの方がいいな。
そそそちゃん面倒くさ可愛い。
追加エピソードは物語の解答が
ぼんやりとではありますが書かれていて、
読後感も悪くないしいいおまけだったとは思うんですが、
私的には本編のそそそちゃんに感謝されて終わる締め方が
とても良かったので、そこで終わるのもありかなあと思いました。
この方の作品は見た目変わってるけど何故か共感しやすい
という空気が気に入ってる理由の一つなんですが、
ノベルだとその部分が特に楽しみやすい気がします。
陰鬱といえばそうだけれど、本編のみにしろ追加エピソード込みにしろそんなに読後感は悪くないと思いました。
地獄への道は、善意で敷き詰められている。
【総評】
スクリーンショットや制作者様の紹介文にある通り、
サイケデリック、陰鬱系、意味不明系の掌編ノベル。
以下、オマケ(後日談?)を含めてクリアした後の
プレイ感想です。(※ネタバレなし。)
【長所】
・サイケデリックな背景画像と単眼っ子の絵が、独特な
雰囲気を醸し出し、独白とマッチしていて素晴らしい!
・「優しい人」という鎖に繋がれ、自分を殺して生きるか
自分を殺すしかない状況に追い込まれて、静かだが
消えることのないやり場のない怒りを外に向けること
すらできない心理が、丁寧に描かれていると思った。
(※すごい中二病っぽい感想だが、そもそも、そういう、
そんな内容のゲームなのだから、ご容赦を願いたい。)
・本編とオマケの間に一体、何があったのか? 想像力を
かき立たせる、プレイヤーを突き放すスタイルが新鮮!
常識的に考えれば、本編とオマケの間こそがシナリオの
山場だが、そこを、敢えてすっ飛ばしているのがすごい。
【短所】
・ストーリーやオチが、プレイヤーに分かりやすい形では
表現されていない。従って、単眼っ子のセリフや心情を
「自分とは全く関係のない、外部のフィクションの物語」
としか思えない場合、感情移入が難しくなるものと思う。
(※幸か不幸か、私は感情移入できる側の人間でした。)
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