[制作者]
LUCKY LAMP PROJECTさん
[ジャンル]
シューティングゲーム
金賞
戦闘やマップなど細かいところまで四季をテーマとして統一されていて、画面も可愛い。戦闘や成長・装備・技などのシステムも練られていて快適。フリーシナリオRPGで、この世界の隅々まで冒険してみたいと感じることは大変素晴らしく、雰囲気もゲーム性もしっかりしている良作。
銀賞
[制作者]
デスポン@アトリエデスポンさん
画面演出に力が入っていて、遊んでいて楽しめた。舞台設定や物語も個性的で、かつ受け入れやすい内容でバランスがいい。戦闘システムもストレス無く楽しく進めることができる。古き良き「楽しいRPG」の新作を遊んだようなワクワク感があった。
銅賞
物語の展開とマップ進行のバランスが良く、飽きずに進めることができる。戦闘システムも特徴的で、変わった遊び方ができるところがいい。キャラ設定やセリフにも強いクセがありプレイヤーを選ぶ部分があるものの、強いファンを集める内容。全体的に個性があり楽しめる。
金賞
犯人を推理する遊びをRPGに組み込んでいるところがユニーク。RPG要素も面倒なシステムが無く、サクサク遊べるところがいい。どこかほのぼのしているところもよかった。
銀賞
マップ上に配置された敵を、ちまちま攻略する感覚が楽しい。自由度は適度にあり、なおかつ攻略意欲がそそられる絶妙なゲームバランスなど、全体的にしっかりまとまりがある。
銅賞
[制作者]
雪見大介さん
プロレスをテーマとしているユニークさ以外にも、主人公強化方法や戦闘システムにプロレスらしさがあり、楽しい。BGMが壮大なところも気分を盛り上げて、格闘RPGとしてまとまっていた。
金賞
[制作者]
しゅさん
マップ構成が良く、アクションとしての遊びと華やかなマップを見る両面から楽しさがある。スタート時に導入部がやや長くなかなか遊べない点は気になるものの、全体的に丁寧にしっかり作られているところが好印象。
銀賞
2キャラを同時に操作するパズルゲームとして楽しいことや、頭を使いながら簡単なアクションを楽しめるところがいい。全体的な雰囲気が統一されていて美しく、プログラムも動作がなめらかで快適。
銅賞
数学者と闘う設定や、関連する数学的な攻撃手法がユニークだった。難易度が高いことやシューティングとして弾が見づらいなどが惜しいものの、なかなか見かけないマニアックな方向性は素晴らしい。
金賞
[制作者]
Dreamlike storyさん
RPG風の画面で、戦略シミュレーションを遊ぶコンセプトが面白い。同じ作業の繰り返しが基本なため、内政など毎回移動を繰り返すことやメッセージのウェイトが長い点が快適さに欠けてしまう点が惜しい。発展性のあるアイデア。
銀賞
[制作者]
syazunaさん
戦闘を回避・パリィなどの特徴的なコマンドに分け、戦略性のある戦いを遊びとしている点がいい。敵の状況に応じて戦略的にコマンドを選ぶところが、リアルな戦いのようで楽しい。今後の発展系に期待したい。
銅賞
[制作者]
MinaminoBrosさん
RPGの戦闘風画面で格闘ゲームというアイデアが面白い。格闘中にレベルが上がるシステムも斬新。発展性のあるアイデアといえる。
金賞
オタク同士がイラストを見ながらあれやこれやと語り合う感覚がリアルで良かった。ひとネタごとに一旦タイトルに戻る形式も、気軽に楽しめていい。
銀賞
ギャグ風味のセリフや展開の面白さだけでなく、RPGとしてアイテムや技の必要性がしっかりとあり、戦略的なところが良かった。ただ塔を上るのではなく、脱獄という設定に落とし込んでいるところも良く、楽しく創作したことが伝わってくる作品。
銅賞
