作者さんの過去作もいくつかプレイ済みです。
やはりキャラクターの心情を書くのが上手いなと思いました。
20分くらいで読み終わる短編です。
ボイスも魅力的でした。矢作君のつらそうな感じ、すごく伝わります。
救いがない、と言うよりも、現実味が強い、リアリティな作品でした。
矢作君の気持ちに同意できる人も少なくはないんじゃないでしょうか。
ただ、向坂君の気持ちもわからなくはないので、そのぶん悲しみが増します。彼も彼なりの優しさで矢作君に接しているので。
「頑張れ」で済む問題じゃないんだ、と。
普通の人からちょっと外れてしまった自分。頑張りたくても頑張れなかった。好かれたいけど、寂しいけど、どうしようもない感じ。
本当に何も解決しないどころか悪化して終わるので寂しいお話ですが、一読する価値はあるので、オススメしたいです。
このゲームをプレイして、いろいろ考えてみるのも面白いと思いますよ
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No.27640 - 2016-01-22 17:33:47
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