なるほど……
主人公がそれぞれ異なる7話から、物語を読み解いていくゲームです。プレイ時間は2時間程度。
「ガイスト」という、各人の持つ能力のようなものが物語の中心となります。様々な展開ができそうな設定で、物語の内容を濃くしています。
しかし、ゲームの長さから考えるとやや複雑すぎる設定だと思いました。ガイストに憑かれているのは全員でなくて、一部の人にした方がすっきりするのではないかと思いました。
絵は、登場人物の特徴がよく表されていてとても良かったです。
特に詰まらずに進めていけるのも好感触でした。
それでは、そろそろお暇します。ありがとうございました。
終わり良けれ・・・ば?
タイトル絵と説明文から正統派青春群像劇を
イメージしていましたが、どちらかというと
オカルト寄りなストーリーでした。
気になった点を先に言うと
メインキャラは現代の学生風なのに他のキャラや
舞台はファンタジー風のグラフィックの上
オカルト要素が主体のシナリオなので
世界観については終始???な状態でした。
特に過去の設楽への対応がとても現代の所業とは思えないので
余計に時代設定の把握が混乱しました。
各キャラのエピソードは群像劇的な構造はしていますが
謎を演出したいが為に説明不足が目立ち
その結果唐突に話が動くものの、悩みは大抵第三者の助力で
なし崩し的に解決してしまい、さらに章仕立ての構成上
話がぶつ切りになるので折角の拘った設定も
正直消化不良で終わってしまった印象が強いです。
ネタバレ回避の為文句ばかり言う形になりましたが
キャラクターの設定自体は興味深く絵も魅力があり
シナリオもパーツ単位で見ると良い雰囲気の為
今後シナリオ構成を突き詰めていく事で
面白い物を作ってくれそうな期待感を抱かせてくれるので
これからもゲーム制作を続けていって欲しいですね。
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