勇者の性格がひどすぎるところが面白かった。ネタキャラはよく見かけるものの、ここまで思い切った非道さはある意味リアルでいい。RPGとしてのベタな常識からは外れた遊びでユニーク。勇者がどうなるのか気になってしまう。
金賞
長い長い乙女ゲームをギュッと圧縮し、短時間で学園的な胸キュンから前世や歴史を挟んだ展開まで楽しめる無駄のないところが良かった。配色や衣装デザインなど美しいため、キャラデッサン力の面でも今後に期待したい。
銀賞
[制作者]
cholianさん
おおかみちゃんがとにかく可愛い。ほのぼのした雰囲気と綺麗な色彩で、ほんわかと楽しむことができた。香水や服の組み合わせでエンディング分岐という遊び方もいい。小さくよくまとまっている作品。
銅賞
女王様や魔王という不思議な組み合わせや、特殊な関係性での展開がユニーク。一般的な乙女ゲームとは異なるキャラ設定で勝負しているところがいい。楽しんで制作されたことが伝わってくる作品。
金賞
脱出ゲーム形式に、アドベンチャー風の演出や物語が付加されているところが面白い。実際に「オンラインゲーム」を遊んでいる感覚になる演出はゲームならではの表現で素晴らしい。
銀賞
[制作者]
岡崎シゲルさん
「脱出」「制限時間」「おまけ」等の一般的なゲーム要素に、「勉強からの脱出」や残り時間、クリアによっておまけの画面が変わるなど、世界観を膨らませる演出が素晴らしい。ほのぼのと何度も遊べる作品。
銅賞
脱出ゲームに、時間制限とキャラクター設定の導入で、ゲームとして楽しむことができた。単調になりがちな脱出ゲームにも関わらず、ただあちこち調べるだけではなくセリフが付加されていたり、謎解きも程よい難易度で、しっかり楽しめる作品。
金賞
ライトを照らしながらの探索演出と恐怖感が、お化け屋敷のような怖さで面白い。謎解きや戦闘も趣向が凝らしてあって、驚かせるだけじゃない恐怖感とゲーム性が良かった。難易度も程よくバランスが整っている作品。
銀賞
[制作者]
GE-SENさん
部屋ごとに仕掛けをクリアするステージ型と、キャラ絵が可愛いところが良かった。謎解きがやや物足りない点と、美術館のためか静かな寂しさが淡々としてしまう点が惜しい。
銅賞
現実世界と、回顧を通してゲームを進めるアイデアがユニーク。ただの脱出ではなく、回想しながら記憶を戻し進行するところが面白い。
金賞
戦闘と採掘の2モードで飽きを防ぎつつ、得た素材を合成したり武器を販売するなど、ゲーム性がしっかりしていて面白い。作業ゲーの楽しさがあるので、効果音など快適なプレイ環境が整うことを期待。
銀賞
銅賞
会話やマップデザインが可愛くて、ほのぼのした雰囲気が良かった。平和な世界観でのひとときを疑似体験できる癒し系作品。
金賞
[制作者]
CALMFLAPさん
ノベルゲームに最適化された文章がテンポ良く、登場人物を絞っていること、そして可愛いイラストやBGM等の演出面も揃って、とても心地の良い時間を過ごすことができる。ネタとしてはループもので目新しさはないものの、映像を観ているような体感と、文章力やキャラ個性もしっかりしている完成度の高い作品。
銀賞
人との出会いや夜の回想など、長い旅路での楽しさが詰まっていた。ファンタジーモノのライトノベルを読むような良さがある。謎や異性との出会いも含め、今後の展開がとても楽しみな作品。
銅賞
[制作者]
雨夜曲切さん
ノベルゲームとして読みやすさやテンポなど安定していることや、物語の展開がしっかりしていた。中盤から冗長な印象も出てくるものの、全体的に文章が読みやすく内容も現実的で感情移入しやすかった。
金賞
伏せ字やノイズ、ボイスの使い方など演出技法が特徴的で、なおかつ巧みに恐怖感を表現していた。オチの方向性には賛否が分かれそうなものの、脅かせるのではなく、不気味なにじみ出る恐怖を表現しているところがいい。
