要戦略
テンポ良く進行します。戦闘はオート機能、回復、脱出もオートで楽々操作でした。丁寧にアイテム探しをしないとアイテム図鑑は埋まらないかも知れません。
そして、戦闘は常に戦略が必要です。5階層ごとにモンスターの属性が変化します。しっかり耐性と回復(HP、MP)を考えて頭、装飾、魔法石を組み合わせないと苦しくなります。組み合わせが上手く行くとアッと言う間にボスクラスが倒せる場合もあります。
ストーリーは一本道ですが、戦闘が好きなプレーヤーには大変楽しい作品です。戦闘グラフィックも迫力があります。是非、次回作品もプレイしてみたいです。
ウンディーネスペシャルの汎用性の高さよ
賞金首、裏ボス撃破でクリア時間6時間ぐらい。(ver1.03)
「金稼ぎ」という目的ですが、途中から各地に点在している賞金首をどう倒すかという目的に変わっていきました。というかそれがメインじゃないかなと(ストーリー要素は薄いので)。
他のゲームでは見ない非常に強力なスキルの数々と装備品の数々で、1ターンで目まぐるしく戦況が変わるのが特徴。
他の人のレビューにあるように派手でシビア、忙しないと言えば忙しないが、いろんなタイプのフリーのRPGをしてきた自分にとってはこの忙しなさがかえって新鮮でした。
なおかつ戦闘アニメーションがド派手、なおかつ戦闘テンポがスピーディなため、たまにヤムチャ視点になってしまう感覚が逆に楽しい。
バフをかけまくってTP100の超強力な技をぶっ放して大ダメージを与えるのが痛快。
敵の攻撃も強烈で、パーティが何度も壊滅寸前になるけども、立て直しができるぐらい回復が強烈。
「絶体絶命のピンチだけど、どのスキルを使って態勢を立て直そうか?」と考えるのが楽しいです。
ぶっ飛んでいる割に、バランスが取れているのは見事。
一方、個人的な見解で恐縮ですが、少し気になる点もありました。
・各階層の雑魚の組み合わせパターンが2種類しかなくてすぐに飽きが来てしまう。もっと増やしてもいいかもしれない。
・終盤は死んで覚える前提の難易度であるが、終盤の賞金首まで行く道のりが長いためアンチシナジー。強力な賞金首ほどダンジョンに与える影響力が大きいということでこういう仕様だと思うけれども……一度行った道はスキップできるようにした方がいいかもしれない。
・某賞金首までの道のりで唐突にゲームオーバーになる場面があったため(ちゃんとクエスト説明には書いてあったが)、警告は目立つようにした方がいいかもしれない。
何にせよ、楽しいゲームでした。ありがとうございました。
次回作も期待しております。
「最強装備」の意味が分からない
戦士の兜には数値に表れない優秀さがあるのだろうか
まぁ、属性が最重要だから使うなと言えばそれまでなのだが
目的感覚が希薄なので
与えられたこと以上に楽しみを作り出せる人でなければ
モチベーションが続かないのでは?
派手でスピーディな戦闘(1.00)
主人公たちは最初からある程度の強さを持っています。
そのおかげでゲーム開始時点から幾多のスキルを保有しています。
そんな主人公たちに相対するためか、モンスターたちも強力です。
雑魚敵で相手でも、ちょっと油断するかリソースを節約なんて考えてしまえば、あっという間にHPが残り僅かになります。
スキルを使うためのリソースは結構な速度で回復します。
おかげで派手な戦闘を始終続けることになります。
属性も豊富で、属性耐性も重要…らしいです。
らしいというのは属性に無関係に派手にHPが減るので、属性の効果が相対的に判別し難いから、です。
装備品は僅かしか付けることができませんが、一つ一つが複数の属性耐性を持っていることが通例で、ある程度の属性耐性を確保することは容易なようです。
敵の保有属性が判り難いので、実戦で、ともすれば死んで覚えるスタイルとなります。
デスペナルティがほぼ無いため、このスタイルをやり易くなっています。
雑魚戦ですら瀕死に頻繁になる割には、回復も強烈なので案外死なずに済みます。
派手でシビアながらも戦闘バランス設定もとれているのだと思います。
シンボルエンカウントですが、敵の移動速度も速く、不意打ちに近い感覚で近くに出現してきます。
戦闘回避は慎重に狙えばできる、といった塩梅です。
慎重に回避を狙うくらいなら気にせず迎撃した方が楽かも知れませんが。
ただ、なんというか、全般的にせわしないです。
レベルアップ速度も遅いので、レベルを上げて楽になる、といった手段は望み薄です。
ここまで派手でありながらバランスもとれているのは見事の一言とは思います。
ですが、その裏返しで、始終忙しく気が休まる暇が無いため、私の好みには合いませんでした。
派手なシビアな戦闘が好きな方には向いている作品と思います。
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