初音ミクを題材としたノベル。
これはレベルが高い。徐々に深さ、濃さが感じられます。
導入部のミクが同居人となるくだり、
ミクは主人公を触れるが、その逆は無理な設定。
しまいにはミクが主人公の「学校に行きたい」とか言い出す。
ベタだけど、ベタ過ぎて清々しい。主人公だけでなくコッチまで「やれやれ系」になってしまいます。
さらに主人公がボケで、ミクがツッコミ役。この意外性が良い。
中盤からはジェットコースター。
初音ミクの真摯な姿勢に心打たれることでしょう。
そして、そんなミクを見て、主人公も成長する。
またいつか会える。いつでも会える。
何度だって始められる。
良かったです。
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No.66614 - 2023-10-02 13:35:01
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