銀賞
逃げ回るだけのホラーではなく、呪いという不気味に漂う恐怖感が良かった。推理要素やエンディング分岐、そして友情や恋愛、優しさなど物語の面でもクリア後に良い気分になるような終わり方もいい。
銅賞
[制作者]
Anti-Belphetan(misty_rain)さん
追うものから逃げつつ脱出を目指すタイプのゲームとしては、謎解きや追いかけっこなど、バランス良く楽しめる。序盤から次々と発生するイベントで、最後までハラハラした状態で遊ぶことができた。物語とキャラ絵の特徴が少ないものの、イベントシーンの漫画風演出がユニークで斬新。
金賞
[制作者]
ナーラさん
余計なマップ移動を排除し、物語とダンジョン攻略を交互に遊ぶシステムが楽しい。難易度も程よくサクサク進むため快適。キャラがイラスト・性格共に非常に可愛くて、ストーリー展開も深さを感じさせながら進む形式が良かった。
銀賞
[制作者]
ヒビキソラさん
深夜アニメのような、不思議なのんびりした空気がいい。ノベルで多くなりがちな無意味なセリフが抑えられていて、しっかりと女の子との関係を堪能できるところが良かった。
銅賞
魔法や剣士などの西洋ファンタジー世界で、無理なく恋愛を楽しむことができた。乙女ゲームとしては目新しい展開やキャラ設定ではないものの、男性キャラとの関係性を心地よく楽しみながら、身近な感覚でファンタジー世界を味わえるところがいい。
マップ上で、耳を澄ましながら音を探すという新しい遊び方の提案が良かった。物語の展開やキャラクター設定も安定していて、短編としてしっかり最後までまとまっている。全体的にほのぼのした雰囲気で、優しい気持ちになる。音を全て集めなくてもクリアできるような、クリア・やり込みの選択をプレイヤーにゆだねている点もいい。
無駄な要素を省いて、攻略・宝箱・成長というRPGの楽しい部分に絞られている点が良かった。敵グラがゆるいため戦闘が楽しく、特にボス戦はインパクトがあって「次はどんなボスだろう」と毎回楽しみになる。
全体を通して統一された古城の雰囲気が良く、キャラクターの個性も愛すべき性格が揃っていて、最後までしっかり楽しむことができた。演出面や展開も安心して楽しめる完成度がある。特に序盤・終盤の戦闘が単調であったり難易度が高いため、この作品全体の完成度を味わう前に離脱するプレイヤーがいる可能性がもったいないと感じた。
[制作者]
SNFさん
表現したい独特の世界観がしっかり表現されていた。ゲーム内の詳しい情報は、体験をもって学ぶハードなところも手応えがあっていい。プレイヤーを選ぶが、上級者には遊び甲斐がある。
[制作者]
茶の花マンさん
花札を組み込んだ戦闘システムがユニーク。体力消耗やTシャツシステムなどルール面も個性的でいい。その反面、ゲームに馴染むまで大変だったり、キャラが多すぎて愛着が湧きづらい点が惜しい。オンラインゲーム風味の楽しさがあるが、移動ばかりになりがちなので、初期クエストを手軽にすることや物語の展開を序盤でしっかり体験できるなどの配慮が欲しかった。大きな可能性を秘めている作品。
[制作者]
果南 ビレンさん
漢方調合のような楽しさや、全体を通して落ち着いた空気で不思議な時間を過ごすことができる点がよかった。意味深なイベントを通してそれぞれの考え方が少しずつ表現されるところもいい。キャラ個性もしっかり立っていて、イラストが繊細で美しく、そのタッチも世界観と合っている。
浮気調査というテーマと探索ゲームがピッタリと合っていて面白い。内容がやや単調なところが残念だけど、難易度も優しく手軽に浮気調査気分を楽しむことができる。
[制作者]
Racktさん
テンポの良さとマップデザイン・ゲームバランスや成長システムなど、面倒さを排除し、楽しい部分のみ味わうことができる取り入れ方が素晴らしい。クラスチェンジを繰り返して遊ぶというスタイルもユニーク。
[制作者]
Dreamlike storyさん
クエスト中心の遊び方やモンスター仲間システムなど、RPGの楽しい部分がしっかりしている。戦闘中心の遊びなため、戦闘テンポが遅い点や宿屋が遠いなど長時間プレイ向けの仕様でない点が残念。
[制作者]
ちっぱい国家さん
オリジナルシステムと戦闘や成長システムは楽しい。独自のルールが面白い反面、全体的にウェイトが多い点や説明不足な点、そしてシステム面の操作性など、今後に期待。
新しい戦闘方法の考案がユニークで、物語の展開も楽しい。せっかくの戦闘メインなゲームなだけに、動作のもっさり感やテンポの悪さが惜しい。
ダンジョンの仕掛けや、回復・成長システムなど独自性があり、ゲームとしての楽しさに溢れている。物語の展開は素っ気なさを感じるものの、ゲームとしての面白さがしっかり詰まった作品。
[制作者]
真裕さん
ドールを作成して、ドール自体が冒険するというスタイルと進行がユニーク。世界観や雰囲気、そして戦闘やミッションをストイックにこなすスタイルのため、好みがわかれるものの、物語の展開が気になる設定も良かった。
花札を使った、新しい遊び方の考案が素晴らしい。ルールがやや複雑な点や、勝ち負けの判定がわかりづらいところが気になるものの、手に入れた札を組み合わせて役をつくるところが面白い。
[制作者]
Tears Lab.さん
セーブして遊ぶスタイルを否定し、何度もミステイクを繰り返しながら物語を生み出すプレイスタイルと、物語の展開がピッタリあっている。心の疲れたときに遊びたい作品。
[制作者]
デスポン@アトリエデスポンさん
今回の参加作品は、クオリティの高いゲームが多かった。
特に最優秀賞・優秀賞の2作品は、ゲームとしてまとまっているだけではなく、
個性的な新しい世界観を生み出し、その世界観を細かい部分までしっかりと表現し尽くしていた点が良かった。
キャラクターや世界への愛情を強く感じる。
例年、RPGは激戦ジャンルとなる中、今年は「長編」「短編」「アイデア勝負」と方向性がしっかりしているものが多く、内容もまとまっていた。
それぞれの方向性に向けて無駄な要素を排除し、快適プレイに最適化されている作品が増えているため、
ありふれた流れや、ウェイトが長いなどプレイが快適でない作品は、相対的に厳しい勝負となった。
ノベル・アドベンチャー系のジャンルを中心に、小さくまとめた短編作品が増えていた。
無意味に内容を伸ばさずまとめている点は素晴らしく、フリーゲームならではの良さがあった。
そのような中、これらは文章メインのゲームのため、
その世界観にしっかり入ることができるような、導入部での丁寧な文章表現が大きく明暗を分けた。
女性向けゲームも増えていて、一般的には見かけないような内容もあり、完成度も高い。
イラストのレベルも高く、音声素材などの使い方が巧みで快適なものも増えていた。
「健闘賞」としたい作品もまだまだ多く、全体的なクオリティが高まる嬉しい悩みが増えたコンテストとなった。
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ふりーむ!(お問い合わせは info@freem.ne.jp までお気軽に)
なかなか手が行き届かなかった点等多々あり、拙い所も目に付く作品ですが、プレイしてくださる方がお楽しみ頂けるよう気持ちを込めて作りましたので、これを機に少しでも多くの人が目を通してくれるようになれば嬉しい限りです。
“リズベルルの魔”は個人的にもとても大事な作品となりましたので、今後も何か作品の世界を広げていければと考えております。
是非とも応援して頂ければ幸いです。